第12日目 2月26日 その2
ベオグラード21:50→8:13ソフィア
国際列車の出るベオグラード本駅は、欧米からのバックパッカーが多い駅です。私も今夜ソフィアへ向けて乗車する駅を明るいうちに見てみたいので、入って見ました。
▲ 駅舎横に展示されているJŽ 11-022号機です。ハンガリーのブタベストで1947年に製造されています。説明書きはペンキが剥がれて読めませんが、ネットで調べてみますと、動輪周1,600㎜、全長21,039㎜、軸配置2D+4、出力1,320w、最高速度90km/hです。
http://www.miniaturna-zeleznica.com/SZ_vlaki/11.php
セルビア鉄道の公式HPは、こちらへ http://www.zeleznicesrbije.com/
▲ ベオグラード本駅の見取り図です。線路番線は表示がなかったので勝手に付けました。
▲ 昨夜着いたホーム反対側には、旧型2軸客車がずらりと留置されていました。かつては本線を走行した客車なのでしょうか?
▲ 1番線には列車なし。2番線に停まるのは441-512号機牽引の客車4両編成。到着したのか発車間際なのか行先表示板もなく分かりません。
▲ 4番線は4両編成の近郊電車ですが、落書きだらけです。
▲ 7番線には444-007号機牽引の客車2両編成です。
▲ 電車の車内を見てみました。外は落書きだらけで綺麗ではありませんが、車内はゴミもなく綺麗でシートはご覧のとおり快適なロマンスシートです。
▲ こちらはカラフルな車体色の客車内です。1両目のオレンジ色の車内はコンパーメント車、2両目はロマンスシート車で、どちらも快適そうです。
▲ 9番線は列車なしです。
▲ 行き止まりになった線路の正面出口が北口です。線路側には屋外カフェと广場になっています。
▲ 昨夜ソフィアまでの切符を買った売場です。昨夜もそうでしたが、それほど込み合う様子はなく列車の編成数を見ても利用客が少ない事が分かります。
▲ 購入したセルビア鉄道の時刻表に掲載されています路線図です。
営業距離は公式HPによると、4,093キロ、電化されているのは1,279キロと、31%です。
駅を見ても近代化されているとは言い難い鉄路です。かつての活況を取り戻せるのか難しい限りに思えました。
ベオグラード本駅の視察を終えましたので、トラムに乗ってカレメグダン公園に向かう事にしました。
Part22へ続く