先に特派員氏や津田氏の若き姿をご披露致しましたが、藤本先生から簡易軌道の紹介がありましたので、これまた茶内の思い出としてご紹介します。
ときどき江若鉄道でお騒がせしていますが、40年も前になくなったものを復元しようとして困るのは 当時はカラー写真が貴重だったためモノクロ写真しか残っておらず、一体どんな色をしていたのかが判らないことです。茶内浜中町営軌道はなぜかカラーで3コマだけ撮影していました。藤本先生の夏の写真とは一転 雪景色ですが かえって赤や緑色が雪のなかでは映えています。撮影日は昭和46年3月12日です。
この1週間ほど前に標茶町営軌道を訪ねて 標茶駅から車庫のある開運町まで行ったところ車輌は雪に埋もれたまま放置されていて がっかりした記憶があります。なんでも大雪で除雪が困難になり、そのまま廃止されたとのこと。そのあと茶内で元気な簡易軌道の姿を見ることが出来て、貴重なリバーサルを3コマ使ったようです。
西村雅幸様
浜中町営軌道のカラー写真有難うございます。No.1は朱色に白帯、No.2はグリーンに白帯とか一応メモはしてあるのですが、日時の経過と共に忘れてしまっています。その意味では貴重な記録です。
標茶町営軌道は残念でした。私は昭和44年9月に訪れました。事務所の方の話では、来年補助金が打ち切られると残念であるが廃止せざるを得ない。道路の整備が進み、乗客は1日50人程度にまで減ってしまい、その大部分が高校生の通学利用である。貨物列車は道路状況が悪化する冬季のみ運転している、と言うことでした。
写真の整理がつき次第書き込みしたいと思っています。