朝起きての直ぐの日課は、空模様を見る事です。今日も雨です。九州から数えても、雨が降る日が多すぎます。空が泣いてますが、私はもっと大泣きの毎日が続いています。
① 岩峅寺13:25(622)→13:55電鉄富山
② 電鉄富山14:40(331・寺田圣由)→15:16岩峅寺
昨夜は、今日の移動を考慮して、国道8号線にある富山東PAで宿泊しました。一般国道のPAですので、高速道路のと比べると設備は数段おちます。それでも温泉に入った後は早くビールを飲みたくなるので、快適より直ぐの快楽を選んでしまいました。 E-Mailのチェックとインターネットで調べておきたい事があったので、朝食をかねて無線Lanができるマクドナルドを探しますが、10分も走ると必ず1軒はあったマクドがありません。撮影予定地の常願寺川鉄橋を越えて先まで行ってしまいました。
店に入って電気も使っていいですかと訊ねると、笑顔でコンセント近くの席に案内してくださいました。多謝、多謝です。
昔は安いモバイル専用PHSがありましたので、遅くとも大概の場所でインターネット接続が可能でしたが、いつしか消えて、石器時代になりました。個人がPCを持ち歩き、情報化時代になっています。
高速道路のPA、道の駅、観光地の駐車場・公園等々公共の場所では、どこでも誰でもがインターネットを無料で使える環境整備を進めていただきたいものです。
高速走行する列車内のように高額費用を必要としません。固定された場所なら費用もわずかで、費用対効果は膨大です。政府指導で義務付けぐらいの政策を望んでいます。
朝からぼやいていてはいけません。腹ごしらえも済み、情報もインプットできましたので、出発です。
9:00、先ほど通過した越中三郷~越中在原間の常願寺川鉄橋で撮影開始しました。
▲ 9:10、岩峅寺発のモハ10043+10044の312レ。
常願寺川は、総延長わずか56kmで、標高差は約3000m近くもあります。急流を利用してのダムも総貯水容量では、黒部ダムより10%大きい有峰ダムを筆頭に計8ダムあります。世界でも屈指の急流河川の暴れ川で、山と海が近い台湾の河川とよく似ています。この上流の向こうに地鉄立山線と国土交通省立山砂防工事専用軌道が走ります。
▲ 9:13、モハ10026+10025にクハ171を連結した、宇奈月温泉発の急行B120レ。
朝の通勤電車は、他に10030系(旧京阪3000系)+10020系クハ172との異色3両編成の通勤電車が走ってきましたが、撮り損ねました。雨が降り続きますので、ぶんしゅう7号の運転席から窓を全開しての車内からの撮影です。
今日のメイン撮影地は、昨日ロケハンでここはと思った有峰口駅付近です。標高は、約400m近く、線路に沿った桜並木は満開です。
▲ 有峰口駅は、立山線が1937年(昭和12年)に(現)立山駅の1.3km手前にあった栗巣野駅まで開業した時に設置されています。駅名は小見駅で、昭和45年に改名されましたが、駅舎に表示されている名前は、小●駅でした。古い木造駅舎で趣きもあって中々です。
▲ 10:48、寺田圣由電鉄富山行き、モハ16012+16014の2両編成、320レ。
有峰口駅から本宮駅に少し行った所に桜並木がありますが、満開しましたが連日の雨で濡れていました。絶景なくこのまま散ってしまいそうです。
▲ 11:17、電鉄富山発寺田圣由、モハ10032+10031の急行319レ。
▲ 11:46、寺田圣由電鉄富山行き、モハ14773+14774の322レ。
濡れた桜の花びらの中、撮影を続けましたが、雨は勢いを増してきましたので撮影を切り上げて、未乗車路線に乗車とロケハンを兼ねて、岩峅寺駅へと戻りました。
▲ 12:49、暴れ川の常願寺川に架かる千垣橋梁をゆっくり渡る324レ。
▲ 13:22、岩峅寺駅着。大正10年に立山鉄道開業時に終点駅として設置された。旧名は立山(注意;たちやま)と呼ぶ。ここで上滝線と寺谷向かう立山線と分かれるが、上滝線から立山駅への乗り入れは現在行われていない。
ホームは石造りで、通路も木造屋根が続きレトロな雰囲気が漂っています。
岩峅寺駅で撮影をしていますと、駅員さんが出てこられて、貨物が全盛時代だった頃の盛況の歴史また、映画『剣岳・点の記』では、富山駅として撮影された事等、いろいろと案内していただきました。
昨日も寺田駅で同様な説明を受けました。運転手さんも含めて、地鉄で働いておられる皆さんは、親切で感じの良い方ばかりでした。
駅では、乗車客には無料で駐車場を開放していますので、車を置いて未乗車区間の乗車を行いました。
今日の宿営地は、岩峅寺~横江間の国道沿い、立山あるぺん村の広い駐車場にある24時間営業のコンビニ横にしました。今日の温泉は、岩峅寺駅駅員さんお薦めの駅近くのグリーンパーク吉峰の『よしみね温泉』としました。
http://www.yoshimine.or.jp/relax/01.html
名称;吉峰温泉ゆ~ランド、入浴料;600円、泉質;無色透明の単純泉、満足度;設備は七ですが、泉質のせいでしょうか氷見や金太郎温泉と比べると、入浴感は数段おちます。周辺に結構、温泉がありますので、次回は他を探してみます。 Part9 へ続く