第12日目 2月26日 その3
ベオグラード21:50→8:13ソフィア
11:20 総延長が127キロもあるベオグラードのトラムです。終点まで行きたいのですが、どの系統に乗っても、往復約2時間以上はかかると思われますのでNGです。近場で良さそうな所はないかと、地球の歩き方を見ますとカレメグダン公園が良さそうに掲載されてありましたので2系統に乗車して向かう事にしました。
▲ 2系統は環状ラインを走行します。電停には停車するトラムの路線と電停名がハッキリと記載されています。 続きを読む
第12日目 2月26日 その3
ベオグラード21:50→8:13ソフィア
11:20 総延長が127キロもあるベオグラードのトラムです。終点まで行きたいのですが、どの系統に乗っても、往復約2時間以上はかかると思われますのでNGです。近場で良さそうな所はないかと、地球の歩き方を見ますとカレメグダン公園が良さそうに掲載されてありましたので2系統に乗車して向かう事にしました。
▲ 2系統は環状ラインを走行します。電停には停車するトラムの路線と電停名がハッキリと記載されています。 続きを読む
第12日目 2月26日 その2
ベオグラード21:50→8:13ソフィア
国際列車の出るベオグラード本駅は、欧米からのバックパッカーが多い駅です。私も今夜ソフィアへ向けて乗車する駅を明るいうちに見てみたいので、入って見ました。
▲ 駅舎横に展示されているJŽ 11-022号機です。ハンガリーのブタベストで1947年に製造されています。説明書きはペンキが剥がれて読めませんが、ネットで調べてみますと、動輪周1,600㎜、全長21,039㎜、軸配置2D+4、出力1,320w、最高速度90km/hです。
http://www.miniaturna-zeleznica.com/SZ_vlaki/11.php
セルビア鉄道の公式HPは、こちらへ http://www.zeleznicesrbije.com/
第11日目 2月25日 その3
ザクレブ11:16(EN415)→18:05ベオグラード
10:10 ホテルセントラルに戻ると朝食タイムがまだ続いていました。もう一度、コーヒーをいただいてからチェックアウトをしてザクレブ駅に向かいました。

▲ 昨夜購入したベオグラードまでのきっぷです。
サラエボ→ザクレブのきっぷと全く同じで手書きでした。
きっぷを見ますが、行先、乗車日と運賃ぐらいしか書いていなく、肝心の列車番号、発車時間や乗車できる車両の記載がありません。
1番上が表紙です。2014年2月25日~3月11日としてありますので有効期間なのでしょうか?
運賃は、281.78kn(クーナ)で、約5,300円です。
ザクレブ~ベオグラードは、約444.2キロですので日本JR幹線なら7,340円です。
乗車する列車は、国際列車ですので特急扱いと考えるとJR-A特急料金なら2,910円、合わせて10,250円です。日本と比較すると1/2ですね。サラエボと違って支払いは、VISAカードでできました。
1番下のメモ書きはきっぷの裏面で、車内検札の際に車掌がサインしたものです。サラエボ~ザクレブに乗車時も同様のサインがありました。
第11日目 2月25日 その2
ザクレブ11:16(EN415)→17:32ベオグラード
8:17 国鉄ザクレブ駅前電停に立ち、これからどこへ行こうかとホテルでもらった市内地図と地球の歩き方を見ながら考えますが、今どこにいるのかぐらいしか分からず全体像が全く読めません。サラエボのように山に囲まれていませんので、視点が確かめられる目標物がありません。少し動くだけで東西南北が分かずの方向音痴になります。
こんな時はとにかくトラムに乗って移動することで糸口がつかめます。1番良いのは終点まで行って見ると、距離感がかなり分かってきますが、今日はベオグラードへの列車移動が決まっています。自ら探索できる時間は約2時間程度しかありませんので、トラム路線でも10系統が走行しているイェラチッチ広場を目指すことにしました。
イェラチッチ広場までは距離的にも約1.2キロと近く、わずか2電停先です。10系統(日中は7系統)も停まるのだったら大概のトラムは行くのだろうと勝手に思い込んで目の前のトラムに乗りました。
ただ手元で見ています路線図は簡素化した直線で描いてありますので、地図と合わせて見るには慣れが必要です。当然、理解が出来ていなく、頭の中でのナビゲーションも出来ていません。発車後、右に90度回ってから真っ直ぐに行くと思っていましたら、途中から左方向に90度曲がってしまいました。これではイェラチッチ広場に行きません。周囲の光景も気になりましたので、1電停で降車です。
第11日目 2月25日 その1
ザクレブ11:16(EN415)→17:32ベオグラード
今日はセルビアのベオグラードへと国際列車で向かいます。どんな車両になるのか楽しみです。発車は11:16ですので、それまでトラムの撮影ができます。
▲ トラムの日中の路線図です。15系統が運行されています。興味深いのは終点電停や中間主要電停にはバス乗継が表示されていることです。市内中心部はトラム、郊外へはバスで行くとハッキリとした交通体系が出来ています。
【 ザクレブのトラム 】
ザクレブの路面軌道は、1891年に760㎜ボスニアゲージの馬車軌道により始まりました。当初は馬1頭がトレーラーを牽引して、7.5km/hのスピードで約8キロの路線を走行したそうです。
路面電車になったのは1910年8月18日からで、ゲージも1,000㎜に改軌されて、ブタペストのGanz&Co製造のモーターカー28両と14両のトレーラーが投入されました。
現在は路線が延伸されて総延長51.4キロ、低床式5両連節車も大量投入されてザクレブ市民の必要不可欠な足として利用されています。
トラムを運用するザグレブ公共交通会社 ZET (Zagreb Electric Tram)の公式HPはこちらです。路線別時刻表や詳しい歴史がみられます。
前回、Part15の紀行記を投稿してから、ほぼ1ケ月を経過しました。国内の旅を優先して中断しておりましたが、再び投稿を続けさせていただきます。
訪問した地はこれからがシーズンを迎えます。行かれる方も多かろうと思いますので、できるだけ丁寧に案内を書いていきたいと思っておりますが、既に2ケ月を経過しています。果たして確かな記憶があるのかが不安です。
第10日目 2月24日
サラエボ10:46(396列車)→19:51ザクレブ
サラエボからご一緒させていただいたみなさんは帰国、または私とは違った地へと向かわれました。サラエボに残ったのは私一人です。今日からは言葉が分からず、経験したことのない初めての地での一人旅です。何かトラブルが起こっても頼る人はなく、自分一人で対応しなければなりません。不安一杯の朝を迎えました。
第5日目 4月12日
5:40 今回の旅では最も寒い朝をを迎えました。朝方には寒さで目が覚めました。
ぶんしゅう7号は車の屋根の上にテントが付いた車です。車内と違って外温の影響を受けますので寒さには弱いのが欠点です。
北海道でも10月に3℃以下になってシェラフに毛布の追加、湯タンポの購入を強いられました。
今朝も同様ですが、そこまでの耐寒用具は今回準備していません。エンジンをかけての暖気確保と煮込みうどんを作って体の中からの対応としました。
朝食後は、久美浜湾をぐるっと回って5月イベントで宿泊するリゾートピア久美浜に立ち寄りました。
▲ リゾートピア久美浜付近の地図です。久美浜駅からはTaxiで約10分です。駅前に客待ちをしていない時は、駅で呼んでもらいます。ホテルで合流される方は、到着後ホテルに電話をして送迎車を呼んでいただくか、またはTaxiをご利用ください。
第3日目 4月10日
6:40 昨夜潮騒を聞きながら就寝した時は、暖かかった車内も朝方にはぐっと冷えて5℃近くになっています。天気予報どおり風が出てきて沖合は白波が立ちだしました。朝は快晴ですが、昼前には雲が空を覆うそうです。
今回の旅は、桜を追いかけてが目的ですが、もう1つ花粉症に苦しんでいますので、潮風が吹く場所の方が過ごしやすいと避難目的もありました。
今日は、自宅にいる時同様に車内でTVを見ながらPCを開いてゆっくりとした朝の時間を取りました。
10:18 KTRのHPでは、「リゾート地の玄関口にふさわしく、青い空と海に映えるパステルカラーのペンション風駅舎」と紹介されている丹後神野駅に、到着。京都府内のKTR各駅は、創業時に国鉄時代の木造駅舎を所在地の市町村負担で改築しています。
この辺りは桃や梨の果実栽培が盛んな地域です。桃や梨の花も開花を迎えていますので沿線でどこが多いか駅員さんに聞いてみました。すると今まで探していた木津温泉~丹後神野ではなく、丹後神野~甲山が多いと言われます。教えていただいた通りに甲山方向への踏切手前を右折して農道を進みますと、満開の果樹園が広がっていました。
第2日目 4月9日
6:43 木津温泉駅前で朝を迎えました。かつての2番ホームから満開の桜花を入れてのアングルを探しますが、中々上手くさばけません。どうしようか迷っている内に宮津発豊岡行きの1番列車311Dが来てしまいました。
撮影を済ませて駅舎に入りますと、早くも女性駅員が来ていました。(木津温泉はKTRで15駅ある有人駅の1つ。)
挨拶しようと顔を向けると、即座に「入場券を支払ってください。」です。おいおい違うだろう、初めて朝会う客に向かって最初にいう言葉は、まずは挨拶から、「おはようございます」だろう。この駅は交換駅ではなく、乗降客が多い観光地の駅です。
それなのに挨拶の基本ができていない。挨拶は接客への基本中の基本です。本人の素質がないのか、または教育ができていないのか、小さな事ですが非常に重要な問題です。
駅員勤務時間中は入場券は必要です。KTRの公式HPでは、7:15~17:05と、明確に掲載されています。本来は、支払う必要のない時間ですが、宿泊もさせていただきましたので購入はしました。
今日は1日フリーきっぷでロケハン予定でしたが、この駅では買う気がしません。隣の有人駅網野へと向かいました。
バタデン撮影、KTRロケハンから京都に戻ると、桜は満開を迎えていました。用事のついでに新しくできた梅小路の京都市電展示場に行ってきました。およそ30種類170本もの桜が植えられた公園内では、垂れ桜の並木が続く中をN電が走っていました。
▲ 撮影は2014年4月6日、ソメイヨシノや八重桜は散り始めでしたが、垂れ桜は丁度見頃でした。
第1日目 4月8日
この時期は天気予報と、にらめっこが続きます。撮影に出るのは桜が目当てですので、雨だったり、曇っていたりでは写真になりません。愚図っていた空も晴れあがり小春日和の穏やかな日がやってきました。この陽気は当分続くようです。ぶんしゅう7号は既に3列目シートを取り外してキャンピング仕様にしてあります。12時過ぎに荷物を再チェックして出かける事にしました。
目的地は、北近畿タンゴ鉄道(KTR)です。好天気が続く限りの旅です。
第5日目 3月30日
昨日昼から降り出した雨は止みません。8時過ぎに千住のヤスベーさんにご挨拶してから朝の山陰道を東に戻りました。バイパス、無料高速と順調に思えましたが鳥取近くになると信号もないのに渋滞に巻き込まれました。今日は日曜日で、雨とはいえ行楽シーズンです。家族連れで行楽地に向かわれる車が多く、鳥取を抜けるのに時間を要しました。
それでも市内を過ぎると、快調に走れました。目的地の豊岡までは海岸べりルートと山中ルートを選びますが、今回は走りやすい山中ルートを選択しました。
▲ 13:00 米子~豊岡の走行距離は約175キロ、所要時間は約4時間30分強で豊岡駅前に到着しました。今日は14:01に豊岡を発車する「あかまつ2号」に乗ってのロケハンです。
ただ、豊岡駅に無料の駐車場がありませんので、2駅宮津寄りのKTR久美浜駅に車を置く事にしました。
第3日目 3月28日 その2
JR境線のちょっとだけ撮影を終えて、松江から来た道を戻りました。
11:50 丁度、昼食時間です。
東横インの駐車場にぶんしゅう7号を置いて、昨夜大津の86さんと宴をやりました”海鮮問屋 博多”に皆さんをお連れしました。
米子や松江では昼食を食べるのに格安豪華なお店が多くあります。ここは松江に営業に来るたびに探した美味しくて安い店の1つで、お奨めのお店です。
これで1,000円!(税別)は、他では味会えません。松江を訪れる方は一度立ち寄って食してみてください。東横インの一筋宍道湖寄りにあります。
▲ 今日と明日の撮影地は、団長さんにお任せです。ダイヤグラムは平日及び休日用を自作されて、運用車両も調べられてこられています。おかげで、私は運転するのみで楽勝でした。ありがとうございました。
地図上の番号は、今回の撮影地です。2日分を掲載しております。
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第3日目 3月28日 その1
6:00 起床後見るのは空模様です。11階から見る外は真っ白で、霧が一面に立ち込めていました。外へ出ても近くの松江駅が見えません。
今日は東京からクモハ73106東ウラ団長さん率いる本隊4名が10:20に米子空港に着かれます。着かれて直ぐに大山をバックに境線を撮りたいと望まれていますが、今日の朝の光景では難しそうです。
8:30 朝食後、米子空港付近のロケハンが必要ですのでぶんしゅう7号に乗って向かいました。
▲ 松江駅前から米子空港へは米子市内を経由すると遠回りになります。中海の中の大根島を渡る縦断ルート(約28キロ)が最短コースです。
中海には汽水湖を横断する埋め立て道路があり、大根島から米子空港のある弓ヶ浜半島へは、TVCMで有名になった「ベタ踏み坂」の江島大橋で結ばれています。
中海の松江側は湖上に霧が立ち込めていましたが、大根島に渡るとスッキリと晴れて江島大橋(長さ;1.7キロ、高さ44.7m)からの眺望を見ながら走行できました。
”2014年 遥かなる東欧の旅”を掲載中ですが、先日一畑電鉄と北近畿タンゴ鉄道に行って参りました。これから桜シーズンにもなります。撮影地ガイドの最新情報となると思いますので、先に掲載させていただきます。
第1日目 3月26日
① 自宅14:08→18:48道の駅 神話の里白うさぎ
1月の台湾撮影に同行させていただきましたクモハ73106東ウラさんより一畑電車を撮りに行こうかと計画しています。一緒に行かないかとのありがたいお誘いが入りました。一畑電車は米っ子時代によく撮影に行った所ですが、2008年以降はご無沙汰しています。久しぶりに会いに行って見るかと参加を申し込みました。
今回の参加者は、台湾メンバーだった準特急さん、大津の86さん、千住のヤスベーさんとT崎さんの合計6名です。丁度ぶんしゅう7号に乗車できますので、京都から回送することにしました。
東京からの4名は成田空港からのスカイマークで米子空港に2月28日に着かれます。遠回りにはなりますが、5月のクローバー会北近畿タンゴ鉄道ツアーがありますので立ち寄ってから一畑電車に向かう事にしていました。ところが降り出していた春の雨は止まず、延期に次ぐ延期でこれ以上は出発を待てない2月26日の昼過ぎとなりました。もう往路での北近畿タンゴ鉄道の訪問はできません。復路訪問に切り替えました。
▲ 自宅からは京都循環自動車道、以西は国道9号線と降りしきる雨の中を走りました。
18:48 自宅からの走行距離は約210キロ、運転時間約4時間半で「道の駅 神話の里 白うさぎ」に到着。近くのコンビニ内で夕食を食した後、近くの温泉を聞きますと、吉岡温泉が近いかなと教えていただきました。
町営共同浴場の吉岡温泉館でゆっくり運転疲れを取ってからビールを飲んでの就寝となりました。
第8日目 2月22日
朝起きて気にかかるのは天気です。
昨夕からの雨は止まず降り続いています。撮影意欲は萎んでしまいますが、あらゆる状況下でも何とかするのがカメラを持つ者の腕の見せ所と思い直して出かけます。
ここのレストランの朝食もバイキングではなく簡単なプレートは運ばれてきました。コーヒーがブラックを選べないのが不満です。
8時前 撮影地① 標高195m
バスに乗って最初に案内されたのは、昨日最後に撮ったポイントです。日本人グループは、昨日車上からの石炭投げ捨ての洗礼に会いましたので汽笛が聞こえても線路際に行く気がしません。またこちらに向かってくる石炭搭載列車はバック運転ですので尚更です。1部のドイツ人が線路上で撮るのを遠くから見ていました。
▲ 8:12 ところが来た蒸気機関車は正向きでした。しまったと気が付いても線路際に行くには時間がありません。選ぶは、流し撮りだけでした。