客車準急「エルム」の運用表

またまたしつこく「エルム」で恐縮ですが、たぶんこれで最終ですので、お時間の十分ある方だけご覧ください。
緊急事態宣言が解除されてもまだ家に籠もっていますのて、家の中をいろいろと捜し物ができました。その結果、下記資料4点が出てきました。「エルム」の最末期~「ちとせ」統合化直後の運用です。前稿「客車準急「エルム」 時刻表でたどる運転時刻と編成」と内容が重複します。
1.昭和34年□月 札鉄達乙第956号(別冊) 客車運用表 札幌鉄道管理局
2.昭和35年6月 北支達乙第25号 客車運用表 北海道支社
3.昭和36年7月札鉄達乙第□号別表(昭和36年7月1日現在) 主要客車列車編成表 札幌鉄道管理局
4.昭和36年9月 北支達乙第76号 客車運用表 北海道支社

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[1]昭和34年□月 札鉄達乙第956号(別冊) 客車運用表 札幌鉄道管理局
月が空白であるが、札鉄達乙第956号は8月で、内容は9月22日改正である。
「エルム」の運用番号は「札22」で、編成は ①スハニ+②スハフ+③~⑤スハ+⑥スハフ+⑦スロフ+⑧スロハフ となっており、⑧が東室蘭解結(~長万部)の「札附522」である。これは前稿の図14と一致する。
札幌を15:00に出て室蘭で一泊し、翌日10:59に帰るシンプルな運用で1組で間に合う。なお、8号車スロハフは東室蘭で切り離し234レに連結されて長万部へ行き、翌日6:22発233レで戻り東室蘭で合流して札幌に帰る。
↓図1.札22運用
↓図2.札522運用↓図3.「客車使用状況表 34.9.22現在」
[2]昭和35年6月 北支達乙第25号 客車運用表 北海道支社
35年7月1日改正で、少しスピードアップし、編成も変化した。
←室蘭①スハニ+②スロフ+③スロハフ+④スハフ+⑤~⑦スハ+⑧スハフ札幌→ で附属編成がなくなった。前稿図17と一致する。
↓図4.札22運用
↓図5.
[3]昭和36年7月札鉄達乙第□号別表(昭和36年7月1日現在) 主要客車列車編成表 札幌鉄道管理局
時刻表は36年9月号の「主要旅客列車編成」420ページでも前稿図18のとおりであり、実際の編成が反映されていないといえる。
なお、前稿35年10月号欄で引用した編成メモは35年9月30日なので、「再々変」と記されているように[2]と[3]の間で何度か変更された時点の編成なのであろう。
↓図6.下り「エルム」
↓図7.上り「エルム」
[4]昭和36年9月 北支達乙第76号 客車運用表 北海道支社
サン・ロク・トオで「エルム」は「ちとせ」グループに統合され、4往復になったうちの203レ「第2ちとせ」、208レ「第4ちとせ」となった。203レ室蘭8:50→11:19札幌  208レ札幌16:03→18:31室蘭。運用番号は札24、附属編成はなく7両編成で、②はオロ35が指定されている。オロ35は67,68の2両が配置されていた。2等車は全て「ス」級であるが、札サツ配置のスハはスハ45しかなく、スハフはスハフ44しかない。スハ45は21両配置で「客車使用状況表」(図9)によれば17両使用、スハフ44は9両配置で8両使用なので問題はない。ところが、スハニが何なのかわからない。札サツではスハニはこの札24運用の1両使用だけであるが、配置はスハニ62 37の1両しかない。スハ45・スハフ44と釣り合いがとれないと思うがどうしていたのだろうか。前稿コメントの村樫様の「第4ちとせ」のスハニの形式が気になる。
札24
←札幌①スハニ+②オロ(35)+③~⑥スハ+⑦スハフ室蘭→
昭和36年10月号の「主要旅客列車編成」503ページには、北海道線の枠が縮小された為掲載されていない。
↓図8.札24運用
↓図9.「客車使用状況表」

福塩線の話題のはずが米手さんが「エルム」の写真を載せたため脱線し、ここまできてしまいました。米手さん、西村さん、どですかでんさんから発破をかけられ、村樫様から貴重な写真も見せていただき、まだまだ分からないことが多くありますがこのへんでおしまいにします。

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