西村さんから福塩線下川辺駅のご報告がありましたので、それに関連して福塩線の昭和29年4月9日までと昭和29年4月10日からの時刻表をお目に掛けます。日本交通公社の『時刻表』昭和29年4月号と5月号です。
↑昭和29年4月号p.62
内容は4月10日の時刻改正前の時刻です。昔は、4月の時刻改正が4月号に掲載されないことがありました。
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投稿者「井原 実」のアーカイブ
客車廃車体訪問記 内地編33 岡山県-1
【柵原ふれあい鉱山公園】 34.943476, 134.081371 2018年4月19日撮影
オハ35 1227(片上鉄道ホハフ3002)
↑オハ35 1227(茶色の客車)
改札を入って、誰もいないと思って客車のあるホームへ行くと、ベンチでオッサンが寝ていたのて一瞬驚いた(わかりにくいが、上の写真の青いホハフ2004の前のベンチ)。ホームレスでもなさそうな様子であったが、一通り撮影を終えて帰る時もまだ寝ていた。
◆オハ35 1227(1947年新製 日車)→1955年更新修繕-Ⅰ 幡生工→1980年廃車→(1981年)片上鉄道ホハフ3002→1991年廃車
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客車廃車体訪問記 内地編32 香川県-1
【高松市 卸センター】 34.358880, 134.065782 2018年11月8日撮影
オハフ50 180
高松市朝日新町の宮脇書店総本店のすぐ近くに「卸センター」バス停があり、その約200m北の㈱Welleg(㈱菱屋から社名変更)本社敷地にオハフ50 180がいる。テニスコートが2面あり、その更衣室・用具置場として利用されていると思われる。サボは「中村-高松」である。
宮脇書店総本店には観覧車があるが、老朽化の為営業を終了した。
◆オハフ50 180(1979年新製 新潟)→1989年廃車
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客車廃車体訪問記 内地編31 静岡県-3
【富士市 入山瀬公園】 2017年11月23日撮影 35.188772, 138.646449
・オハ35 441
入山瀬公園は身延線入山瀬駅そばにあり、「でごいち文庫」という子ども図書館として利用されている。隣にD51 943が保存されていて、身延線の電車からも見える。撮影の為樹木の葉のない時季に行ったが、見るのなら当然緑に囲まれた季節のほうが落ち着く。
◆スハ35180(1941年新製 日車)→(1941年改番)オハ35 441→1954年更新修繕-Ⅰ 長野工→1977年廃車
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客車廃車体訪問記 内地編30 岐阜県-1
【谷汲口駅】 2014年4月9日(1-3位側)、2013年12月30日撮影(2-4位側) 35.527560, 136.642170
オハフ33 1527(樽見鉄道オハフ502)
樽見鉄道谷汲口駅構内には数多くのソメイヨシノが植わっている。ここは特段観光地でもなく、近くには西国第三十三番満願霊場 谷汲山華厳寺があるのに、桜の見頃の時季にはわざわざ立ち寄って小休止していく観光バスもある。
◆オハ35 1042(1947年3月新製 日立)→(1964年12月26日改造 高砂工)オハフ33 1527→1974年1月25日体質改善B3 高砂工→1984年廃車→樽見鉄道オハフ502→1990年廃車
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客車廃車体訪問記 内地編29 大分県-1
【日田天領水の里 元氣の駅(鉄道公園)】 33.311566, 130.922324 2018年10月27日撮影
オロネ15 3005、スハネフ14 5
日田は大分県であるが、久大本線の福岡県寄りに位置するので、大阪から行くには新幹線の久留米経由が便利で、特急「ゆふいんの森」を利用した。日田駅のホームに日田杉の馬鹿でかい下駄が置いてあった。
三隈川(いつの間にか筑後川に変わる)が市街地の南を流れていて、日田天領水の里 元氣の駅(鉄道公園)はその中州にある食品会社の敷地内の公園である。
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客車廃車体訪問記 内地編28 岩手県-3
【矢幅駅東方のスユニ50】 39.614835, 141.188488 2019年6月27日撮影
東北本線矢幅駅から東へ、北上川を渡ってすぐの所にスユニ50が置かれている。エアコンの室外機や郵便受け、プロパンガスボンベやTVアンテナが見えるので、事務所と思われる。腐食剥離が進んで痛々しい。番号がわかるものは外回りでは何も無い。車内に番号を特定する手掛かりがあるかもしれない。手入れをして末永く利用してほしいと願う。
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客車廃車体訪問記 内地編27 福井県-2
【やまぼうし高原】 2007年5月3日撮影
オハフ46 2029
ファミリー焼肉どん幸からオハフ46 2029とEF70 1005が移設された。場所を「やまぼうし高原」としたが、「金華山グリーンランドのキャンプ場」が正しかったかもしれない。㈱金華山サザンクロスが経営するキャンプ場であった。ここへ行ったのは北陸に詳しい友人の案内で連れて行ってもらったからで、しっかりメモしていなかったのである。とにかく山の中で、オハフ46 2029とEF70 1005がポツンポツンと置いてあった。EF70は屋根があったがオハフ46は荒れ放題であった。
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客車廃車体訪問記 内地編26 福井県-1
【焼肉どん幸】 36.143267, 136.087010 1991年7月13日撮影
オハフ45 2014、オハフ46 2029

会社の研修旅行で東尋坊方面へ行った時、観光バスの窓から確認し、特別に単独行動をして撮影し、宿泊先の旅館が越前海岸にあり路線バスの便が無い所だったのでタクシーで追いついた。
本件は焼肉屋で、オハフ45 2014の車内はシートピッチを拡大してその間に焼肉用コンロを埋めたテーブルを配していた。電機はEF70 1005という番号であるが実際はEF70 1003だそうである。大分のC55 53などと同様の事情か?
その後、電機とオハフ46 2029は「やまぼうし高原」(次回)へ移動し、オハフ45 2014だけが残ったがしばらくして解体された。
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客車廃車体訪問記 内地編25 秋田県-1
【小坂鉄道レールパーク】 40.322773, 140.745695 2018年5月30日撮影
スロネ24 551、オハネ24 555、オハネフ24 12、カニ24 511
第24回で西村さんからご紹介があった小坂鉄道レールパークは、10年前に廃止された旧小坂駅にある。ここは数少ない宿泊できる保存寝台車として貴重であるが、とりわけ宿泊者は駅構内を走行する寝台車を体験できることで日本唯一の存在である。
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客車廃車体訪問記 内地編24 岩手県-2
【ふれあいランド岩泉】 39.840384, 141.867182 2018年5月31日撮影
オロネ24 5 、オハネ25 151 、オハネフ25 121
ふれあいランド岩泉は、岩手県岩泉町が運営するスポーツ・キャンプ・イベント等の多目的施設で、3両の客車は「ブルートレイン日本海」と称する自然豊かな宿泊施設として使用されている http://www.fureailand-iwaizumi.jp/fl_train.html。他にYouTubeにも色々アップされている。2013年10月盛岡貨物ターミナルから搬入し、整備工事を施し2014年8月1日から一般利用開始された。1両貸切制で、1両分の料金を払えば1人で利用することもできるのだろうか。
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客車廃車体訪問記 内地編23 高知県-1
【わんぱーくこうちアニマルランド】 33.542437, 133.556553 2018年5月4日撮影
オハ50 11
◆オハ50 11(1978年新製 新潟)→1992年廃車
「わんぱーくこうちアニマルランド」と称する高知市立動物園の遊具施設エリアにあり、休憩所として愛され親しまれている。エアコンは両端だけなので、夏は暑いと思う。
高知の名物は「高知メロンサイダー」がお薦めである。
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客車廃車体訪問記 内地編22 三重県
【関ロッジ】 34.858007, 136.385886 2008年11月29日撮影
▲ナハネ20 2237
前々回のコメントで乙訓の老人の甥様により紹介済みであるが、1-3位側も紹介する。これは元五条のTさんに、写真展に出す写真を撮りに行こうと誘われ、関西本線~草津線をご一緒した際に昼食を兼ねて立ち寄って撮影したものである。窮屈な高台に置いてあって引きがなく、標準的な写真が撮れなかった。
東海道五十三次の47番宿場である関宿に近い関ロッジは、国民宿舎であったが2015年4月に閉業し、2017年8月にゲストホテル関ロッジとして営業再開した。公式HPによれば、ナハネ20は「2019年頃に撤去の予定」だそうである。https://seki-lodge.com/20kei-bluetrain/
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客車廃車体訪問記 内地編21 大阪府-2
客車廃車体訪問記 内地編20 広島県-1
【チチヤスハイパーク跡】 34.308618, 132.291212 2019年8月12日撮影 最寄り駅前空駅
マニ60 2387
またまた何が写っているのかわからない画像で恐縮である。木々の間に少し見える青緑色の車体がマニ60である。荷物用扉上部が見える。屋根は張り替えている。右端の建物は中国新聞 広島制作センター。
廿日市市大野にあるチチヤス株式会社は、かつて会社敷地内にチチヤスハイパークというレジャー施設を持っていたが、経営悪化の為大部分を中国新聞社に売却した。施設は、「ちゅーピーパーク」や「ちゅーピープール」と名称を変えて賑わっている。その、売却しなかった山中にマニ60 2387が取り残されているのである。
ここへのアプローチとしてまず、北側のチチヤス本社前の小道から入ろうとしたら守衛に呼び止められ、社長命令で部外者はチチヤス敷地内には立入禁止だと言う。そこで南側のちゅーピープール入口から大回りしてプールの北側までたどり着いたが、マニ60まであと少しというところで道が無くなっており、草木が生い茂ってとても分け入って行くことなどできない状況になっていた。この調子では近づけたとしても草木に埋もれているのではないかと思われるので残念ではあるが諦めた。ひょっとするとプールと絡めて撮影できるかと思ってわざわざ暑い時に行ったのであるが空振りであった。猛暑のなか汗をかきかき、可能な範囲で調査したことに免じて、このような画像で勘弁していただきたい。合計1時間程歩き回ったが、リハビリのおかげでヒザはなんともなかった。
なお、広島駅では西村さんご紹介の1~2番乗り場間、3~4番乗り場間、5~7番乗り場間(6番乗り場は無い)の給水設備を見学した。「広島駅に残る客車への給水設備」 投稿日時 2018年10月15日https://drfc-ob.com/wp/archives/100960#more-100960
◆ホハ35300(1927年新製)→(1928年改番)ナハ23808→(1954年鋼体化改造 新潟)マニ60 387→(電暖追設)マニ60 2387→1986年廃車
客車廃車体訪問記 内地編19 石川県-1
客車廃車体訪問記 内地編18 東京都-2
【品川駅東口食堂「TRAIN21」】 1993年7月29日撮影
スエ31 79
オエ61 312
品川駅東口に「TRAIN21」と称する食堂があった。訪問時はもう営業をやめた後のようで、元救援車は厨房のようだったが外部が一部腐食して浮いて見苦しい状態であった。車体標記・ナンバーもそのままに、テーブルのあるホームには屋根が無く、雨が降ったらどうしたのであろうか。ビヤガーデンよりもワイルドである。
◆スハニ35 11(1951年新製 帝車)→(1966年改造 土崎工)マニ35 2204→(1971年改造 大宮工)スエ31 79→1987年廃車
◆スハ33278(1938年新製 日支)→(1941年改番)スハ32 615→(1970年改造 幡生工)マニ36 2112→(1982年改造 大宮工)オエ61 312→1987年廃車
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客車廃車体訪問記 内地編17 福岡県-1
【九州鉄道記念館】 33.943408, 130.961793 2016年11月17日撮影
スハネフ14 11
本稿ではJR自前の施設の展示用客車は採用しない方針であるが、当車は展示しているからには廃車になっているはずなのに、廃車日がどうもすっきりしないので採り上げた。
1.『鉄道ファン』687号2018年7月号付録p.40 … 「2013年8月14 日廃車」。
2.『鉄道ピクトリアル』896号2014年10月増刊号p.221 … スハネ14が2両在籍(2013年度末現在)。
同909号2015年10月増刊号p.234 … 2014年度末現在 在籍無し(廃車明細も無し)。
3.ジェー・アール・アール編(交通新聞社発行)『JR気動車客車編成表2019』p.75 2019年4月1日現在 … スハネフ14 6と11が熊クマ配置。
このように各誌バラバラなので困る。JR化されてからこのような傾向が目立つような気がする。廃車日を明記している1.の『鉄道ファン』による「2013年8月14日廃車」を採用する。
◆スハネフ14 11(1972年新製 日車)→2013年廃車
なお、ここと関門海峡めかり駅のオハフ33 488は、昨年ぶんしゅうさんが発表されている。
2018年夏、酷暑の旅 Part12 門司港レトロ訪問 投稿日時: 2018年10月13日 投稿者: ぶんしゅう旅日記 https://drfc-ob.com/wp/archives/100814#more-100814
客車廃車体訪問記 内地編16 宮城県-2
【仙台市ガス局】 38.273770, 140.906876 1991年4月撮影
スハネ30 2122
オハ35 2004
仙台市宮城野区の仙台市ガス局北側の敷地内にあった。なんと蒸機が3両もあって、超豪華な編成である。スハネ30の廃車体はたいへん珍しい。オハ35も若番の貴重な廃車体群であったが、その後蒸機3両は利府へ移動し、客車は残念なことになくなってしまった。
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客車廃車体訪問記内地編15 静岡県-2
【天竜二俣駅】 34.859544, 137.818959 2016年1月2日撮影
ナハネ20 347
正月の昼下がり、天竜二俣駅西側の踏切から構内を見る。ナハネ20 347の手前はキハ20 443。転車台&鉄道歴史館は画面右奥にある。
◆ナハネ20 347(1970年新製 日車)→1987年廃車
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