チキ工臨

今の子供たちにとって貨物列車と言えばコキを連ねたコンテナ貨物のことなのですが、かつての貨物列車は多種多様な貨車が連なり にぎやかな鉄道風景を作ってくれていました。最近ではコンテナ貨物にカメラを向ける気にもならず、たまにレール輸送のチキ工臨に出くわすとラッキーと思ったりしています。チキ工臨のほかホキ800によるバラスト輸送のホキ工臨もあるのですが いずれも臨貨なのでいつ走るのかわからず、しっかり撮影したことがありません。一方 以前から模型の世界でもこのチキ工臨を作ってみたいと思っていたのですが、さすがにロングレール輸送の再現は難しいと諦めていました。ところが25m定尺レール輸送のチキ5200型があることを知り これなら作れると ネットの写真を集めてなんとかそれらしく完成しました。

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実車は車体長12.8mで 2両1組に25mレールを積みます。コンテナの規格変更で余剰になったコキ10000の車体を短縮改造し、一方乗り心地の悪さで酷評され 台車を交換したために余剰となっていたコキフ50000のTR223台車を組み合わせて生まれた形式です。JR四国以外の各社に188両が在籍しているそうです。幸いアダチからTR223台車も発売されており、台車だけを購入し、あとはありあわせの材料で格安で完成しました。積荷のレールも 残っていた真鍮のバラレールをかきあつめて買わずに済みました。昔ならチキのうしろにヨかワフでもぶら下がるのでしょうが、いまどきのチキ工臨は赤いテールマークだけで味気ないものです。写真にはワフをつなげてみました。このワフは水島臨海鉄道のワフ16です。以前水島機関区の奥に廃車されて留置されていて、かわいらしい姿が気に入って作ったものです。

水島臨海 ワフ16 H21-9-20撮影

水島臨海 ワフ16 H21-9-20撮影

このワフ16は写真のように錆だらけのみじめな姿でしたし、その後訪問した時には姿がなく、てっきり解体されたと思っていました。ところが何と真岡鉄道できれいな姿に復元されていることを最近になって知りました。真岡では静態保存ですから走ることはありませんが、今では死語となってしまったワフが復活したのはご同慶にたえません。さてチキとワフを牽いているのは、全国どこでも見られた貨車移動機です。協三、ニチユなど貨車移動機もバラエティーに富んでいましたが、珍しくもない存在だったため 意外と撮影していないのです。この模型はさいたま市にある「ワールド工芸」から発売されているキットを組んだものです。この製品は精密エッチングがすばらしく、他社のキットでは味わえない完成度に驚かされました。ということで、どんどん塗装待ちの車両が増えている昨今です。寒い冬はどうしても部屋にこもって模型作りで過ごしていましたが、今日から青春18キップも発売開始なので、そろそろ出かける計画をと考えているところです。とは言え魅力的な行き先が見つからず・・・・? 困ったものです。

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