第12日目 12月20日
12月8日関空から天津へ向けて出発した凍える大地への旅も12日間の最終日を迎えました。最後の宿のドーミーイン稚内は朝食バイキングの良さでは評判のホテルです。
6:00 期待してバイキング会場へ行きました。
▲ これがウリのイクラ食べ放題朝食です。函館にも有名な朝食で食べ放題のホテルがありますが負けていません。
▲ 数10種類ものおかずや新鮮サラダが並びます。最近の外国人訪日多しに配慮して、日本語の他、英語、韓国語、中国語の表示まで付けてあります。
▲ 私が選んだ今朝の朝食です。普段はこんなには食べられないほどのイクラを贅沢に一杯入れました。外の食堂で食べたら2,500円以上はしますね。たっぷりと食べて完食でした。
▲ ホテルからの稚内市内の眺望です。静かな最北端の町です。北防波堤は途中で切れてはいますが、その向こうには樺太(サハリン)も見えます。
▲ 今日の天気予報です。
昨夜はー5.2℃まで下がったようでしたが今はー3.9℃、名寄と比べると暖かいようです。
今日のこれからの天気も良さそうですのでフライトは心配することはなさそうです。
▲ 8:07 撮影地 南稚内~抜海 Google座標;45.386539, 141.690906
昨日ロケハンしておいた場所までは丁度良い時間帯のバス便がありませんので、タクシーで向かいました。
稚内市こまどりスキー場近くの道路橋からラッセル編成の撮影に挑みましたが、ご覧の通り軌道上に積雪はなく回送で走っている姿です。
来年も神谷さんの雪飛ばしツアーがあるとお誘いを受けていましたので、その時には稚内遠征をもう一度やろうと決めていました。今回の宗谷本線ロケハンで、撮影地が何カ所もノミネートできましたので、次回には雪飛ばしラッセルが撮れるチャンスが来ると今回は諦めました。
▲ 11:19
稚内空港へは路線バスで向かいます。発車は稚内駅前ターミナルです。
11:50 バスに乗って、約30分でターミナルに到着。
① 稚内空港12:55(ANA572)⇒14:55羽田空港
大阪への直行便はありません。JALも飛んではいないので今日は羽田までのANAでのフライトですがマイレージきっぷがありましたので無料です。
▲ 冬季は搭乗客が少ないのかガラガラのフライトでした。
羽田からはJALへの乗り継ぎも選択肢でしたが、今回は新幹線を選びました。
② 品川15:47(のぞみ117号)⇒18:08京都18:17⇒18:28長岡京
京都駅についてから愛妻にTELしますと、待っていました迎えに行きますと、いつものように長岡京駅までぶんしゅう7号で来てくれました。いつもながらありがとうございます。しかし、今回の旅に出発した日に悲しい出来事が発生していました。愛妻が今までで最も寂しい12日間だったと言ったわけが分かりました。
既に心とからだ共、健康を崩してしまって職場にも行けずとなっていました。療養を必要としていたので1月早々から予定していた愛妻と行く北海道、台湾、雪飛ばし、桜の三江線等々の撮影旅行はすべてキャンセルとなりました。改めて好きな事が出来るのは身体の健康状態以外にも幸せな家庭環境も必要なのだと身をもって知りました。
このために「凍える大地への旅 2016年」の紀行記は途中長期間の投稿を中止しておりまして申し訳ございませんでした。未だ起こった現実を受け止められるようになって、気力が戻ったわけではありません。絶望感にも近い状態はまだまだ続いていくと思われますが、幸いなことに鉄道旅行大好きな気持ちだけは失うことなく持ち続けております。
今まで知り合った仲間たちも周りにたくさんおられて、出かけられる前には一緒にどうですかと、まことにありがたいお誘いをいただいております。そして参加して行くことが前へ前へと立ち直れる道かと思っています。できるだけ参加をしていきたい、紀行記を書き続けていきたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。
復活への第一弾は先日DRFC-OBクローバ会に入会された準会員のクモハ73106さん、会員の大津の86さん、デカンショ祭り号さんたちとご一緒した、一足早い真夏の台湾撮影紀行です。現在投稿準備を進めておりますのでこちらも是非にご覧ください。よろしくお願い申し上げます。
『燃える大地への旅 2017年 台湾』は、こちらから
ぶんしゅう様、
お帰りなさい。少しずつ体調と感情を慣らしてから動き始めて下さい。レールは一日列車が通らねばさび付いてしまいます。心も同じではないでしょうか?決して無理をせず、慣らし運転に心がけて下さい。梅雨が明けて太陽が輝けば活動を開始しましょう!
ぶんしゅう様
いろいろ大変ですね。まずは、体力の回復。気持ちは時間をかけて焦らずに!
体力がついたら、楽しみが増えますね。今は絶対無理しないようにね!
米手作市様、マルーン様、励ましのコメントをいただきまして、ありがとうございます。まだ、片目が見えない状態が続いていてうっとうしい毎日が続いています。治療のために何よりも大好きな日本酒が飲めないのは辛い。復活には何かのきっかけが欲しいところですが見つかりません。人生最大のピンチが続いていますが諦めずに頑張ります。ありがとうございました。