桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part7 富山地方鉄道

昨日朝、フジTV系の”とくダネ”を見ていたら、ワシントンホテル秋葉原に本格的な鉄道ジオラマ『クハネ1304』客室が登場したと、取材レポートがありました。客室内で模型列車の運転ができるようになっています。ホテルもいろいろと客寄せを考えるものだとびっくりしました。二番煎じが出そうですね。ご興味のある方は、下記を覗いて見てください。
http://www.wh-rsv.com/wh/hotels/akihabara/

第5日目 2010年4月21日
① 滑川10:42(127)→11:35宇奈月温泉
② 宇奈月温泉13:18(144)→14:31寺田14:58(331)→15:42立山
③ 立山16:14(334)→16:57寺田17:02(155)→17:26滑川

6:30、滑川漁港横のある『道の駅ウェーブパークなめりかわ』にて起床しました。
富山湾には、普段は深海に生息しているホタルイカが、3~6月に産卵のため海面に浮上します。魚津から新湊海岸近くにかけて押し寄せ、滑川漁港は富山湾では主要水揚げ港となっています。深夜には、予約連日満員御礼の観光船まで出航していました。

小型漁船が戻ってきたので見に行きましたが、残念ながら、ホタルイカの水揚げはもっと早い時間だそうです。折角きていますので、駐車場横にある「ほたるいかミュージアム」の開館を待って見学しました。

紹介映画を見た後、ホタルイカの発光ショーがありました。これを見たかったのですが、意外と明るいのにびっくりしました。中々神秘的で見て損はないですよ。観光船が連日満員なのも分ります。皆様方、一度ご覧ください。このホタルイカは、直ぐに弱ってしまうので、ショー用に連日朝2時に採りに行くそうです。

ホタルイカは、十分堪能しましたので、滑川駅に向かいました。車は、昨日入浴した市民交流プラザの駐車場がスーパーと共用されていますので、どうせ帰りはここで夕飯を仕入れようと置くことにしました。

JR滑川駅前の地下自由通路を歩いて反対側の富山地方鉄道(以下;地鉄)滑川駅に入りました。地鉄は、初乗車です。全線乗車と全線ロケハンを目指すために、4,400円もしますが、思い切って『全線2日フリー乗車券』を購入する事にしましたが、自動切符販売機では売っていません。


10:42、丁度宇奈月温泉行き127レが来ましたので、乗車整理券を取って、乗車しました。乗車後に運転手さんに聞きますと、「車内販売はありませんので、宇奈月駅に出られる際に申し出て購入してください。」との事でした。

列車は、8編成16両が導入された元京阪電車3000形モハ10043+モハ10042の2両編成です。車内運転席寄りのシートは、ワンマン化改造で撤去されていますが、他のシートは京阪時代のままです。

荷物を置いて、運転席後部に釘付けでロケハンです。滑川を出るとしばらくJR線と並走します。のんびり走るのかと思いきや、直ぐに95km/hの高速走行です。ローカル鉄道と思っていて失礼しました。

経田駅手前でJR線とは別れ、右へ90度曲がり勾配を上がっていきます。所要53分で雨上がりの宇奈月温泉駅に到着しました。ほぼ0mから標高244mまで登ってきました。

数10名の乗客と一緒に下車して、黒部渓谷鉄道宇奈月駅まで行きました。駅前は、広大な駐車場です。殆どの観光客はバスかマイカーで来るようです。かつては、JRと名鉄からの乗り入れもありましたのに・・・・。厭世の感を知らされました。


地鉄から黒部渓谷鉄道へ行く間にある黒部川電気記念館前には、人員や資材輸送に活躍した米国製の電気機関車が展示されていました

黒部渓谷鉄道は、先日今年の運行を開始したばかりで、まだ途中の猫又駅までしか開通していません。終点の欅平までの全線開通は、5月連休予定だそうです。ここもまだ未乗車ですので、新緑か絶景の紅葉シーズンに乗車したいと、今回は初期の目的に徹する事にしました。

駅前は、桜が満開ですが、途中では、桜も少なく、あっても桜を入れての撮影は難しそうでした。今日は、一日中天候が安定しませんので、ロケハンで乗り鉄旅としました。

宇奈月駅から73分乗車で、寺田駅着。ここで立山線に乗換えて立山駅に向かいました。

立山駅まで乗車した車両は、1980年ローレル賞に輝いた14760系。14764+14763。立山駅近くになると、まだ雪が残っていました。

立山駅横にある国土交通省立山砂防工事専用軌道。雪解けから保線復旧工事が進み明日開通予定と言っておられました。610㎜のナローゲージ、是非とも乗ってみたいです。総延長は、18km、最大勾配83。3‰、スイッチバック8ヶ所とあれば、よだれが出ます。宝くじを買うつもりで抽選に参加します。

今日は、これでロケハン完了です。寺田駅乗換えで滑川駅に戻りました。まだ未乗車区間が残っていますので、明日も乗り鉄です。

今日の温泉は、たくさんあって悩みましたが、泉質満点で庭園露天風呂が大きい『金太郎温泉』にしました。
http://www.kintarouonsen.co.jp/karuna/

名称;金太郎温泉 カルナの館、入浴料;700円(60分内)、泉質・満足度;食塩泉と硫黄泉が混合している全国でも珍しい「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(硫化水素型)」で、温泉らしい温泉です。有名な名に恥じない立派な温泉です。お薦めします。北陸行くなら是非に立ち寄りください。  Part8 へ続く

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