▲ たくましい腕にお孫さんをしっかり抱いたおばあさん。はにかみ顔というより、自信に満ちた笑顔です。
▲ 幼い子供さんは日焼け止めを顔一面に塗っています。ミャンマーでも色白は美顔になるのでしょうね。はにかみ顔のお母さんも大変です。
第2日目 その3
http://www.youtube.com/watch?v=wnWZEgmN5jw
▲ 動画の埋め込みコードが不調ですので上記をクリックしてください。
タイガーキャンプまでは急勾配です。DC303号機だけでは力が足りす。13号機も必死の力行を見せてくれました。コンデジでの動画撮影です。お見苦しい点はお許しください。
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▲ タイガーキャンプ直前に設けられた2重ループ線です。ここを上がるとタイガーキャンプのヤードに入ります。
▲ 12:33、まずはDLを先行させて、続行するSLと交差するシーンとしました。鉱山最盛期には多数の蒸気機関車が稼働していました。交換できる駅もわずかでしたので続行する列車運用も組まれていたのかも・・・。
しかし、610㎜ナローゲージにループでは鉄ちゃんにはこたえきれない感激です。これだけを見るだけでも十分な価値はありますね。ミャンマーのダージリンヒマラヤ鉄道といったところです。
▲ SL列車は、指令所前で一旦停車しています。便乗客は頭に荷物を乗せて家路に向かわれます。この地の重い荷を運ぶスタイルです。
直接に頭に乗せるのではなく布を折りたたんでクッションとしておられます。これなら少しは楽ですね。
▲ 12:52、タイガーキャンプに到着しました。山間の広い場所に第一選鉱所、炭住と鉄路ヤードが広がっていました。ここにも駅舎がありました。Lopah駅で見たのと 同じ乗車注意書きが掲示されています。
▲ 先に着いたDL列車の荷物も女性は同じように、男性は肩に担いで運びます。ご覧のように男性もロンジーをまとっておられます。女性と男性は結び方が違っているそうです。
▲ SL列車がヤード中央に入線してきました。後ろは、第1次選鉱が終わって砕かれた鉱石を貨車に積むホッパー場です。何台もの貨車に同時に積み込めるようにホッパー口が設置されています。
▲ 後方の山腹には、金色に輝くパゴダ(仏塔)が建てられています。ミャンマーでは美しいパゴダはどんなローカルに行っても見られました。信仰心の深さが分かります。
▲ 13:00、ぼちぼちお腹が空いてきましたが食堂はありません。下のナムツから運んでくると聞いていましたが、どうやって運んで来るのかと思っていました。すると可愛いレールバスがやってきました。
▲ ポイントを切り替えて駅舎前までやってきました。ここでも親子連れが便乗されるのか荷物を持ってお待ちです。
▲ このレールバスは2軸+1軸の珍しい車です。片運転台のようで、1軸台車の方にエンジンからのシャフトが付いていました。英国Wickham社製で現在4両が在籍しているようです。
今回は見られませんでしたが、病人のための救急車や蒸気ローラー車もあるそうです。これは見てみたかったですね。どうも橋のたもとの車庫に眠っていたようです。
レールカーは、前をふさいでいたSL列車を退避させてからデルタ線を使って機回しをして、ナムツへと戻って行きました。生活必需品もこうやって運搬しているのでしょうね。
▲ 13:08、ヤードに面した休憩所でランチです。
メニューは目玉焼きが乗っかったやきそば、野菜の煮物と野菜&鶏肉の炒め物です。今、旬のスイカもありました。
列車の係員の皆さんも召しあがられました。
▲ かつて鉱山が活況だった頃は鉱夫が動き回っていたと思いますが、今は静かで時折住民が行きかうだけでした。汽笛が聞こえると皆さん方は、外に出て来られました。
▲ ご覧のとおり赤ちゃんや小学生までは多いのですが、中学生以上の若い男女はおられません。きっと山を下りての寄宿舎生活を送っておられるのでしょうね。
ここにおられる皆さんは、元気で明るく生活を過ごされているように思えました。
▲ 15:20、再び13号機列車に乗車してもう少し上のスイッチバックまで上がりました。海抜は約800m。機関車で行けるのはここまでと言うことです。
▲ ここでも蒸気機関車は人気者です。すぐに子供たちが集まってきました。娯楽のない山村です。私も幼少期の頃は遊戯品は何もありませんでした。近くにある貨物駅のホームに座って行きかう列車や貨物の入れ替えを見ながら過ごしたのを思い出しました。
15:50、今日の撮影はこれで終了です。13号機は明日も使いますのでタイガーキャンプに置いて、DL列車に乗車して約1時15分をかけて山を下りました。表定速度は約6km/hです。ほぼ大人が早目に歩くスピードでゆっくりと走りました。
今日は久しぶりに煙を見ましたので、十二分に満足できた1日でした。宿舎に戻っての最初はビールで乾杯です。
明日は42号機をチャーターして13号機とのツインでぼ撮影を楽しむ予定です。夜が更けるまでウイスキーを飲みながら今日の収穫を語らい会いました。 Part6へ続く