C56やまぐち号

山口線は地福ー益田間が不通のまま 代行バスが日に10往復走っています。そんな中 新山口ー地福間でC56160による「やまぐち号」が復活するそうです。ごく限られた日だけの運行なのかなど詳しいことは不明ですが、うれしいニュースです。地福駅は島式ホームの最もシンプルな交換駅で、無人駅です。機回しを含め地福駅での折り返し時間は? その間客車の扉は締め切りで乗客はホームに出さないのか? 無人駅での機回しは機関士、機関助士と車掌だけでできるのか? などいろいろと気になります。地福から先 県境を越えて津和野、益田までの一日も早い復旧も望まれます。中国新聞10月11日朝刊記事を添付します。

IMG-1

クモハ73383のこと

中国新聞10月8日朝刊社会面に載った記事を転載します。クモハ73383の運転台回りだけを修理・保存するという話です。片上鉄道の吉ケ原駅跡にクモハ73は何だか違和感がありますが、保存に奔走されている方にエールを送ることにしましょう。FUJIMOTO大先生様、このクモハ73383の解説にご出馬をお願い致します。

中国新聞 平成25年10月8日朝刊

中国新聞 平成25年10月8日朝刊

ツアーいろいろ

JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」が3泊4日でひとり38万円とは驚きですが、同じ旅行会社のカタログにこんな日帰りツアーの募集広告が出ていてまた驚きました。大阪城東貨物線の通称「赤川鉄橋」を歩いて渡るツアーです。

IMG

交通科学館の見学や阪堺電車にも乗るようですが、昼食込みの8500円が高いのか安いのかよくわかりません。それにしても豪華列車の旅だけではなく、貨物線の鉄橋を渡るのも商売にする さすが大阪の商売人ですナア。ところで JR北海道さんもかつて狩勝峠でやったように、脱線試験の体験ツアーを企画すればひょっとしたらもの好きが集まるかも。

梅小路でのC5711

準特急さま

「保存蒸機とその現役時代」シリーズを毎回楽しみに拝見しております。門デフC5711をたまたま梅小路で撮影しておりました。昭和39年5月24日です。中学3年生のときで 買ってもらったばかりのハーフサイズのオリンパスPen-Dで撮ったものです。

昭和39年5月24日 梅小路にて

昭和39年5月24日 梅小路にて

井笠鉄道 4題

井笠鉄道の保存車両の近況と井笠鉄道バスの路線縮小についてお知らせします。

(1)新市クラッシクゴルフクラブのコッペル3号機とホハ12

福塩線上戸手駅の北 約1.5Kmの高台にゴルフ場があり、その入口ゲート横に保存されています。

平成25年8月27日 撮影

平成25年8月27日 撮影

この2両は 井笠鉄道廃止後 JR山陽本線備後赤坂駅の北側にあった赤坂遊園という小さな遊園地に保存展示されていたのですが、遊園地が廃園になり、ここへ移ってきたものです。このゴルフ場は急な坂を登った高台にあって、トレーラーに積んでここまで持ってくるのは大変だったろうと思うような場所です。ゴルフ場と何の関係もなさそうですが、ゲート脇のフェンスの中に置かれています。芝生はさすがにきれいに管理されていますが、車両の方はかなり色あせています。

続きを読む

三江線2題

毎度の新聞記事で恐縮です。21日、22日と2日連続で中国新聞に掲載されたのでご紹介します。21日は三江南線状態のため汚物処理施設のある浜田に車両をもってゆけず、キハのトイレが使えないという話。かつてのような「黄害」はなくなりましたが、こういう落とし穴には気づきませんでした。一体汚物処理施設はJR各社のどこにどれぐらい設置されているのか気になります。なお現在不通の江津・浜田間は25日に開通予定との記事もあります。22日の記事は三江線廃止を懸念する取り組みの話です。

平成25年9月21日 中国新聞朝刊より

平成25年9月21日 中国新聞朝刊より

続きを読む

保存車両とその現役時代(協賛編)その5

毎度山陽路の話題で恐縮です。今回は片上鉄道DD13552です。1991年(平成3年)7月1日の営業廃止から22年が経ちました。柵原鉱山から片上港に硫化鉱を運ぶ鉱山鉄道として長大編成の貨物列車や朝夕の客車列車など独特の雰囲気の鉄道でした。廃止時には2両のDD13がいたのですがDD13551は終点の柵原のひとつ手前の旧吉ケ原駅跡で動態保存されています。柵原ふれあい鉱山公園として整備された吉ケ原駅に 片上鉄道保存会や地元美咲町所有の11両が大切に保存され、そのうち9両が動態という優等生の保存鉄道です。今回はこのDD13551の紹介ではなく もう1両のDD13552のご紹介です。JR赤穂線西片上駅の南西500mほどの海岸に旧片上駅跡があります。1面の旅客ホーム、機関区、数多くの留置線、そして貨物船に硫化鉱を積み込むためのホッパー設備などがある広大な駅でした。その片隅に今もDD13552が保存というより 保管?されています。まず直近の平成25年9月9日の状況をご紹介します。

平成25年9月9日撮影

平成25年9月9日撮影

続きを読む

保存車両とその現役時代(協賛編)その4

岡山臨港鉄道をもう1両ご紹介します。先のDL102号機から歩いて5分ほどのところにキハ7003がきれいな状態で保存、かつ利用されています。岡山市南区千鳥町7-7 ちどり保育園の園庭にあります。

キハ7003 平成25年9月9日 ちどり保育園にて

キハ7003 平成25年9月9日 ちどり保育園にて

続きを読む

新聞切り抜き2題

毎度 中国新聞でお騒がせ致します。多分鉄道雑誌には載らないネタだと思ってご紹介します。平成25年9月12日 朝刊です。IMG

IMG_0001

入場料 2500円とは!?

保存車両とその現役時代(協賛編)その3

国鉄蒸機だけでは息切れしますので、私鉄に手を伸ばしました。今回は岡山臨港鉄道のディーゼル機関車102号機です。終戦間近の昭和19年に軍需工場の専用線として11月に着工したものの、終戦を迎え結局昭和22年2月に汽車会社の専用線として開通したのが岡山臨港鉄道のルーツです。昭和59年12月30日に廃止されました。廃止時点で5両のディーゼル機関車が在籍、江若から来たDD1352もその中の1両です。その5両のうち102号機が現在も良好な状態で保存されています。場所は岡山市南区海岸通2丁目の岡山臨港倉庫運輸の玄関先です。同社は車庫のあった南岡山で現在も盛業中の岡山臨港鉄道の後継会社です。

102号機 平成25年9月9日 岡山市南区にて

102号機 平成25年9月9日 岡山市南区にて

続きを読む

保存車両とその現役時代(協賛編)その2

今回は皆様おなじみのC575です。姫路市御立(みたち)交通公園に保存されています。姫路城の北西約4Km 夢前川畔にあり、子供たちが自転車などで走るコースになっていて 交差点や立体交差がある自動車教習所のミニ版のような公園でした。その公園の片隅にあるのですが、なぜか周辺の大木がすべて伐採されていて、撮影にはもってこいでしたが、公園の光景としては異様でした。

C575 平成25年9月7日 姫路市御立交通公園にて

C575 平成25年9月7日 姫路市御立交通公園にて

続きを読む

保存車両とその現役時代(協賛編)その1

準特急殿の「保存蒸機とその現役時代」を毎回楽しく拝見している一人です。保存の様子とその現役時代の両方を自ら撮影した車両は蒸機に限らず思いのほか無いもので、準特急殿の情報量に圧倒されております。今回クルマで京都まで走る機会があり、高速道路を走り続ける単調さがイヤなので、沿線の保存車両を調べておいて 立ち寄りながら往復しました。その結果 私にも準特急殿のマネができるネタができましたので ご紹介したいと思います。なお蒸機と限定してしまうと苦しいので あえて「保存車両」としました。まずはC11200です。場所は兵庫県たつの市中川原公園です。山陽道龍野インターを降りてすぐの便利な場所です。屋根の無い状態ながら非常に良い保存状態でした。C11200-3

C11200-1

続きを読む

広電 650型の話題

華やかな超低床車が続々投入される一方、旧型車が徐々に姿を消してゆく新旧交代は自然な流れです。ただ広電には「被爆電車」という特別な存在があり 650型は現在では数少ない被爆電車、歴史の生き証人として 大切に扱われている電車です。昭和17年木南車輛製の半鋼車で651から655の5両がいましたが、3両は廃車となり 現在では651,652の2両が71歳ながら現役で活躍しています。653は千田車庫内に留置、654は広島市交通科学館に保存、655の最期は存じません。654について中国新聞に記事が載ったので ご紹介します。平成25年9月8日朝刊です。

平成25年9月8日 中国新聞朝刊 

平成25年9月8日 中国新聞朝刊 

続きを読む

山陰線・山口線の復旧について

「しまかぜ」イベントは大盛況だったようで何よりです。今後一層現役生との交流が活発になることを期待します。ところで 毎度の新聞切り抜きで失礼します。平成25年9月7日の中国新聞朝刊からです。

平成25年9月7日 中国新聞朝刊

平成25年9月7日 中国新聞朝刊

両線あわせて150ケ所にのぼる被害からの復旧は容易ではないでしょうから 年内復旧を目標というのは無理からぬことでしょう。SLやまぐち号の部分運行はこれから検討のようですが、仮に新山口-地福間の運転としても、津和野以外にはターンテーブルはなかったと思いますから、片道はバック運転となります。しかしながら当節 連結解放、機回しはもとより長距離のバック運転なぞするはずはなく、後部にDD51をつないだプッシュプル運転での復活となることが予想されます。ともあれSL山口号はあとまわしにしても 生活路線としての1日でも早い復旧が望まれます。なお三江線のことに言及されていないのは気になるところです。

リバイバル 急行ちどり 

毎度 新聞切り抜きで失礼します。芸備線広島・三次間に今週と来週の計4回走ります。「ちどり」あるいは「夜行ちどり」と言えば 木次線のスイッチバックを越えてゆく陰陽連絡のイメージが強く、三次止まりでは道半ばで もの足りませんが、結構な人気だったようです。車両は山口線用のキハ484と481004を国鉄色に塗り直し ヘッドマークを付けてキハ58時代を演出したようです。昨今のゴテゴテしたラッピング車に比べると 国鉄急行色の方が格段に上品に見えるのは私だけでしょうか。

平成25年9月1日 中国新聞朝刊

平成25年9月1日 中国新聞朝刊

風前の灯 三江線(第4報)

今日も台風がらみの大雨が予想されていますが、山陰線、三江線にとって傷口を拡げることになければ良いのですが。中国新聞朝刊を添付します。

平成25年8月31日 中国新聞朝刊

平成25年8月31日 中国新聞朝刊

同上

同上

水島臨海鉄道の近況

JR東日本からキハ30など6両が入線したのが本年7月10日。猛暑続きだったため様子を見に行くのをためらっていたのですが、昨日(8月27日)久しぶりに水島に出向きました。もうひとつの目的は東水島線で貨物列車を撮ることでした。丁度12:00頃に西岡山からの3093レが水島から東水島線に入ってくるので 少し早めにロケハンしていると東水島からDD501の単機回送がやってきて、あわてて撮影。早朝に東水島に着いた3091レの機関車の回送なのか、試運転なのかは不明です。

DD501単機回送 東水島-水島間にて

DD501単機回送 東水島-水島間にて
 2人がデッキから身を乗り出したまま走り去った 

続きを読む

風前の灯 三江線(続々報)

しつこい投稿ですみません。今日も中国新聞記事です。

平成25年8月27日 中国新聞朝刊

平成25年8月27日 中国新聞朝刊

管理者殿から手ほどきを受けて スキャン画像を改善しました。

風前の灯 三江線(続報)

私の思いが通じたのか 今朝の中国新聞も大きく扱ってくれていました。
IMG2_2

JR西日本は「山陰線の被害が大きく 三江線に手が回らない」とのコメントのようです。まさか「これ幸いとお荷物の切り捨てに走る腹では?」 は私の深読みが過ぎますか。