「京都鉄道博物館」訪問記

4月14日21時26分に発生した熊本地震は、28時間後の4月16日1時25分頃には最大震度6強の本震発生となり、現在判明しているだけでも尊い44名もの命を奪いました。予期せぬ災害に会われた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
全貌詳細はハッキリしていない中、余震も収まりません。被害は拡大する気配を続け、避難者は約20万人にも及んでいます。救援物資も十分に届かない中、現地で住まいする皆さんの不安感は想像を絶するものだと思います。今は震災に負けず頑張ってくださいとしか言えませんが、何としても耐えてください。お見舞い申し上げます。
私も1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災の際は現役で神戸勤務でしたので震災後の復旧には大変な苦労・思いをしました。余震はいずれ収まるだろうと思いますので、復旧に向けての気持ちだけはしっかりとお持ちください。

地震災害が続いていますのに、無事に過ごせている私の状況を投稿するのは気が引けますが、今年68歳を迎える老人にとっては元気ぐらいしか送れません。今回は4月29日グランドオープンに迫った「京都鉄道博物館」へ行ってきましたので訪問記を掲載させていただきます。

DSC_1594_100▲ 1Fに並ぶ500系521-1クハネ581-35クハ489-1です。展示車両は103系クハ103-1を除いては車内に入れず、外から見るだけでした。正式オープン時には車内に入れる車両もあるかな?

DSCN4406034▲ 8:35 今日の開館は9時からです。10数人がすでにお待ちで、並んで待ちます。

DSCN4409_100▲ 9:00 開館前には長蛇の列になりました。入館して左横には入場券自動販売機が並んでいますが今日は招待客のみの無料です。カウンター嬢からパンフレットを受け取っての入場です。混雑しますので入場は10時からと2回に分けて行われました。

01‗パンフ100101‗パンフ2002▲ パンフレットです。クリックしていただくと拡大します。(以下の写真も同様です。)

DSCN441303701‗パンフ2002_1▲ 博物館本館までにプロムナードが位置します。C62-1クハ86-10系21-1を先頭に3列に並べられています。

DSCN4450045 DSCN4433042▲ 平日とあって主婦層のおばちゃマ達と可愛い幼稚園児が入場者の主力です。

スシ28-301はオープン時には食堂車としていろいろな食事が提供されます。

今日車内が解放されていたのはクハ103-1だけでした。休憩所も兼ねています。

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▲ 本館に入ると国産初の量産型蒸気機関車230形233号機が右手前方に置かれています。
01‗パンフ2002_3▲ 本館1Fの車両および展示物の配置図です。

DSC_1619009▲ EF52-1、その後ろには100系122-5003が見えます。

▲ キハ181-3

▲ DD51-756EF66-35は台車下回りが見られるように展示されています。

DSC_1652012_1▲ 館内には踏切も設置されています。子供たちの交通安全教育には最適です。

DSC_1668016▲ 比べられるように新旧の改札口も設置されていました。どこの駅なのだろうかと同行した皆さんで検討しましたが、下りに北陸線の行き先名、上りには米原が記載されているところから多分「敦賀駅」ではないだろうかと推測しました。

▲ 鉄道のあゆみコーナーです。世界・日本の鉄道の創生から発展の歴史が分りやすく展示されています。
DSC_1760_500その中でも私が最も興味を持ったのが、京都駅西京駅とも呼ばれていた開業1877年(明治10年)の「大阪西京間鉄道線平面概略図」でした。

※ 下の地図や時刻表もクリックしますと、大きく拡大できます。
DSC_1760_100DSC_1760_200▲ 関西では大阪~神戸が日本2番目の鉄道として1874年(明治7年)5月11日に開業しました。大阪以西が延伸されたのは1876年(明治9年)7月26日に向日町までが開業、続いて中間駅として同年7月28日 高槻が開業。 同年8月9日に吹田茨木山崎が開業。 そして同年9月5日 向日町~大宮通仮停車場(現在の梅小路駅付近)が開業しています。地図は1877年(明治10年)2月5日、向日町~京都開業(大宮通仮停車場は廃止)当時のものですが京都は、西京として記載されています。

大阪~京都には5つの中間駅が設置されていますが、運用されている列車は上下各10本でその内4本が高槻のみ停車の快速列車です。全通開業当初から快速運転があったのには驚かせられました。
DSC_1760_100_100▲ ちなみに私の最寄り駅の長岡京は54年も経過した1931年(昭和6年)8月1日に新設開業しています。当時は神足村に位置したところから神足(こうたり)との駅名した。かつて明治時代から生きておられたご老人にお聞きしましたところ「駅が出来ていない時には上り下り勾配のサミットになっていた所では速度がぐんと落ちたので飛び降りていた。」とのお話でした。駅は一面竹林の中のこのサミットに建設されました。

DSC_1791033DSC_1686021_1▲ 2Fには大きなレイアウト(ジオラマ)が設置されています。

今日は時間制限での走行です。お年寄りが多いのですが皆さんも興味津々でお待ちでした。

他、申込制でシミュレーションも多数設置されていて疑似運転を楽しむことができます。

DSC_1658014DSC_1661015▲ 2F奥にはレストランが設置されています。今日は未営業でしたが京都の東西南方向を一望できます。観覧に疲れたらここでコーヒーを飲みながらゆっくりできます。おいしい料理もリーズナブルな料金で用意されているそうです。

この上の3Fにはオープンデッキも用意されています。京都駅を西方向に発車していく列車をご覧いただけます。
DSC_1673017DSC_1674018_1▲ オープンデッキ前の通路にはギャラリーコーナーがあります。ご覧の通り人、3人が並んで通れる幅があります。
近日中に事務局からクローバー会の皆さま方にご案内が届くと思いますが、鉄道写真展の依頼が参っております。クローバー会独自の写真展は、今年は見送り、来春に開催(場所は京都市内で交渉中)されることになっておりますが、先だって今年、ここでの展示要請を受けました。独自とはならず、いろいろと制限がありますが話題性十二分の場所で、多くの入場者に見ていただける期待の場所です。ふるっての応募をお願い申し上げます。

2Fへ降りての車庫への連絡通路からは蒸気機関車が見えました。
DSCN4447044DSCN4444043▲ 大宮や名古屋の鉄道博物館にはない梅小路の最大の”ウリ”は復元されている蒸気機関車たちです。上はC56-160号機、下の車両工場内はD51-200号機が全検とも思える保守を受けています。保守・修理の様子を見ることができます。

DSC_1693_100 DSC_1694_100▲ 扇形車庫に入庫している蒸気機関車たち。一旦休館時には全車、日の丸の国旗を掲げての展示でしたが、4月29日にはそんな姿が見られるのでしょうか。

DSC_1698023▲ 動態蒸気機関車が博物館内の路線を客車牽引して走行します。客車は新しく新製(チキ改造)されています。

01‗パンフ2002_300▲ 館内を出ますと中庭に屋根付きの車両展示スペースが設置されています。

DSC_1776032▲ EF58-150EF81-103を先頭にトワイライト客車2両等が置かれていました。

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DSC_1682020▲ 2F中央部は吹き抜けになっています。ベンチも設置されて俯瞰でも見られます。

もっと詳細にはご紹介もできますが見てのお楽しみがなくなってしまいますのでこの辺りで終わらせていただきます。入場料は1,200円ですが半日以上は見て楽しめる鉄道博物館になっていると思います。
今年のカミングディの見学会にノミネートしても良いかなと思いました。検討して決まりましたらご連絡を入れさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。

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