最近、お盆に鳥栖駅を見る機会がありました。
細部の構造を見ると、非常に古い明治建築の駅のようです。
正面改札の横にある駅弁店「中央軒」は鳥栖駅が出来た3年後の明治25年開業の老舗である。
この辺の細部の意匠を見ると、おそらく明治36年に作られた2代目駅舎を改修して今も使っていると見られる。
正面の屋根部の下の支えに鋳り込まれた動輪の意匠。
この支柱と基壇のずれが気になるが、熊本地震の影響だろうか。
この支えなども非常に古い木造建築の構造部が残る。
地下通路は戦前期の建設だと思う。
古典ロコが鳥栖のシンボルとして、保存されているのが嬉しい。
各ホームにそれぞれ、中央軒の「うどん」と駅弁コーナーがあるが、営業中なのは、5、6番線の鹿児島線下りホーム上のみ。
コロナの影響だろう。
投稿慣れしていなくて、稚拙な投稿を御赦しください。
九州新幹線が鳥栖駅を避けた結果ですね。
これで新幹線が長崎まで全通し鳥栖駅を通る列車がローカル化すれば、ホーム長を短縮し橋上駅になるかも。
【閑話休題】
長崎新幹線の武雄温泉~長崎までの工事が着々と進んでいます。
Yahoo!地図とGoogleマップで航空写真の撮影時期が違い、ストリートビューとも撮影時期が違います。
三者を見比べるのも暇つぶしに良いでしょう。
コメントありがとうございます。
鳥栖駅高架化の話は数年前から出ていますが、操車場の移転がネックというか、鉄道ファン的に幸いしているようです。
明治25年創業の中央軒が無くなると非常に淋しいので、この記事を見て、鳥栖駅に行って、駅弁を買い、ホームのうどんを是非食べて欲しいと思います。
40年前の下関駅を見るようでした。