梅田貨物線

12月9日に「はるか」などが走る梅田貨物線の供用開始が2月13日になると発表されました。これに伴い、旧梅田貨物駅跡地を走っていた地上線は廃止されます。廃止まで2か月となった12月11日に現地を見てきました。

↑ 中津陸橋から見た風景です。うめきた2期工事は2027年に全体開業し、手前側にはマンション、奥側は大きな公園とオフィスビル、商業施設が立ち並びます。ここはうめきた全体を見られる有名撮影地ですが、来たのはは初めてです。工事の進捗状況を定点撮影しておけば良かったのですが遅かったですね。

↑ やってきた「くろしお7号」待避線がなくなり、単線となるあたりです。

↑ 「はるか12号」同じ場所の反対方向です。このあたりは大きな公園になるそうです。すでにビルが立ち並んでいて新しいビルも建設されますが、その中で憩いの場所となります。

↑ 廃止される西梅田一番踏切です。新線はこの踏切の東側地下から徐々に上って福島駅の東側で地上に出ます。見慣れない電車が走ってきたので撮影しましたが、よく見ると環状線用の323系です。ユニバのスーパー・ニンテンドー・ワールドラッピング電車で、ラッピングで全く別のものに見えました。

↑ 同じ踏切でやってきた「くろしお12号」です。

↑ 福島駅東側の浄正橋踏切。ここから上って環状線の高架に合流します。

↑ 浄正橋の梅田方向です。地下から地上に上がるのに急勾配となるため踏切を切り下げるとのことですがどのようになるのでしょう。切替工事は2月11日終電後13日の始発までの間に行われます。

この日は午後予定があったため2時間余りの訪問でしたが、今度は貨物列車も撮影したいですし、もう少しじっくりと工事の様子も見たいと思っています。5年たつとこのあたりはすっかり変わってしまいます。旧梅田貨物駅の跡地の様子がまだ残る今が最後のチャンスですね。

梅田貨物線」への4件のフィードバック

  1. 梅田貨物駅付近の現況、見せてもらいました。この日は、阪堺線の乗車会の前に行かれたのですね。まだまだ先だと思っていた「うめきた」の開業も、すぐに迫ってきています。私も最後の地上時代を写しに行かなければと思っています。中津陸橋から見た、古い写真が出てきました。Nさんの遺作で、いまから約65年前の昭和30年代の中頃で、背後には高層ビルはいっさいなく、貨物駅で入換しているのは蒸機ばかりの時代です。

    • 中津陸橋の西側から撮られた写真、広い構内に蒸機が何台も見えてここはどこ?筑豊?といった感じです。以前は大阪駅の北側に行くことはまずなかったのでどうなっていたのかは知りませんでした。昭和時代の地図を見ると大阪駅のすぐ裏まで貨物駅の線路が拡がっていたのですね。昔の鉄道用地は駅にも近く、現在は再開発の一等地です。吹田操車場跡もすっかり変わりました。

  2. 大津の86様
     そうですね。今まで当たり前の世界が変わっていくんですね。
     すべてが貴重な写真のオンパレードになるんですね。
     総本家さんの梅田貨物駅の貴重な写真はお宝というか、史実として残るものですね。若い方々は想像すら出来ないかも・・!
     踏切の写真を見て感慨無量です。2月にはなくなるんですね!
     会社勤めの時、終電後タクシーで帰らざるを得ない時良く通りました。列車が来ないように祈りながら。だって大好きな列車でも来たらメーターが上がるから!?

    • マルーン様
      コメントありがとうございます。大都会の幹線道路の踏切に貨物列車や特急が走る光景は少なくなりました。
      大阪駅周辺の変貌には驚きますが、昔の大阪駅や阪急旧駅のドーム屋根などにも郷愁を感じますね。

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