2014年 遥かなる東欧の旅 Part15 ボスニア・ヘルツェゴビナの現役蒸気機関車 その3 Rangierenの19-12号機を撮る

第9日目 2月23日 

今日は、2月18日の現地集合からの5泊6日のツアー最終日です。午前中は、Banovici駅構内でのヤード作業を撮った後、サラエボ空港に向かい現地解散地となります。
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8:08 ホテルからのバスは、いつもの小型バスとは違って大型車がきましたが途中の橋は重量オーバーで渡るのは危険です。

全員、橋の前で降ろされて運転手だけとなったバスはゆっくりとスピードを落として渡りました。
地図01_1▲ ホテルからBanovici駅までは、約10キロ弱、約30分で到着しました。


0203▲ 8:27 構内では、C形タンク現役の19-12号機が元気よく猛煙を噴き出して作業中です。

04▲ 銘板によると1948年製で、私と同じ齢です。私はもうリタイヤしていますが、こちらはまだ元気で現役です。

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▲ ヤードの上を見ますと、もう1本の煙が立っています。
お聞きしますとナローゲージの鉄路があるとの事ですが、こちらの方は今日の撮影コースには入っていないと言われました。
行きたいのは山々なれど、仕方ないと諦めましたが、皆さんは熱心な鉄ちゃんです。聞くより先に向かっておられました。
一緒に行かれたO氏より送っていただいた写真を掲載させていただきます。

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0129_large▲ 下のヤードは標準ゲージのCタンク形ですが、ヤード上の採炭場路線は760㎜のナローゲージでもD形テンダー付きです。私も撮りに行くべきでした。

08 091011▲ C形タンクの19-12号機は、ヤード狭しと動き回っています。
その都度皆さんは走って追っかけられますが、老体の私は付いていけず遠くから望遠レンズで見るのみです。
爆煙も捉えきれずでした。

途中からは諦めてヤード歩道橋からに切り替えました。

161818_3▲ L形ディーゼル機関車、732-195号機もおりましたが今日は私たちの為にお休みです。こちらは1975年製で熟年の39歳です。

14131524▲ ヤード作業を続ける19-12号機。爆煙も良いですが、舞う白い煙も絵になります。

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202122▲ 9:50 たった1両の蒸気機関車でしたが、前・横・上・後から、また流し撮りと元気な姿を堪能できました。これで今回のツアーの締めくくりが終わりました。

地図02▲ Banovici駅~サラエボ空港は約120キロ、約2時間強で到着です。ここで帰国するドイツ人グループとはお別れです。日本人グループは、O氏夫妻とミーシャさんの3人はモスタルに向かわれる為にサラエボBTへ、他の6名の皆さんは今日の20:40発のフライトでイスタンプールへ向かわれます。フライトには時間がありますので、一旦サラエボ旧市内に向かう事になりました。

25▲ 13:00 サラエボ空港からTaxiで旧市内のホテルに到着。私の宿泊するホテルで荷物を預かってもらいたいとお願いしますと、おばちゃまは快く了解いただけました。感謝、感謝です。

2728▲ 荷物を預けてからは、皆さんと街角散歩とトラム撮影を続けました。

16;50 ホテルに戻るとおばちゃまは皆さんの為にボスニアコーヒーを入れてくださります。
また今回も空港への安いTaxiも呼んでくださり、皆さんをお送りできました。

さあ、これからは一人旅です。中国とは違って慣れていない初めての地です。どうなるかの予測はつかず不安一杯の夜を過ごしました。  Part16へ続く

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