【52666】2014年 天空の鏡 チャカ塩湖に走るナローへの旅 Part11 陝西歴史博物館、回民街グルメ

DSCN47807023▲ 今日も西安の回民街でグルメウォッチングです。その中でも愛想と威勢が良かったのは炭火でゆっくりと鶏を焙るおばちゃまです。
焼け出した鶏から出た油がジュウジュウと音を立てて炭火に落ちます。その度に香ばしい煙が立ち上がり、鶏を燻していきます。美味さを増してコンガリと焼き色が付いたところで1本いただきました。パリパリとした皮と、ほどよく火が通った食感、そして味付けは抜群で、大変美味しくいただきました

今回のPart11には、鉄分が含まれておりません。ご承知、ご了解の上、ご覧ください。

第11日目 8月19日

1年3ケ月ぶりの中国にようやく身体も慣れてきましたが、無理は禁物です。午前中はホテルの部屋でゆっくりとデジ青の投稿作業を続けてから午後、街に出ました。目的地は昨日休館だった陝西歴史博物館訪問です。ネットで見ますと昼休みがあって、入館時間は午前(8:30~12:00)と、午後(13:00~16:00)に分かれています。(※冬季は30分繰り下げです。)
DSCN462201▲ 12:46 地鉄2号線小寨で下車して約800mを向かいますが、途中からの歩道には入場券発行所まで長蛇の行列ができています。

DSCN4628_1DSCN4626_1▲ しかし65歳以上は大丈夫。専用の窓口が設置されていて、そんなに並ばなくとも切符は手に入れる事が出来ます。

中国各地には4000年の歴史を振り返る多くの博物館が設置されていますが、ここ陝西歴史博物館は何と入場無料で解放されています。身分証・パスポートを提示すればいいだけなのです。
また他の博物館等では有料であっても60歳または65歳以上は無料になっている所が多くみかけます。
DSCN46336102DSCN464004▲ ゲットした入場券(無料)です。さすが中国、年金生活者にはありがたき事です。

入場門では空港や站と同じくX線検査を受けて入ります。
ライターは預けます。

DSCN4626_2▲ 館内はご覧の通り熱心な見学客で一杯です。前回来た時は説明員が付いていただくVIP扱いでした。館内も閑散としていてゆっくりと説明を受けて見学ができましたが、今日は雲泥の人出です。

DSCN4653_1▲ 兵馬俑坑から出土した兵士俑も展示してあります。「真中は殿堂、四隅は崇楼」という唐代の建築様式を採用した建物内には先史代から青銅器や工芸品など約37万点が」展示されています。普段は余りこういった観光見学はしませんが、ここには中国4000年の歴史絵巻があって2度目でも飽きません。西安に来られたら是非にご訪問ください。

DSCN467010▲ 東西南北4つの門がある城壁都市西安の姿です。左側は城壁最大の西門(安定門)で、シルクロードの発着点ともなりました。中央の鐘楼は現在の位置とは違っています。1384年に建てられてましたが、万里10年(1582年)に咸宁・長安の郡奉行の命により現在の場所に移築されています。

DSCN46686208▲ 唐代の国外へのシルクロード。日本からも遣唐使のルートも表示されています。

DSCN466205▲ 西遊記で有名になった三蔵法師の玄奘三蔵が仏典研究を求めて西域・インドへと向かい多くの経典を長安(西安)に持ち帰り、翻訳して仏教の普及を広めました。これが苦難の旅、16年間での経路図です。

約2時間の見学をしてからは、2階建て路線バスに乗っての市内見学です。乗車後はタブレットを開いて現在位置を確認しながら下車する場所を確認します。
DSCN469112▲ 15:54 南門(永寧門)をくぐり城壁内へと入り、南北に通る北大街を走ります。

DSCN469813▲ 15:57 直ぐに昨日見た鐘楼前の広場を回ります。東新街との交差点で降りて、回民街中の北広済街を目指します。

地図01

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▲ 16:14 北院門街を入りますが、昨日よりも早い時間とあって、まだ人出は少ないようです。

DSCN4709_1▲ 途中から右折して狭い西羊市に入ります。こちらにも両側にお土産物店や飲食店が並んでいました。清真料理の数々を探索します。
DSCN4711DSCN4717__1▲ 回族が主食として食べる馕(ナン)は、新疆ウィグル人と同じでかまどに貼り付けて焼き上げます。1㎝ほどの厚さで硬く、日本人が好むふっくらとしたものではありませんが、日持ちが良くて私はいつも非常食に買っています。

DSCN474704▲ こちらのお姉さん方はナンを細かく千切って丼に入れています。全部千切り終えると店員が羊でとった、熱いこってりスープを注いでふやかしてくれて出来上がります。この料理は「羊肉泡馍(ヤンロウバオモォ)」と言います。私も何度か食べましたが、千切るのには疲れます。
ちなみに牛肉のスープをかければ「牛肉泡馍」になります。

DSCN473901▲ 回族の麺料理には帯のように平たく伸ばした褲帯面(クーダイミェン)があります。日本にも大分に”やせうま”という鍋に入れたりする帯状麺がありますが、よく似ています。麺発祥の地ですからその他いろいろな麺料理を食べますが、回族也はちょっと違った特色があります。

DSCN47286720▲ 16:29 包子屋さんらしい可愛いお嬢さんのふっくら笑顔に釣られて店に入りました。

注文したのは、大好きな羊肉湯包(18元=約300円)です。
湯気のたったアツアツがテーブルに運ばれてきました。
DSCN47196316DSCN47226417DSCN47236518_2▲ スープもたっぷり入った包子です。お味は上海の小籠包のように甘すぎず、私的にはピッタリでした。横にタブレットを広げて現在位置の確認です。

DSCN47336821▲ 店を出る時もまた来てねとにっこり笑顔のお送りです。味も愛想も良い回族のお店でした。

お腹を満たしましたので、街角ウォッチングを続けます。人出が多くなってきました。

DSCN474202DSCN47446922_1▲ さすが世界の西安だけあって欧米人観光客も多く見かけます。

DSCN474503▲ テーブルを通路にまで出しての屋外食堂も見かけられます。

DSCN475606DSCN477009▲ 狭い道ですが、時折電動スクーターTaxiが流しで走ってきます。二人しか乗れませんが路地裏を行くには便利です。

DSCN477611▲ こちらは後部座席付きの自家用車、お子さんかお孫さんを乗せて来られました。これも電動スクーターです。中国では普通のバイクは都市によっては走行不可、またナンバープレートが中々取れない規制が引かれています。街中で見かける事は少ないのですが要望は高く、代わって登場した電動バイクは免許もナンバープレートも不必要とあって大人気となりました。
私が駐在時代、スーパーでは1台1,000元(約16,500円)以下で売っていました。手ごろで、あっという間に中国全土に普及しました。最近はバッテリーも大型強力なのが登場して、最高速度は30km/h以上出る車もあります。人との交通事故が頻繁に起こり、政府も速度抑制等の規制を始めましたが、普及は上回り後手になっています。
排ガスを出さずエコですので日本でも普及するかと思いましたが、日本では50㏄バイクとして免許もナンバープレートも必要です。また中国と比べると高額ですので普及には至っていないようですね。

DSCN4778_1▲ 冒頭で紹介しましたおばちゃまが焼いていたチキン君です。焼いている金櫛は電動でゆっくりと回転しています。

DSCN478513_1▲ 道中ワゴン販売です。うう~ん、これは、揚げパン菓子なのか、紐状のものは饊子(サンザ)と言うようです。

DSCN476207▲ こっちの方は回族風ドーナツかな。やっぱり揚げパン菓子らしい。

DSCN4712_1▲ 昨日から気になっていたが、こうして売るのか。どうもカステラのようなお菓子です。私は甘いものを食べないので買いませんでしたが、甘党にはたまらんでしょうね。名前は桂花糕と言うそうです。
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▲ お~これは・・、巻き寿司か。
材料を見ていると韓国式ですね。
回族は米も食べるのですね。

 

DSCN479015DSCN479716 DSCN480519▲ 街中を行く人も何か食べながら歩いておられます。私も何かと探します。

DSCN480318▲ 17:46 今日の締めくくりはあっさりした回族のホイ麺です。

DSCN4810_1▲ 18:22 夕暮れが近づき昨日同様の人出となってきました。回民街を堪能しましたのでこれで引き揚げです。

明日は、西安から北京まで1,216キロのCRHの乗り鉄旅です。今までのCRHの旅で長かったのは上海虹橋~北京南の1,318キロで更新とはなりませんが、長時間の乗車で高架からの車窓を楽しめます。期待しての就寝でした。

2014年 天空の鏡 チャカ塩湖に走るナローへの旅 Part11 陝西歴史博物館、回民街グルメ” への2件のコメント

  1. tetuの一文字も出てこないこのような記事歓迎です。食べる楽しみあってこその旅です。特にローカルなものの紹介を期待しています。

    • 村樫様、お褒めいただき恐縮です。またいつもデジ青をご覧いただきありがとうございます。
      私は家にいる時はいつも炊事をしておりますので旅に出ると市場を覗いたり、街角食堂で地場グルメを食べるのを楽しみにしております。また庶民が食べるのを一緒に食べていると、なぜか土地っ子の視点に立っての鉄路を見られるような気もして参ります。これからもご紹介させていただきますのでよろしくお願い申し上げます。

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