桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part3 氷見線

第2日目 2010年4月18日

① 越中国分7:09(525D)→7:21氷見7:29(524D)→7:41越中国分
② 能登中島13:28(135D)→13:41能登鹿島15:16(140D)→15:29能登中島

5:00、空が明け始めた頃に目覚めました。直ぐに洗面を済まし、車のオートフリートップを格納、宿営地の「道の駅氷見」を出発し、雨晴駅方面の海岸沿いを走りました。
氷見6:08に発車する始発列車の回送があります。撮影地予定地の雨晴~越中国分間を通過する前に着いていなければなりません。急ぎますが、安全運転で、向かいました。立山連峰が見えれば、絶景が広がっているはずです。しだいに朝日が昇り始めました。

5:20、現地に到着。急いで車中からのロケハンをしますが、残念ながら絶景は、朝霞の向こうで、全く見えません。そして、完全逆光で、撮っても列車は風景の中に黒く埋没します。抜ける場所はありません。何とか撮れないかと撮影地点を探している途中で、5:39、回送列車は来てしまいました。シャッターは切りましたが・・・・。

呆然としていると、朝日を撮っておられた風景カメラマンの方々が、どこからか出てこられました。
5:46、私も有名な女岩を前景に朝日を撮ってみました。
▲ 6:21、氷見発高岡行きの始発列車、忍者ハットリ君列車キハ402137+キハ402136520Dです。

7:00、越中国分着。

▲ 氷見線では、唯一の綺麗な桜の咲く駅、越中国分駅
7:09発の525Dに乗車して、越中国分~氷見間を車窓からロケハンしました。


▲ 氷見線は、中越鉄道により1912年(大正元年)に全線開業されている結構古い路線です。大正9年国有化後の大正13年時刻表を見てみますと、今より1時間も早くに始発があります。一日全線往復は9本と現在の半分で、所要時間は約40分です。営業距離は、昭和5年までのマイル表示となっています。

飛び越えて、昭和38年4月北陸線金沢までの電化完成時を見てみますと、22往復と多くなりましたが、所要時間は、約28分と早くになっています。
この頃は、C11が客車4~5両を牽引、またキハ07が走行していたのですね。
その後、伏木駅へと走りました。途中の貨物コンテナヤードにポツリと1両の路面電車と、冬の仕事が終わったローターリー車が留置されていました。気になったので、止まって、近づいてみました。

一応、錆止め塗装はしているようですが、この路面電車いったいどうするのでしょうか。なぜにこんな所に置いてあるのでしょうか。またどこの電車なのでしょうか?この写真を見てお分かりの方、教えて下さい。

7:57伏木駅着。

伏木駅員さんに前回見た貨物列車のダイヤを聞きますと、2008年9月に運転は終わったと言われ、がっくりです。今回の撮影予定の1つでもあったのですが・・・・。

伏木駅
は、貨物駅もあったので、大きな駅舎で、駅前広場も広大です。裏手に回ると、ガッチリとしたつっかえがしてありましたが、老朽化が進んでいるのでしょうか。
▲ 8:32、高岡行きキハ47系2連826D

仕方ありません、再度、雨晴~越中国分間で撮れる所は、もっとないのかと挑みましたが、ここは、立山連峰が見えてこその絶景の撮影ポイントです。漁師さんに聞きますと、11月~2月ぐらいが晴れてハッキリと見える事が多いが、この時期は難しいと言われました。発冠雪の時期が1番良さそうです。また、その頃に来ましょう。
左、8:54、女岩をバックに雨晴駅に着くキハ40-2092531D
右、8:55、高岡行き忍者ハットリ君列車528D

今日は、山は見えずとも快晴の撮影日です。気持ちを切り替えて、ちょっと遠いが、桜で有名な、のと鉄道能登鹿島駅に向かう事にしました。 Part4 へ続く

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