夕景求めて 近くでチョイ撮り 京都編(1)
「そろり、ゆっくり」投稿再開します。その後も魅力的な激安切符が各社から続々と発売され、食指が動かされます。ただ、なかなか遠出する気は起こらず、相変わらず、近隣の外出に留まっています。気に入った撮影地で、季節、時間帯を変えて撮り、その変化を感じ取りたい。これこそ鉄道写真の魅力と思うようになり、最近はもっぱら夕景狙いで出掛けています。前に見たようなネタばかりですが、最近の撮影を振り返ることにします。
▲京福嵐山線は、ほぼ東西に向いて線路があるから、夕景狙いにはちょうど良い。とくに、山ノ内付近の三条通の併用軌道は、真西に向かって走り、正面ギラリが期待できる。ただ、三条通はクルマの通行が多く、決まってジャマされる。そこで、経済活動も停止した、緊急事態宣言を千載一遇のとらえ出掛けてみたが‥‥。
▲たしかに普段よりクルマは少ないが、山ノ内電停に交通信号があるため、どうしても電車と並行することになる。魅力に乏しい嵐電の車両だが、夕方の時間帯は上下が顔を合わせるから、2両のボリュームで、多少なりとも変化を付けてくれた。
▲陽が傾き出して、西大路三条付近に移動、レトロ電車が、あやしく輝く。
▲西大路三条~山ノ内でSカーブがあり、レールの輝き具合が面白く、何度も通っている。朝はその逆で同様になり、あるときは、暗いうちから一番電車で出掛けたこともあるが、なかなかレール全体まで輝いてくれない。ここは、ジャマをするクルマのライトも借りたほうがいいようだ。