備後の小ネタ2題

相も変わらず新聞ネタで失礼します。

1.広島県立歴史博物館の鉄道展

福山駅のすぐ北側にある同館で7月22日から9月11日まで開催される企画展「ひろしま鉄道ヒストリア」の紹介記事です。同館は何年かに一度鉄道展を開き、図録も出されています。今回もあるのでしょうか。鞆鉄や両備鉄道のコーナーも気になります。私は講演会のある日に訪れるつもりです。

H28-7-21 中国新聞朝刊

H28-7-21 中国新聞朝刊

詳しくは下記の案内チラシをご覧下さい。http://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/211465.pdf   なおこのチラシの中にミニSLの運転というイベントが書かれています。地元福山市にある工作機械メーカー シギヤ精機製作所にライブスチームの運転を楽しむ大型鉄道模型のサークルがあって、地元の各種イベントに協力されているのですが、このサークルが歴博の前の広場にレールを敷いて走らせるのではないかと思います。一昨年の三原市でのイベントの様子をご紹介します。

ミニ鉄道の説明看板

ミニ鉄道の説明看板  平成26年524日 三原市宮浦公園にて

LPGを燃料にしたSLと

LPGを燃料にしたSLとうしろにはDBも

2.尾道駅 駅本舎の建て替えについて

H28-7-21 中国新聞朝刊

H28-7-21 中国新聞朝刊

同 32面

同 32面

尾道市はしまなみ海道を島伝いに自転車で四国へ渡るスタート地点として人気が高まり 外国人観光客も増えており、尾道水道に面した倉庫街の古い倉庫を改造し 部屋に自転車を持ち込めるホテルがオープンしています。一方尾道・松江線 通称「やまなみ街道」も開通し、また「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」として日本遺産の認定を受けたこともあって 観光客誘致に力を入れており その流れでの駅舎改築だと思われます。来年春からはトワイライトエクスプレス瑞風も走りますが、確かに尾道駅には停車するようですが、これは単なる時間調整のための運転停車のはずで、駅前におおげさに「祝 トワイライトエクスプレス瑞風停車」と垂れ幕を掲げるのは過剰宣伝だと思うのですが・・・。尾道駅の下り線は1線1面しかなく、下り列車の長時間留置はできません。上り線には待避線があります。三原から呉線に入って呉で折り返してきた上り列車を ここに停車させるのだと思いますが、運転停車であってドアは閉まったままで 乗降はない筈です。そのことをもって「瑞風が停車する駅」と宣伝するのは誇大広告・だまし宣伝ではないでしょうか。さてこの瑞風ですが すでに車両は完成しつつあるようです。戦前のキハ43000以来の電気式ディーゼルカーのようですが、さすがに21世紀の車両だけあって蓄電池を備えたハイブリッド式だそうです。車両形式も「キイテ」「キサイネ」など耳慣れない形式が並ぶようです。いつ頃から現地試運転が始まるのかわかりませんが、春になると沿線では大騒ぎが予想されます。一方 先般の大雨で呉線は約半月 土砂崩れでバス代行輸送されていました。何億円もかけた、一般庶民には縁遠い豪華車両が ひとたび雨が降ると 保線も充分ではない線区を「制限25」でそろりそろりと走る姿を想像すると 滑稽さを感じてしまいます。このアンバランス感を払拭できない私ではありますが、そうは言いながらやはりカメラ片手に呉線沿いの追いかけをすることになるのでしょうが・・・。

4 thoughts on “備後の小ネタ2題

  1. いつも山陽筋から現地ならではの話題をご提供いただき有難うございます。瑞風の尾道停車は何のためなのでしようかねえ。確かに待避線はありますが、現行ダイヤでも退避列車の設定は無く、非常時のための設備のようですから、仮に時間調整のためだとしても、なにもわざわざ尾道で行う必要はないと思いますが。退避線が上下本線の中線に位置するなら、まだいくらか使い勝手はいいですが。旅客にとっても、止まるだけ止まって下車観光もさせないのでは、そのうち暴動が起きるのではと危惧しますね。
    特急停車の大騒ぎといえば、憶えておられる方もおられると思いますが、昭和36年10月のいわゆる「白紙大改正」時の、82系ディーゼル特急「白鳥」号の能生駅騒動を思い出します。当時北陸本線の泊~直江津間は親不知で有名な海岸沿いの単線で、能生駅で上下白鳥が「運転」停車して交換するダイヤが組まれました。これを伝え聞いた能生村の村長さんが特急停車と早合点して、祝賀会が計画されるなど大騒ぎになったものです。すぐに客扱いは無いことがわかって一件落着となりましたが、残念会が開かれたという話は聞こえてきませんでしたね。
    そもそも「運転停車」なる取り扱いが本格的に導入されたのが、このサンロクトウだったと思います。したがって従前の概念に従えば「止まれば停まる」と思い込むのも無理のないことではありました。それまでは手動ドア(デッキ)の客車はもちろん、自働ドア装備の電車や気動車でさえレッキとした「客扱い停車」として、時刻表にも発車時刻が掲載されていたものです。優等列車本数の多い単線の幹線では、この時刻を活用してダイヤ研究に励んだものでした。もっともさすがに3610直前頃には電車・気動車はドアを開けなければよいことに気がついたのか、ボチボチ運転停車が普及してきていましたが。

    • 1900生さま
      コメントありがとうございます。能生駅の騒ぎの件 全く知りませんでした。そんなことがあったのですね。客扱い停車については 言われてみると確かにそうでした。時刻表を見ていてなぜこんな駅に停まるのだろうと調べると 交換だったということがよくありました。こんなことを書いていて思い出したのは 運転停車とは関係ないのですが、平成元年に家族で九州旅行をしたとき、小倉から西鹿児島まで日豊線の急行「日南」のB寝台を奮発したときの思い出です。オハネフ25は発電機の故障で真っ暗なまま小倉を発車するし、都城では車内のスリッパのまま寝ぼけまなこのおばさんが下車していったりといろいろありました。都城から西鹿児島までは各停となって2時間かけて走るのですが、普通列車ですから各駅ごとにドアは開けられて、退屈している子供たちとホームにおりて交換列車を見送ったこと、山の中でまた停まったので降りてみようとしたら 南霧島信号場でドアが開かなかったことなど のんびりした夜行列車のシーンがよみがえってきました。豪華列車に閉じ込められて行く旅も鉄道旅でしょうが、もっと自由な鉄道旅ができれば良いのにと思ってしまいます。

  2. ついに尾道駅も建て替えですか。広島旅行の帰りに尾道で降りて、ここからバスで今治へ行きました。オレンジフェリーで大阪に帰るためですが、一度行った所に再び行くと感じるのですが、帰ってきたような感じがするのです。どこでもそのような感じです。この時も駅には瑞風停車決定という張り紙があちらこちらにありました。観光のために停車するのかと思っていたら運転停車ですか。せっかく新しい駅に展望デッキができるのであれば降りて風景を見てもらい、はっさく大福などを食してもらうのが一番だと思うのですが。展望デッキまでいくのであれば西村さんご一緒して休憩したところもいいと思います。それよりも以前テレビで空き家になった家が多くなり、倒壊の恐れがあるような家もあるそうです。尾道市はその対策に苦慮しているというドキュメントをやっていました。今度、尾道に行った時は坂のある町をぶらついてみたいと思っています。ところで三江線は制限速度が低速なのでなかなか進みません。そのうち三次に到着するでしょう。

    • どですかでん様
      コメントありがとうございます。瑞風の詳しい行程はまだよくわかっていませんが、先に走った「特別なトワイラ」号のように単に待避線があるというだけで景色も悪い駅に長時間停車させられるよりは、尾道駅のほうがマシでしょうが。尾道は確かに絵になる街で私も好きなのですが、先般も商店街で大火があって、いかに空き家が多いか、密集地の防災問題が大きな課題としてクローズアップされています。急傾斜地の住宅への郵便や宅配、あるいはゴミ収集などの苦労について 観光の裏側にある高齢化した街の生活実態も見逃せません。駅の裏山にそびえる「尾道城」なるまがいものの建物も撤去のメドが立たずにぶざまな姿をさらしています。ただ客寄せをすればよいという観光政策はもういい加減にすればと思う次第です。またはっさく大福を食べに備後へお越し下さい。お待ちしています。

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