東進続

東武鉄道を撮った翌日、あいにくの雨でしたが小湊鉄道へ向かいました。小湊鉄道はJR東日本からキハ40を導入し、さらに魅力がアップしたように思います。もちろんキハ200も車体の造形だけでなくDMH17エンジンを搭載し貴重な存在ですが、今や原型に近いキハ40が走るのはとても素晴らしいことです。午後には東京に戻らねばならなかったので、昼からは雨も上がるとの予報だったのですが、消化不良な撮影になってしまいました。こちらも次回以降再訪の宿題です。それにしても首都圏には面白い非電化私鉄がいくつもあり羨ましい、と思います。他にも数を減らしていますが関東鉄道には在来車のキハ0系やキハ532、鹿島臨海鉄道には6000系が最後の活躍を見せています。さよなら運転とかですと、人が殺到し激パ状態となり一気に戦意喪失してしまいます。そうならないうちに行くのです。行くのなら今です。

▲キハ401 五井 もとの番号はキハ402021 コイルサスなので暖地仕様です。

▲オリジナルのキハ200もまだまだ活躍 海士有木

▲左のキハ405はもとの1006番。キハ40系に1000番台そんなんあったんかいなと思いましたが、JR東が烏山線で設定した番台だとか。キハ40系の番台は国鉄時代もたいがい複雑でしたが、JR化後、各社が独自の番台設定を行い、より複雑化しました。光風台付近

▲キハ403 上総牛久からの区間運用

▲上総牛久付近の枯れた景色を行くキハ200 寒さですぐ退散しました

▲運用に就くため出動するキハ200 五井

▲五井12時28分発養老渓谷行きの17A列車となって発進していきました

 

東進続」への22件のフィードバック

  1. ブギウギ様
    投稿有難うございます。おっしゃられる通り関東圏には非電化私鉄がまだ残っており関東鉄道常総線の水海道-下館間は単線でローカル色を感じることのできる区間です。2008年3月4日に三妻-中妻間で撮影した下館発水海道乗り換え取手行き122列車キハ102の写真です。常総線は国鉄から多くのキハ35系が譲渡されていましたが、このデハ102は譲渡された300系のうちワンマン化改造された車両のひとつです。この車両は同僚のキハ101とともに2017年1月8日に撮影会に出席し15日には茨城県筑西市ヒロサワシティという所に保存されました。単行気動車は絵になると思いよく出かけたものです。尚、取手-水海道区間は複線非電化で大昔の東海道本線や山陽本線を彷彿させてくれます。新しい気動車ばかりですが昔はこの複線区間も多くの譲渡車両やゲテモノ編成が走っていました。

    • 準特急様
      続々とコメント有難うございます。関東鉄道はかつては、百鬼夜行の世界で、私がこの地で撮り出したのはキハ35が幅を利かせている時代からです。キハ35は、消滅直前は久留里線でブームのようになりましたが、現役で活躍している時代は、どちらかというと歓迎せざる車両でした。まだ新鋭投入されたキハ47系の方が有難かった記憶があります。それ以前の関東鉄道にいたキハ06や旧南海キハ5500、旧小田急のキハ5000見てみたかったですねえ。エンジンだけがDMH17ばかりで台車もアーチバーからエアサスまでてんでばらばら。もはや想像の世界ですが。辛うじてその時代への想像がつきそうなキハ0系の写真を貼っておきます。これももはや平日の朝運用のみです。2023年10月稲戸井
      少し脱線します。田舎風景も関西の湿気の(よく言えば緑)多そうな景色よりも関東の枯れた感じが、例えば秩父鉄道やかつての鹿島鉄道のような、が面白いなあと感じています。中村敦夫の木枯し紋次郎の世界です。いや失礼しました。

  2. ブギウギ様 キハ101,102が保存されているとのこと。平成11年10月に太田郷駅で101と102の交換風景を撮っています。太田郷からは砂利取り支線が分岐していたので、その痕跡探しに行った際のカットです。

    • 西村様
      コメント有難うございます。
      やはり常総線のイメージはキハ35なのですね。常総線は首都圏通勤の範囲なのでロングシート車はうってつけだったのでしょう。後継の新鋭気動車もロングシート3扉ですね。
      写真はもう20年程前の水海道車庫。今や車庫を訪問して撮らせて頂くのも遥か彼方過去のこととなりました。

  3. ブギウギ様 私もキハ101を撮影していました。引退間近の2011年10月8日、水海道駅です。当時武蔵野線沿線の埼玉・朝霞に住んでいて、TX開業後は南流山で乗り換え、守谷まで行きますと関東鉄道に早く着けました。この日は下館まで乗車して、陶芸家板谷波山のミュージアムを鑑賞しました。

    • 勘秀峰様
      コメント有難うございます。路面電車でなくこのような車両も撮られるのですね。常総線でキハ35が事実上の主役だったことがよく判ります。今なお活躍中の水島臨海鉄道キハ30の写真を貼っておきます。

  4. ブギウギ様
    コメントにキハ06、小田急のキハ5000形、南海キハ5500系も見てみたいと言われ、ネガを探しましたところ、小田急がありました。1973年4月1日水海道-小絹間を行くキクハ3(元小田急クハ1950)+キハ754(元小田急キハ5000のキハ5102)の取手行きを後方から撮ったものです。

  5. ブギウギ様
    関東鉄道常総線のキハ750形(キハ751~754)は小田急の国鉄御殿場線乗り入れ用キハ5000、5100形です。この乗り入れはその後、デハ3000形5連20000形7連、60000形6連に引き継がれています。写真は1966年駿河小山-足柄間を行く新宿発2713D準急「朝霧」の5101です。なお、ブギウギさんが見たかったという常総線キハ06と元南海5501の常総線キハ755は撮影できませんでした。このジャンルにお詳しい方の投稿を期待したと思います。

    • 準特急様
      貴重な写真を有難うございます。恐縮ですが、2枚めも関東鉄道の写真のようです。朝霧のお写真も拝見させて頂ければ有り難いです。

  6. ブギウギ様
    2023年10月7日(土)に「佐貫-入地」間を走行している関東鉄道竜ヶ崎線のキハ532形気動車です。
    現在は、メインの2両のキハ2000形に対して予備車的な扱いで基本的には毎週土曜日9時台~14時台の運行となっており、運行日は関東鉄道の関東鉄道ホームページの車両案内の指定運行日に告知されます。最近は、『11月27日~2月10日(予定)まで定期検査のため運行いたしません。』と告知されていますが、本日は10日を過ぎていますが、そのままになっています。
    2013年にDMH17CからDMF13HZへ換装されており、キハ2000形のどちらか1両が定期検査の場合、平日朝にキハ2000形と2連運用されます。

    • 快速つくばね様
      コメント有難うございます。竜ケ崎線のキハ532乗ってみたいです。運転台が右についているやつですね。検査終了して土曜日に運用に就くようであれば、また狙ってみようと思います。写真はキハ522、まだアーチバー台車です。1987年2月、竜ケ崎

    • 快速つくばね様
      今頃になって恐縮ですが竜ケ崎線で快速つくばねさんの故郷と思われる場所を走っていた車両を撮っていました。当会には内燃車輛の専門家が西の方におられ、軽便や路面電車や中小私鉄、大手私鉄に国鉄の旧型電車や客車にめっぽう強い方も東の方におられますんで過去にこの手の内容は発表されているとは思いますが貼り付けてみます。1978.3.26竜ケ崎-入地間佐貫行き522+531

    • 準特急様
      懐かしい写真ありがとうございます。江若鉄道廃線後、総括制御車が関東鉄道に譲渡され、そのうち4両が竜ヶ崎線に入線し同線の近代化を図りました。その中でキハ522は、国鉄キハ42017→長門鉄道キハ11→ロングシート化→江若鉄道キハ19→総括制御化(キハ5122に改番)→関東鉄道キハ5122→ワンマン化→キハ522に改番→車体新造更新という複雑な車歴をたどっています。
      雨の中の写真ですが1964年3月の江若鉄道三井寺下機関区に留置中の旧塗装時代のキハ19です。
      ブギウギ様
      キハ522の写真ありがとうございます。キハ531の後継車両としてキハ532が国鉄キハ20系気動車の走行装置を流用して製造されましたが、元は江若鉄道から譲受した元江若鉄道キハ5120を改番したキハ511を種車とする計画であったようです。ところが時あたかも関東鉄道から筑波鉄道、鹿島鉄道を分社する時期と重なり、キハ511が筑波鉄道となった真鍋機関区の配置であったため調整がつかなかったようです。実現していれば今でも江若鉄道の流れをくむ車両を見られたと思うのですが、車体は更新され、エンジンは換装、台車も振り替えられ残っていたのは多分台枠だけでしょうか。

  7. ブギウギ様
    失礼いたしました。私もバイデン大統領とトランプ大統領の丁度間の年齢でしてポカが多くなりました。お詫び申し上げます。台湾に行かれたそうですが、私もこんな写真ありましたと古い台湾の写真出しますのでブギウギさんならではの特撮も披露してください。

    • 準特急様
      ありがとうございます。
      シートピッチが113系の2000番台並みに広くなったキハ5100ですね。ハエたたきも映っていて貴重な写真です。キハ5000はシートピッチが1300ミリ台でむちゃくちゃ狭かったのが5100では改善して1500ミリ超になった、と何かで読んだことがあります。1300ミリ台ならオハ31並みで現代人なら向かい合わせで座るのに難渋することでしょう。

  8. 皆さま
    キハ101、キハ102ですが、準特急さまが記載されたとおり、先日やっと公開された筑西市の「ザヒロサワシティ」に保存されています。
    2021年11月に知人の紹介で同所を訪れ撮影した写真を添付いたします。保存状態は良好です。ただ、狭い場所にD51やEF81、E2系などと並べて展示されていますので、広角レンズ必携です。

    • クモハ73106東ウラ様
      102、101共ピカピカですね。屋根がないのが不安要素ではありますが。2004年頃の水海道での102です。101の写真はありませんでした。

  9. 御殿場線のD52を撮りに行った際に、御殿場駅でたまたま撮っていました。D5272と5102銀嶺号です。

    • 西村様
      御殿場線と言えばD52だった時代の貴重な記録ですね。自分は、というとD52どころか後年の73系電車もかすりもしませんでした。小田急のSSEなら乗ったことはありますが写真はありません。今はJRCの313系が走りますが、わざわざこれを撮りに行くのは・・・

      • ブギウギ様 何とかD52を撮ったとは言え、架線の下での撮影でした。架線のない時代に撮りたかったです。

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