瑞風と三江線

今月17日から山陰・山陽を走り出した「瑞風」ですが、瑞風が停車する沿線自治体は 豪華列車がわが町に停車することを自慢げにPRし、マスコミもそれに乗っかって 新聞、TVで盛んに報じています。

平成29年6月28日 中国新聞朝刊

同紙

各自治体の観光課や観光協会が歓迎行事を行うことは 各地のいろいろな場面で行われていて、それ自体悪いことではないのですが、今回安浦駅では近隣住民が早朝6:00頃に駅に召集されたり、6:20頃 須波駅でも通過する列車に手を振るために動員されて、ペットボトルのお茶をもらって帰ったという話も聞きました。尾道港からはクルーザーで尾道水道などを遊覧するのですが、そのクルーザーにまで手を振るための動員があるというのはいかがなものかと思います。事前に海岸の清掃までしたという話もあります。住民の自発的な意思で 自然発生的に行われることにとやかく言うことはないのですが、余りに演出、ヤラセがエスカレートしては沿線住民の歓迎ムードに水を差すのではと思います。宮島口駅や尾道駅では瑞風専用改札口まで設けられているのですが、そこまで優越感をあおり 上から目線の演出をする必要があるのか非常に違和感を感じます。そんなこともあって なんとなく写真撮影に出かける気分になれていません。次回の呉線走行は7月11日(火)のようですが さてどうしようかなぁ・・・。

一方の三江線ですが 代替バス問題や資産の処分問題で沿線自治体とはなかなか話がかみ合わないようです。

同紙

片上鉄道保存会の吉ケ原駅での活動も話題になっているようですが、たまたま片鉄を愛する非常に情熱を持った人がおられるので成り立っていますが、自治体や地元住民だけで同じような活動をやろうとしても容易なことではないと思います。

同紙

 

4 thoughts on “瑞風と三江線

  1. 西村様
    「瑞風」騒動の様子、ご報告、ありがとうございます。京都でも、福知山駅で市民が出迎えたとか、城崎駅で歓迎行事があったりとか、連日、報道されています。ちょっと異常ですね。なぜ定員34人、限られた富裕層のために、こんな歓迎するのでしょうかね。しかも、関係者の自主的な歓迎ならまだしも、半強制的に市民を動員するとは常軌を逸しています。“金持ち”へのべんちゃらは、悲しくなってきます。

  2. その動員を誰が仕掛けているのでしょうかね。JRならなにをかいわんやですが、案外単純に煽られた地元自治体かもしれませんよ。小生も富山地鉄へ元京阪のDDを撮りに行った際に岩峅寺の駅で動員をかけられました。たまたま当日が4月16日(だったと思う)の立山黒部アルペンルートの開通日で、開通セレモニーへ参加のお客か初乗りのお客かは知りませんが、それらに適当な時間帯に通る立山行きに手を振って欲しいというものでした。
    それに乗って次の撮影地の立山駅に向かうつもりだったのと、超満員で乗れなかったハライセに手は振りませんでしたが。依頼者は地鉄か地元関係者のようでした。
    大都市はともかく地方では日常的に行われている風景だと思われます。

    • 1900生様
      コメントありがとうございます。韓国のヘラン号という2泊3日の観光列車に乗りました。かつてあったソウル地下鉄の火災事故以来鉄道車両内での火気使用が出来なくなったということで 食堂車はありますがおやつ程度のものしか提供されず、食事はすべて途中下車駅にバスが待っていて 料理店に連れて行ってくれて郷土料理を食べるというスタイルでした。これであれば、地元のバス会社や料理店にお金が落ちるのでそれなりにメリットがありそうに感じました。今回の瑞風は専用バスまで作って、そのバスが列車を追いかけて回送されるということで地元のバス会社には何もメリットはありません。高級旅館への宿泊があってそれが地元への貢献だそうですが、どう考えてもなじめません。木次線のスイッチバックを通り、三江線の江の川の景色を堪能するというようなプランを考えて走らせるのなら褒めてあげたいと思いますが・・・・。乗りたくても乗れない者のひがみでしょうか?

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