第6日目 11月4日
昨夜はゆったりと、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅からすぐ近くの「セントピアあわら」で温泉に入ってから「道の駅さかい」を宿泊地にしました。2回目の秋の北陸路の旅も最後の宿泊地でもくつろげましたが、早朝の豪雨と強風に起こされました。雨は止むことなく8時過ぎまで続きます。これでは朝の市内軌道線での撮影は無理と、ぶんしゅう7号で朝のTVを見ながら朝食をゆっくりと、とりました。
ようやく雨が止み市内に着いたのは9時になっていました。これでは旧型車両は撮れません。
▲ 9:06 市役所前の併用軌道の並木は綺麗な紅葉になっていました。大都市と比べればマイカー世界とは言え、渋滞のない福井中心部です。軌道線を邪魔する車は殆どありません。
▲ 9:15 真っ赤なラッピング電車が来ました。私の勤務時代の会社はこういった交通広告を主流にしていましたので分かりますが、年間広告料金は数100万円です。収入の少ないローカル鉄道にあっては貴重な収入源です。
▲ 9:25 ご覧のとおり軌道内に入るマイカーはいません。スムーズにLRVは進行できます。
▲ 9:50 ピンク色のラッピング電車が来ました。平日のこの時間で道路が空いているのは信じられないくらいです。
今回は高速道路を極力使わずに帰る予定です。時間がかかります。途中で北府駅に立ち寄ってみたいので、市内での撮影はこれで切り上げて帰路につきました。
▲ 10:39 北府駅に到着しました。駅舎内は福井鉄道博物館として展示がされていました。ごく1部ですがご覧ください。
▲ 以前に来た時には展示はありませんでしたが、開業から現在までの歴史を十二分に分かる展示です。ゆっくりと見させていただきましたが、皆様方も福井鉄道を訪問されます機会がありましたら、是非に訪れてください。お奨めいたします。
▲ デキ3号機です。詳しい説明は専門家に任せますが、昭和26年(1951年)東洋電機で製造された機関車で現在はイベント時に運行されているそうです。
▲ ちょうどお孫さんを連れて、近くの初老の方が来ておられました。お断りを入れてから撮らせていただきました。私もこんな時代がありました。その頃を思い出しながら、大人になったら鉄ちゃんになれよとシャッターを切りました。
▲ ホームの椅子に座っても乗ることなく見ておられました。おばあさんに抱きかかえられて楽しそうでした。私の孫は女の子ばかりです。男の子だったら同じことをしていたでしょうね。
11:30 ちょっと早いですが、初老の方に教えていただいた駅近くのそば屋に参りました。
注文したのは武生名物のおろしそばです。
そばは大好きですので、自宅でも夏場はよく作ります。もちろんシェフは私です。すった大根を付けたピリリとした味は格別です。
福井にはいろいろなそば屋があります。太目の麺が特徴ですがこの店は細めでしたね。最近、自宅近くに四国さぬきうどんのチエーン店が増えましたが、そば屋のチエーン店も出来て欲しいですね。うどんとそばの大好きな私の願いです。
この後一路自宅を目指しました。今回は一般道だけで行くつもりでしたが、この時間の一般道は夕方のラッシュで渋滞します。京都東から京都南の1区間だけ高速道路を使い、日暮れ前には無事に帰宅出来ました。
これで秋の北陸路は終わりにしようかと思いましたが、まだ物足りないと、一度火の付いた鉄ちゃん魂は消せません。数日後にはまたまた出発していました。秋の北陸路一人旅は続々編として続きます。ご覧ください。 2013年 続々 秋の北陸路一人旅 Part1へ続く