第8日目 8月3日 その2 タクシマド製糖工場
ソロ市内線撮影後は、昨夜行ったタクシマド製糖工場へと再び向かいました。
10;25、Purwosari 駅から約40分で到着です。今日も雲一つなく晴れあがっています。夕暮れの『ギラリ』が期待できます。
[googlemap lat=”-7.57809″ lng=”110.931893″ align=”left” width=”300px” height=”200px” zoom=”17″ type=”G_SATELLITE_MAP”]Tasikmadu, Karanganyar, Jawa Tengah 57721 インドネシア[/googlemap]▲ 左側後方に見えるのは積替え場のクレーンです。ここでトラックからローリーへと積替えて、右側の工場ヤードへと牽引します。
タクシマド製糖工場では、積替えと工場へのヤードが平行して隣り合わせになっていますので、満載ローリー編成を一旦ヤード外に出してからスイッチバックで押し込みます。
10:30、今日の我々のお目当ては、6号機の『キュウロク君』です。
右側のゲートから出てくるのを待ちます。
既に工場ヤードへの移動が終わったようです。
また積替えヤードの満載ローリーを引き出すためにスイッチバック線へと戻っていきました。
▲ ナローとは思えない大きなボイラーを台枠の上に載せた重心の高いスタイルは、動輪周りは違っていても9600形にそっくりです。テンダーも長く、インドネシアのナロー蒸気機関車ではひと際目立った存在です。
しかし、O氏からはロングテンダーの車軸が6軸から間に合わせっぽい4軸に変更されていたのは残念だとの意見が聞かれました。
▲▼ O氏が撮られました上下の写真を見ていただくと、よく分かります。上が以前、下が現在の姿です。
昨年はドック入りしていました。テンダーの台車まで注目していませんでしたので撮り忘れましたが、いったいいつに台車の履き替えを行っていたのでしょうか?
3軸台車は構造が複雑で、維持管理が出来なくなったようですね。残念です。
▲ 10:46、スイッチバックで機回しをすると、今度は左側のゲイトに入り、満載ローリーを取りに向かいました。
10:48、代わってゲイトから出てきたのは、5号機が牽引する満載ローリー編成です。
線路に挟まるサトウキビを取り除きながら、ゆっくりと引き出されます。
牛歩で、スイッチバックへ向かいます。
▲ 11:14、次に来たのは工場からの空ローリーを牽引してきた14号機。今日、ヤードで働いていたのは、5・6・14号機の3台でした。
▲ もう1台、機関庫前で待機していたのは、3号機ですがテンダーにはマキが積まれていませんので、予備機扱いですね。
▲ 11:43、落ち着いたところで機関庫に行ってみました。1号機やDLたちがドック入りしていましたが、昨年と変わらずです。
これで午前中の撮影は終了です。14:15のフライトでTJさんとIMさんはジャカルタに向かわれ帰国の途に就かれます。お見送りにソロ空港に向かいました。
▲ 12:55、ソロ空港到着。空港内の食堂で昼食です。注文をしてテーブルに運ばれてくるのは、注文したのと中身が違っていたり、数も多かったり足りなかったりで、滅茶苦茶です。これにはアリフさんも頭を抱えていました。味はまあまあなのですが・・・・。
TJさんとIMさんを、お見送りしてから再びタクシマド製糖工場に戻り撮影です。
今夜も夜撮に挑みます。 Part15へ続く