2016年 初夏の北陸路一人旅 Part4 城端線

第4日目  6月3日 その1

今日は朝から超快晴です。今まで何回も訪問してきましたがこれほど残雪の立山連峰の峰々がハッキリと見える日を迎えたのは初めてでした。道の駅福光なんと一福茶屋”でコーヒーを入れて朝食後、越中山田駅へと向かい撮影を始める事にしました。
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▲ 8:30 越中山田駅に到着。1951年(昭和26年)8月10日 、国鉄時代に開業です。

【城端線】 
北陸線がまだ開通していない1897年(明治30年)5月4日に富山県初の鉄道として中越鉄道により黒田仮停車場~福野17.2㌔が開業。その後延伸が続き、1897年(明治30年)10月31日に1月2日に高岡~城端29.9㌔が全線開業しました。1920年(大正9年)9月1日に国有化され国鉄中越線となり、1942年(昭和17年)8月1日には城端線に改称されています。
この路線も1日の平均通過人員が2628人(2013年度)とピーク時の26年前から約40%も乗客減少しています。2010年には赤字線として廃止を検討されましたが、2015年の北陸新幹線開業により新高岡と在来線の高岡を結ぶ路線としての存在価値により、氷見線(高岡~氷見)とともにJR西日本の路線として残っています。また2017年春まで1日8便の増便が図られて利用促進実施が試行されています。

現在高岡駅は橋上化工事が行われ構内に万葉線の停留場も出来上がっていますが、あいの風とやま鉄道の路線を横断して北陸新幹線新高岡駅に延伸する計画となっています。噂ではダイヤモンドクロスで横断して城端線に乗り入れることも1案に挙げられているようです。鉄道線に乗り入れるために乗客が乗った状態で台車も履き替えるそうですが、本当なのか?えちぜん鉄道のよう低床式トラム用のホーム設置の方が良いのではと思ったりします。
実現されれば真っ先に行ってみたいですね。

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▲ 8:41 城端~越中山田 Google座標; 36.534936, 136.894142
キハ47-1134+キハ47-66 330D(城端⇒高岡)が田植えの終わった棚田を抜けてきました。

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DSC_4019005▲ 8:53 城端~越中山田 Google座標; 36.531949, 136.895679
DSC_4039_100キハ47-1029+キハ47-27+キハ47-36 福光で交換した331D(高岡⇒城端)が上がってきました。城端駅では白川郷へと向かう世界遺産バスが接続します。観光客も乗っておらると思いましたが、この日は乗客”0”で発車していきました。
まだこのバスの認知度が低いようです。

DSC_4022006▲ 8:58 城端駅に到着。第4回中部の駅百選認定駅になった木造駅舎です。

DSC_4034011▲ 城端駅で折り返す先ほど撮ったキハ47形3両編成。後方の山の向こうには五箇山、白川郷があります。延伸する計画はなかったのでしょうか。

これで切り上げて城端線沿線の撮影地を探します。2010年に訪問していますのでその時の記事や写真を見ながら高岡方面に向かいました。
DSCN5219040▲ 9:37 4駅目の福野駅に到着。1897年(明治30年)5月4日、城端線が最初に開業した時の終着駅でした。その後、砺波鉄道が荘川町まで開業して乗り入れていました。(現在は廃線)

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▲ 9:53 散居村が広がる砺波平野の高儀駅に到着。付近で水田を探しますが、線路際では中々見つからずです。

DSC_4047014▲ 10:21 福野~高儀 Google座標; 36.601810, 136.934747
先ほどの3両編成折り返しの334D(城端⇒高岡)です。これで前景が水田ならバッチリなのですが、上手くいかないものです。

DSC_4061015▲ 10:37 高儀~東野尻 Google座標; 36.615393, 136.941877
339D(高岡⇒城端)は、朝に撮ったキハ47-1134+キハ47-66の2両編成です。

DSC_4078018▲ 11:19 再び福野~高儀に戻って今度は水田前景の撮影です。 Google座標;36.598287, 136.934211  キハ40-2084+キハ47-1064

DSC_4113021▲ 11:35 福野~高儀 Google座標; 36.596319, 136.929429
キハ40-2078の9337D単行が来ました。朝は3両編成でしたが2両、1両と需要に合わせて様々の運行があります。単行は5:33城端着の回送322D(城端⇒高岡)、327D(高岡⇒城端)、9330D(城端⇒高岡)、9337D(城端⇒高岡)、9340D(高岡⇒城端)があるそうです。

城端線の撮影はこれで切り上げることにしました。次に向かうは富山地方鉄道不二越上滝線月岡付近です。ここからは約38㌔、高速を使って約40分、残雪が残る山々に向かいました。 Part5へ続く
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