闇鉄こぼれ話

高感度機とHandycam(Round 1)
『闇鉄(やみてつ)』は低光量下で動いている貨物列車を撮ろうと言う、過酷な撮影条件での映像を扱うジャンル(?)です。
夜の空港で旅客機の発着を流し撮りされている方に教えを請い、「レンズは出来るだけ明るい物を使い、ISO は 1000以下、1/10秒で撮ってみては?」とのアドバイスを頂きました。
その教えを守ったのが、この写真(F 1.8)です。何とか機番が読み取れます。

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新年は雪を求めて叡電へ

クローバー会の皆さま、またデジタル元祖青信号の読者の皆さまに、新年のご祝詞を申し上げます。私こと、昨年後半からは、本欄とはご無沙汰が続いていましたが、忘れ去られないうちにと新年早々の投稿と相成りました。60何回も正月を経験していると、月日が変わっただけで、何の行事もせずに無為に過ごす正月ですが、気持ちのなかには新たなものがあるようです。
そんなことを思い巡らせていると、京都は、正月早々から雪となりました。見る見るうちに雪は深くなり、数十年ぶりとかの16センチの積雪となりました。この時ばかりは、家に引きこもりの毎日から決別し、早朝からの外出となりました。行き先は、雪の多さに惹かれて叡電にしました。写真に添えて、ご無沙汰の本欄へ新年第一号としました。

syo150102_037雪は結局、元日の晩には止んだものの、冷え込んだ分、溶けずにそのまま2日の朝を迎えた。手にしたのは叡電一日乗車券「ええきっぷ」、これで主要駅に下車することにする。
最初は定番の八瀬比叡山口、雪の日も、桜の日も、紅葉の日も、数年前から懲りずに通っている。ドーム屋根を通して見る入線・発車のシーンは、いつ来ても惹かれるものがある。今回は、反対側から駅舎をバックに発車する姿も写してみた。723号に付けられたヘッドマークは、テレビアニメ「有頂天家族」のキャラクター電車の終了を記念したもの。
八瀬の駅前は、遊園地、博覧会場、プール、リゾートホテルと、時代、時代でその姿を変えてきた。子どもの頃からよく行った、思い出と重ね合わせていた。

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