2011年冬から春への中国鉄路の旅 Part6 厳寒の三道嶺 2の2

第5日目 2月26日

①三和酒店(チャーター車・撮影)8:00→ 19:20三和酒店
②三和酒店 19:25(チャーター車)→21:10哈密駅
③哈密23:35(K9781)→8:20乌鲁木齐(ウルムチ)

昨夜は話し込んでしまったので起床時間はまだ夢の中でした。ご迷惑をおかけしました。
朝1番の撮影は、ずらりとズリ捨て列車が並ぶ西駅です。外温はマイナス20℃。撮影場所⑩

▲ 8:40、ズリ捨て列車が出発したくを始める西駅。左からJS8194号機、おいてJS8080・6261・8225号機です



8:55、JS8167も加わってカルテットの面々。
8:55、JS8081号機牽引の作業員輸送の貨車到着。先のヤードに行ってから戻って9:13、作業員を乗せて露天掘方面に逆走で戻って行きました。

 

10:42、太陽も上ってきましたので昨日行った撮影場所⑥へに再度行きましたが、天山山脈は今日も霞んでいます。牽引はJS8368号機

11:14、西露天堀の東側に移動しました。撮影場所⑪

▲ 11:35、石炭の積み込みを終わって南駅方面に発車するJS8173号機牽引の列車。

▲  12:58、天山山脈が見え出したので昨日の撮影場所⑨へリベンジを試みましたが、やはり今一でした。JS8358号機が逆走で押して行きました。
13:15、北二鉱から南駅へと向かうJS8053号機牽引の石炭列車。

▲  13:45、今日の昼飯は麺ですが、何とこれこそスパゲティのルーツのようでした。

昼からはどこで撮影したいかと聞いてきましたので、まだ行っていない北一鉱と二鉱をリクエストしましたが、一鉱には蒸機の姿がなく、二鉱に向かいましたら思わぬプレゼントがありました。

▲  14:28、北二鉱着、YS8314号機。サイドビューがよく見えるように前に出してくださいました。撮影場所⑫

▲  15:27  次は西露天掘が一望できる撮影場所⑬に移動しました。露天掘には何本もの煙が上がり、下から順にズリを満載した何本もの列車がスイッチバックを上がって来ます。あまりにたくさん来るので、準特急先輩から「飽きてきた」と言わしめた程でした。




▲ 天山山脈は霞んでいます。

16:50、ここでの撮影を切り上げて西駅に向かいました。


▲  17:04、西駅ヤードは、ズリ捨ての終わった編成が再び露天掘への出発を待っています。その中には、昨日検査工場で見たJS8194号機がもう活動中でした。撮影場所⑭

▲  17:35、珍しいシーンが見られるとズリ捨て場と連れていただくと、JS6224号機がラッセル車を押し上げました。線路横の犬走りに残ったズリ(九州地方ではボタという)をラッセル車でさらに下へ落とす作業です。撮影場所⑮
18:11、他の路線とは違った方向に向かうズリ5番線に上がっていく列車。撮影場所⑯
18:27、クレーン作業車が一日の仕事を終えて戻ってきました。牽引はSY1720号機
19:00、夕陽をバックに撮りたかったのですが、露天掘りからのズリ捨て列車がピタリと上がってこなくなりました。まだ夕陽は沈まず、これが最後の撮影となりました。三道嶺で夕陽のシーンを撮影するには、もう少し日没の早い冬至前後遅くとも1月中旬までと思われます。日没方向もこの時期がよさそうです。牽引はS8167号機撮影場所⑰


撮影後は、ホテルに荷物を取りに行き、哈密駅前へと向かいました。21:10、駅前横の食堂での夕食となりましたが、ごらんの通り、あまり美味しい料理ではありません。やはり「ポロ」が一番です。次回に来る機会があれば料理と食堂の下調べも必要です。

食事後は哈密駅待合室でK9781次の改札待ち、始発駅とあって始発1時間前にはホームに入れました。2階建ての車両です。1階ですが全員軟臥下鋪でゆったりでウルムチへと向かいました。  Part7へ続く

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