米手作市様に教えて頂いて録画しておいた三江線旅番組を先ほど鑑賞しました。録画しておいた方が途中のしつこいCMをジャンプして見れるので効率的ですね。ぶっつけ本番旅には良い面もありますが、宿が無くて太田市に泊まる三江線の旅とはいかがなものかとは思いましたが、マアそれは良しとしましょう。駅前風景やそれなりに走行風景も出てきて楽しめましたが、この手の番組を見ていていつも感じるのは、日本全国どこに行っても突然の来訪者への地元の人たちの親切な対応です。半世紀前のtsurukame氏ご紹介のステホ旅で駅長が官舎の風呂に入れてくれたエピソードがありましたし、私自身も各地で見ず知らずの方にお世話になった多くの思い出があります。半世紀前だけでなく今でもこの良き精神風土が受け継がれていることをうれしく感じた番組でした。
投稿者「西村雅幸」のアーカイブ
尾鉄のお宝発見
「尾鉄」と書くと「尾小屋鉄道」と「尾道鉄道」の2つがありますが尾道鉄道の方です。尾鉄は1964年(昭和39年)8月1日に尾道ー石畦(いしぐろ)間が廃止され、バス会社に転身しています。現在の中国バスにあたります。石畦から先の御調(みつぎ)町市まではそれ以前の1957年(昭和32年)2月1日に廃止されています。先に廃止されたこの区間には最急勾配40‰の長い峠越えがあり、私鉄では珍しいスイッチバック駅 諸原(もろはら)駅がありました。今に残る尾鉄の遺構としては4号トンネルが有名ですが、それ以外ではかろうじて諸原駅前後の線路跡が道路として残り、スイッチバック駅であったことが現認できます。2014年にどですかでん氏と現地を訪れたときのスナップです。
左手にまっすぐ伸びる舗装道路が市から諸原駅に入ってくる線路跡です。右手に斜めに登って行き、両側に桜並木があるのが、尾道方面への線路跡です。
続 三江線
三江線2題
相も変わらずローカルネタです。全線廃止の正式表明まで10日ほどとなりましたが、今朝の中国新聞から2つに記事をご紹介します。
遠路三江線に早稲田の学生さんを招いて津軽三味線を聞くという、津軽鉄道で開催されてもおかしくないようなイベントが三江線で行われたようです。連日の猛暑のため三江線でも8月に入ってもうすでに何度かレールの温度上昇で運転見合わせが報じられています。安全第一が大原則であることには異存ないのですが、雨が降れば・・・、雪が積もれば・・・、温度が上昇すれば・・・とリスク回避の度が過ぎていないかと思ってしまいます。せっかくの貸切列車が途中で代行バスにとってかわるようでは 主催者もガッカリされたことでしょう。
広島県立歴博の鉄道展
7月21日の73781で福山にある博物館で鉄道展が開かれるとの小ネタを提供致しました。この鉄道展を取り纏められた山本主任学芸員が中国新聞にこの展覧会の目玉を紹介されていますので その記事を引用致します。
三江線のその後
いつのまにか「江の川鉄道」に
三江線(続報)
早ければ2018年春にも
廃止か存続かで揺れる三江線問題ですが、8月1日 JR西日本が全線廃止へ向けて一歩を踏み出しました。今朝の中国新聞朝刊の記事です。いきなり全線廃止と言うと地元のショックが大きいと思ったのか、「9月1日に全線廃止を表明しますよ」という事前予告です。どうせ廃止ありきで考えていて 考え直す気もないのなら事前予告など不要だと思うのですが。
脱線しにくい台車のこと(続報)
荒木祥智様から試験台車を履いているのはJR東のサハ204-105だと教えて頂き、早速(遅れ馳せながら)確認のために山に登ってきました。まずは全景から。
標準レンズで撮るとこんな感じで、車両の位置が判りにくいでしょう。中央やや左寄り 川沿いの木立の手前にマルーン2両+アルミ色1両が停まっています。 続きを読む
脱線しにくい台車のこと
備後の小ネタ2題
相も変わらず新聞ネタで失礼します。
1.広島県立歴史博物館の鉄道展
福山駅のすぐ北側にある同館で7月22日から9月11日まで開催される企画展「ひろしま鉄道ヒストリア」の紹介記事です。同館は何年かに一度鉄道展を開き、図録も出されています。今回もあるのでしょうか。鞆鉄や両備鉄道のコーナーも気になります。私は講演会のある日に訪れるつもりです。
広島の小ネタ 2題
選挙と広電
第24回参院選が公示され選挙戦が始まりました。すると広電恒例の啓発花電車が走ります。22日の中国新聞記事をご紹介します。
この写真では判りにくいのですが、使用される電車は元神戸市電の582号の筈です。かつて570型は17両もいたのですが 今ではこの582号1両だけとなっています。3年前の第23回参院選のときに I氏と一緒に撮影したショットを添付します。もうあれから3年経ったのだと 暑い夏の日を思い出しました。次回平成31年の参院選のとき この582号が元気でいるかどうかも気になりますが それよりも自分自身が元気でカメラ片手に広島の街を歩いているかを心配した方がよいのかも。まずは今回 7月10日までに一度出かけないといけません。昨夜来の大雨が上がり、晴れ間も見えてきたので 善は急げと出かけようと思ったら、瀬野付近での土砂崩れで115系4連が脱線して不通になっているそうで、出鼻をくじかれました。日を改めて出かけることにします。
43年前の越美北線
ぶんしゅう殿の越前路の旅が連載され、なつかしく拝見しています。1973年(昭和48年)3月に越美北線を訪ねた際に追いかけたカマ28651が九頭竜湖に保存されていることを初めて知りました。以下は白山の山なみがまだ真っ白な3月15日の撮影です。
水害で橋が流され、長く不通となって廃線も話題になったのは確かこの橋だったように思いますが、ウロ覚えです。
「兵庫・鷹取工・高砂工・姫路5」に寄せて
久方ぶりに湯口大先輩のお宝画像が登場し、じっくりと拝見しています。その中で控車ヒ104が紹介されました。釈迦に説法のようで恐縮ながら、控車には航送用と構内用がありました。このヒ104は構内用だと思います。大きな駅や操車場で入換機関車とセットで使われていました。さすがに私はヒ100を見たことはありませんが、ヒ600は写していました。
広電ビール電車
よく冷えたビールが恋しい季節になってきましたが、こんな記事が載りました。詳しくは6月20日に広電ホームページにお知らせが載るそうです。
車両は768号のようです。768号は昭和40年代に大阪市交から広島にやってきた古老ですが、窓回りなどはかなり改造され、台車まで赤く塗られているようです。ところで 定員26名、広島・西広島間往復1時間40分で129800円だそうです。定員一杯の26人の団体として ひとり約5000円です。ビール飲み放題でお弁当付きだそうですが 決して安くはないように思います。そう思うと昨年の広島ツアーでの貸切電車は もちろんビールも弁当もありませんが 28名 約1時間で15000円 おひとり535円はお得感一杯でした。
がんばる井原鉄道
運行管理収支、旅客数が右上がりの井原鉄道です。第三セクター鉄道ですから自治体負担分を含めた会社全体の収支でも評価すべきでしょうが、少なくとも旅客数の増加は営業努力の成果として拍手を送るべきでしょう。通勤、通学の定期券収入の多寡が命運を分けることも確かなようです。なお旅客数の増加、収支改善には 昨年米手作市様ご夫妻も貢献されております。
吉備線LRT化の動き
中国新聞に小さな記事が載りました。
今年度中に何らかの方向付けがなされるようです。岡山のベッドタウン的なエリアであり 大学や吉備路の観光スポットもあり、平坦地のためLRT化には好条件がそろっているように思えます。山陽本線をまたいで1067mmの岡山電気軌道とつなげば、更なるメリットも期待できるのではと思います。吉備線はかつての中国鉄道ですから、駅間も短く、福塩南線のように買収私鉄の雰囲気が残る路線です。沿線には中国鉄道時代の橋台や橋脚がいくつも残っています。いまのうちに記録しておかねばと思っています。やや古いスナップですが備中高松駅の交換風景を添付しておきます。ついでに稲荷山支線も復活してもらえば言うことないのですかが・・・。
福塩線の通学列車を追って
また福塩線か、また中国地方かとブーイングが聞こえてきそうですがご容赦を。「中間考査」なるものに縁がなくなって50年近くが経ちます。徹夜で丸暗記とか、ヤマをかけてマル外れとか、一旦昼寝してから夜に勉強するつもりが熟睡してしまって赤点とか そんな思い出多いのが私のテスト期間です。今どきの高校生たちのテスト期間中の様子や通学列車の雰囲気を見たくなり、丁度どですかでん氏が日帰りで福塩線の乗り鉄に来られるのに合わせて出かけました。列車本数も乗客も多い都会の鉄道では通学生はそれほど目立たないでしょうが、通学生が頼みの綱の地方線区では学校行事と列車運行が連動している状況を今まで考えたこともありませんでした。今回は撮り鉄ではなく、乗り鉄なのでマイカーを使わず JRに貢献することにしました。
福山発11:15の府中行き243Mに乗ります。福山市内の高校も中間試験中なのでしょう。こんな時間帯に いろいろな制服の高校生が大勢乗っています。沿線には大学もあるので大学生も乗っています。





















