第3日目 6月2日
5:30 朝の温度は12℃、山間の道の駅でさわやかな朝を迎えました。同じく宿泊されていたのは車3台です。
今日は合掌造り集落のある白川郷、そして五箇山を散策後、散居村の展望台から城端線の夕景を撮りたいとぶんしゅう7号を走らせます。
▲ 観光パンフレット等でお馴染みですが実際来て見るのは初めて合掌集落です。早朝からお昼まで隈なく村を散策しました。丁度茅葺き屋根の再築が行われていましたが、1ケ月の期間と1,000万円の費用を必要とするそうです。家の中では養蚕を主に、和紙漉きそして火薬の原料となる塩硝作りが行われていたのには初めて知りました。
五箇山の2カ所の集落と合わせて計3集落を回りましたが、茅葺きの材料は白川郷はススキ、五箇山はヨシと違っているそうです。
世界遺産の合掌村だけあって白川郷では大型バスが続々と到着します。10時頃にはたちまち村の中は観光客でいっぱいになりました。中国人も来られていましたが欧米人が圧倒的に多く観光客の6割方は外国人が占めていました。
▲ 9:13 村営駐車場前には朝からそば屋が開店して、呼び込みまで行っておられます。食事をすると店の駐車場を無料で利用できるのがウリでお得です。昼食には早すぎましたが、人けがない朝から動き回っていましたので入って美味しいそばをいただきました。
▲ 昼から雲1つない快晴になってきました。これなら夕日の絶景が見られます。白川郷⇒五箇山と回った後、城端線を俯瞰できないものかと散居村の展望広場を目指しました。
しかし、尾根伝いの山道を行きましたが、途中でナビの具合が悪くなって道が分らなくなりました。迷走となって散居村直前で間違った山道(青色)に入ってしまい、途中で道を聞く人家もなく、気が付けば一周して元の戻るというトホホのドライブになっていました。山の中を走る時は隣にナビゲーターを乗せていないとこんなことが起きると思い知らされました。
仕方なく線路際の撮影に切り替えて五箇山から城端へと向かわざるを得ませんでした。
▲ 18:46 撮影地 Google座標;36.534301, 136.892930
夕景の鉄路の撮影に選んだのは、城端~越中山田の水田です。キハ40-2083+キハ40-2137の城端発高岡行きの354Dが夕日を浴びてやってきました。今日唯一の鉄でしたが振り返っての1枚は狙い通りのカットが撮れました。暮れ行く夕空がとても綺麗で印象的でした。
今日の温泉はGSで教えてもらった近くの素朴な法林寺温泉です。宿泊地はこの近くの道の駅福光”なんと一福茶屋”としました。R304に面していますのでうるさいトラックが泊まらないかと案じましたが幸い私だけの宿泊でゆったりと安眠できました。明日はいよいよ富山地方鉄道へと向かいます。 Part 4へ続く
ぶんしゅう様 トホホのドライブは大変でしたね。どうも展望台へ行く道へ入るところを行き過ぎたようですね。五箇山からR165を庄川町小牧まで来て、右折し庄川を渡ったところまではよかったのです。しかし、渡ってすぐに三叉路を左折して県道346号に入ればよかったのですが、通過してしまったようです。左折と言ってもUターンするような感じですし、集落の中の細い道に入るようですのでナビだけではわからないかもしれません。私はいつもネットの地図で確認して、場合によっては地図を印刷していきます。無事に展望台への道に入ったとしても途中で三叉路が数か所あるので間違えばとんでもないところに行ってしまいます。ところで展望台から城端線までは直線距離で約7.7kmありますので、望遠レンズでどこまで列車が写るのかわかりませんが、天気が良かったようですからもったいないことをされましたね。ところで、城端は絹織物で栄えた町でいい町です。城端曳山祭の庵屋台は京都祇園の茶屋などを模した部分などがあり、国の重要無形民俗文化財となっています。宿泊地の福光は昨年に訪れた西条白牡丹のラベルの絵を描かれた棟方志功さんが疎開されていたところです。道の駅から北西にいったところの福光美術館には棟方志功さんの版画が多く所蔵されています。また疎開されていた家が現存しており、襖一面に書かれた絵は圧巻です。ところで、地図にある青色のルートを通られたのであれば多分、利賀村にある道の駅を通られているようですので、ここで道を確認されて、戻られた方がよかったのではないかと思います。とにかく、ご苦労様でした。
どですかでん様、コメントをいただきましてありがとうございます。
確かに利賀村にあった道の駅には立ち寄りましたがまだこの時は、えらい遠くにあるものだと間違っているのに気付いていませんでした。全体の地図を広げてタブレットで確認しておくべきでしたが怠りました。次回はもう1度 リベンジしてみますがこの時ほどの天候に恵まれるかどうかですね。逃がしたチャンスは大きかったかも・・。