2014年 立山砂防軌道(国土交通省立山砂防工事専用軌道 ) 2年連続2回目の訪問

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いつも国内外の撮り鉄に行かれる折は声をかけていただいておりますクモハ73108東ウラ略;クモハ73106)さんより、チャカ塩湖に旅立つ直前の8月5日に立山カルデラ砂防体験学習会(国土交通省立山砂防工事専用軌道 )の個人応募を申し込むがまた行ってみないかとのお誘いを受けました。
ご存知の通り、立山砂防軌道は、稼働する雪解け5月初旬から降雪が始まる10月中旬までの間、一般客の視察を受け付けていますが、多くの申し込みが殺到し抽選で参加が決まります。今年の運試しはどうだろうかと賭けてみましたら帰国後の8月25日に「当たったよ」と連絡が来ました。倍率は何と5.5倍だったそうです。

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2013年 秋の北陸路一人旅 Part6 立山砂防軌道(国土交通省立山砂防工事専用軌道 )

第6日目 10月17日

いよいよ今回の旅の本番、立山カルデラ砂防体験学習会立山砂防軌道(国土交通省立山砂防工事専用軌道 )初乗車なるかの日を迎えました。但し、先日までの豪雨の影響がなければ、そして先発するパトロールカーが走り、障害がないと確認されてからという条件付きです。地図2

 立山砂防軌道は、世界でも有数の急流河川、暴れ川で有名な常願寺川の砂防施設建設工事に伴う資材や機材・人員を輸送するために建設されました。元は馬車道だったそうですが、昭和2年(1927年)着工され、昭和4年(1929年)に千寿ヶ原 -~樺平が開通。延伸が進められて昭和40年(1965年)には千寿ヶ原 -~水谷、610㎜ナローゲージによる全線18キロが開通しました。
その後も大雨による軌道崩壊を避けるためにトンネル化による改修工事が行われています。名物だったオーバーハング2ケ所は消え、42段あったスイッチバックも38段と減りましたが、標高差640m、最大83.3‰、平均35.6‰の急勾配を上がる山岳鉄道は、トータル的には世界一でもあります。管轄は国土交通省で、一般客扱いの鉄道ではなく工事用軌道です。

鉄ちゃんとしては是非とも乗車したい鉄道ですが、切符を買って簡単に乗車できるものではなく、便乗は原則として認められていません。しかし、富山県・(公財)立山カルデラ砂防博物館が企画主催される立山カルデラ砂防体験学習会に応募することで参加への道がありました。
ただ参加には、毎年指定された実施日、その締切日にはがきによる申込みを行う必要があります。参加希望者は多く、毎年数倍もの申し込みがあります。個人申込みの場合は抽選、団体コースは参加目的と団体の活動内容が分かる書類を提出しての審査が行われます。

個人申込みで抽選当選するのは至難の技、また団体では活動内容が吟味されてハードルが高いと言われています。今回参加できたのは奇跡でもありました。選ばれましたのは、すべてKさんのおかげです。参加者として加えていただきまして感謝、感謝です。

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