伊豫のプリマドンナ100形、200形は新製時、両運非貫通であった。3連化の時に片運改造がボツボツ始まり、貫通基本編成が定着した。1965年頃から西武所沢車両により車両更新が開始され、最初はプリマドンナより古い車が導入され、見た時はがっくりした。その後、冷房車導入で京王電鉄の支線か思われるぐらいに統一された。遠州鉄道と共に地方線区では最も優秀な民有鉄道と言われている。
それに比べ土佐電は、ヒイヒイ言いながらも話題に事欠かぬ存在で、今も観察をかさねている。2005年に訪れた時はまだ新駅着手の時で、竣工するや行きたかったのだがドタマの関係でドクターストップとなった。昨年GW、ぶんしゅうさんにおねだりして新駅拝見が実現した。
今年3月17日、善通寺へ向け出発した。18日琴平駅で500号急行をお迎えした。琴電から記念品グッズとお土産を頂いた。それというのはお使いになった写真、老人が1958年9月9日に撮影したものを採用されたのである。各駅にA4版が、
高松築港、瓦町、仏生山、一宮、滝宮、琴平にはA2版で張り出された由。残念ながら他用で乗れなかった。
- 立派な駅前から走り出す電車は恥ずかしそうだ
PCの老齢化か老人の操作ミスか、写真のキャプションが吹き飛ばされ2ケは消滅、2ケは生き残ったものの本文ぶら下がりとなっている。本来の位置に戻し、竜巻と共に太平洋上で分解したものを拾い集めてみた。写真の上から①→④となる。
①101号の下に81年前に…… となる。
②これが駅舎か?京都2条駅同様に吹き抜ける風にご用心!
③立派な駅前から…… となる。
④ピンボケ写真も50年たてばお役に立つこともある。