第8日目 3月30日
▲ ミャンマー鉄道、総延長約5400キロの中心のヤンゴン駅は、英国植民地時代に建築されています。駅舎は東と西ホールに分けられていて天井が高く立派な駅でした。
今日は、皆さん疲れておられますので、駅構内をざっと見ただけで、まず食事をとった後はホテルへと向かいました。
▲ 飲茶です。ネイトンは時々家族で行かれるそうで、本格的な飲茶店がヤンゴンにありました。
調子の悪いNさんと私は大喜びです。これなら食がすすみます。
ようやく一息つきました。
▲ ヤンゴンのホテルは解放真近いとあって外国からのバイヤーが殺到していますので満室が多く確保するのは大変だそうです。ビザよりも先にホテルの確保が重点課題でした。
泊まったOrientalHotelは、市内中心部にあって清潔でミャンマーで宿泊したホテルでは1番でした。昨夜の爆走夜行列車、と言っても最高速度は40km/h強でしたが皆さんも私も生まれて初めての経験で疲れは最高潮に達しているので、暑い日中の行動は止めて空調の効いた部屋でしばらく休憩をとることにしました。
16時過ぎヤンゴンを黄金の都とまで言わしめたユネスコ世界遺産のシュエダゴォン・パヤーへと向かいました。
この仏塔の建設は約2,500年前に始まり、以降度重なる拡張の末、15世紀に完成したそうです。大中60もの仏塔の真ん中にそびえる99.4mの黄金塔は金箔ではなく約8,700枚もの純金を貼り付けた塔で先端部分にはダイヤモンド、ルビー、ヒスイ等の宝石がちりばめられています。時価は莫大な金額になるそうです。
一時はミャンマーの財政難を救うために黄金や宝石類を売却しようかと話が持ち上がったそうですが、国民は熱心な信仰心のある仏教徒ばかりです。とんでもないと大反対にあったそうです。今日はしばし鉄を離れてミャンマーを知る1日を過ごしました。夕食は、日本料理屋を案内してくださいまして、久しぶりの日本食にようやく体調も戻りました。
明日は、深夜便で帰国になりますので、朝から日本からの譲渡車両が走る環状線の乗り鉄と撮影です。早くに就寝して最終日を迎えることにしました。 Part14へ続く