当会では昔から熱心な活動で時々デジ青にもバスを含めて古い車両を紹介されている藤本哲男さんがこの度この世界では有名な諸河久さんと共著(写真・諸河久、解説・藤本哲男)で「地方私鉄の記録第2巻北関東編」をフォット・パブリッシングから発行されました。
藤本さんのプロフィールには同志社大学鉄道同好会HP「デジタル青信号」に多数投稿とあります。諸河さんは路面電車に造詣が深いとご本人から聞いたことがありますが、藤本さんとの出会いは60年前のお互いが高校生時代に京都五条坂の「タカハシ写真店」で店主の高橋弘さんから講義を受けて以来とのことです。
さすがにプロと言われるだけの内容ですが、何よりも定価が安くお買い得の内容と思われますので一度ご覧ください。
はい、私のところにも、藤本さんからご恵贈いただきました。先日、東京でお会いした時は、毎日ウンウン言いながら書いているとお聞きしましたが、予定通りのご出版、おめでとうございます。私も過去に経験があるのですが、写真解説の仕事は、自分の感情が出せないだけに思った以上にたいへんです。中味の私鉄は、私も行ったところが多く、当時を思い出しながら読みました、あとがきでは、著者の諸河さんとの意外な出会いも初めて知りました。クローバー会のことも、しっかり描いていただき、ありがとうございます。
諸河さんの素晴らしい写真に藤本さんの詳しい解説、見ごたえのある本ですね。私は高橋弘さん、諸河さんとは1970年代から、藤本さんとは今世紀になってからのお付き合いですが、この世界は違う場面で知り合った方々がそれぞれみな知り合いということが多くて楽しいです。高橋弘さんはもうお会いできませんが、息子さんとは親しくさせていただいています。
この本の撮影場所、諸河さんとご一緒したところもありますが、懐かしく拝見しています。廃線も多いですが、ひたちなか海浜鉄道のように今でも風景が変わらないところもあります。
不銹鋼號様
人の思わぬつながりはよく経験することですが、不銹鋼號さんのお付き合いの広さ、深さには改めて驚いております。関西の出版界の方もよくご存知ですが、今回の撮影者諸河さんと同行されたとお聞きし驚いております。不銹鋼號さんとは台湾が最初でその後タイや国内では一畑電車、仙石線、近鉄ほか関西1周、津軽海峡線、弘南鉄道などご一緒させていただきましたが、その多くは名ドライバークモハ73106東ウラさんの運転によるものであります。得難い友人がいて幸せです。