C58239の現役時代の写真が珍しいそうで、奥山さんとTsurukameさんが撮影された写真が「とれいん」6月号に掲載されて話題になっていますが、私も撮っていましたのでご覧にいれます。
昭和44(1969)年8月18日、688列車を牽引するC58239を茂市-蟇目で撮影しました。
当時、鉄道同好会の同期に「三好茂助」という名前の男がいて、なんとなくついふらふらと茂市で降りてしまったのです。近辺をうろうろしても良い撮影場所がなくて、しょうがなく「C58ばっかりやな」と思いながら撮ったうちの1枚です。総本家青信号特派員さんのおっしゃる「もの好きな?人間」の、奥山さんTsurukameさんに続く3人目ということになります。
このあと、区界に移動し、松草-区界の草原に寝転びながら持参したラジオで第51回全国高等学校野球選手権大会決勝(松山商VS三沢)を聞きました。松山商の井上と三沢の太田との投げ合いで白熱した戦いになり、ついに延長18回0対0引き分け翌日再試合という球史に残る名勝負でした。終盤には、「どちらも点を入れるな、引き分けになれ」と思いながら最後まで聞いたら陽が傾きかけていました。
井原さま
まさか、クローバー会で3人目のC58239の撮影者がいたとは驚きでした。編集のMさんも、クローバー会の懐の深さには改めて驚かれていることと思います。
それにしても、例の大槌の築堤を行くC58と言い、スクープ写真が続々と出てきます。今後も、楽しみに待っております。
昭和44年の8月と言えば、みんなで新大阪駅での駅員アルバイトをして、お盆のあと、いっせいに東北・北海道へ旅立っています。私は8月20日に出発してますが、18日撮影とは早くに東北入りをされていたのですね。
総本家青信号特派員様
大槌-鵜住居の築堤は、この前日の8月17日の撮影です。
新大阪駅のアルバイト、懐かしいですね。
夏の新幹線ホームは温室のようで暑くてたいへんでしたが、冬のスキー臨などはものすごい混みようで、後のほうの乗客はドアから乗れず、若い女の子を2,3人で抱えて窓から入れて乗せましたね。男は自分で窓から入っていきました。