第13日目 9月30日
▲ 6:35 撮影地②
今日も夜明け前の出発です。
ボロフタ駅(Vorokhta)に参りますと始発列車が発車していきました。
ホームには降りられたおばさんたちが大きな荷物を持って出口へ向かわれておられます。何か仕入れてこられたのでしょうか。
▲ この蒸気機関車は9600形と同じくボイラーと台枠間が広く空いています。運転手さんたちはこの間に入って整備をされておられます。
今朝の温度は7℃、そんなに寒くはありませんが冬季に入るこれからは厳しい寒さが待っています。
▲ 6:00 今朝のモーニングは甘いクレープです。68歳近くになった老人には朝からこってりはしんどかったですね。
▲ 8:01 撮影地① Google座標; 48.282703, 24.566695
列車に乗って向かったのは昨日最後のの撮影地⑦でした。
▲ 気温が10℃以下だと煙も理想的に出てくれます。2回連続で走ってもらいました。
▲ 8:36 場所をボロフタ駅方向に移動してのショットです。昔の写真には重連で走る姿がありました。長大編成の貨物や客車を重連で走行するのを見たいですがウクライナ国鉄で現在動態保存で残るのはこの蒸気機関車1両です。
朝の撮影はこれで切り上げです。列車に乗ってボロフタ駅に戻って待機です。
▲ 8:46 ボロフタ駅では朝市が開催されていましたので見てみました。衣類はリサイクルショップのようです。-チーズ、肉や野菜類のお店も出ていましたがどちらも品数が少なく盛況さはありません。お昼ごろには店はなくなっていました。
▲ 8:58 ボロフタ駅構内ではクレーン車が砂利を満載した貨車からダンプカーへと積み替え中です。我々のチャーター列車は、交換待ちで運転停車のようです。
▲ 9:52 昨日と同じ2M62形0618号機牽引の寝台列車が到着しました。
①033-25339+②26378+③25917+④11891+⑤032-16991+⑥032-06257+⑦033-12048+⑧011875の8両編成です。客車は033形6両と032形2両がありますが違いは分かりません。
▲ 11:06 昨日同様にラホフ(Рахов=Rakhov)行きの3両編成の気動車が来ました。これを待っていたようですぐの発車となりました。
▲ 11:29 撮影地③ Google座標; 48.311411, 24.580872
線路はプルト川に沿って敷設されています。渓谷というような激しい川の流れはなく、ゆっくりと流れています。ルーマニアとモルドバの境界を流れてドナウ川に合流して黒海に注ぎます。
▲ 12:21 撮影地⑤ Google座標; 48.373594, 24.557400
川の流れが穏やかであっても線路は狭い所も走りますので、そんな所は鉄柵で補強されています。
▲ 13:28 撮影地⑥ Google座標; 48.421839, 24.598870
トンネルに近づく列車です。共産国だけあって警備のための軍人の詰め所が設置されています。また塹壕も彫られています。国境が近いこともあって有事の対応がなされていたようです。
▲ 14:20 Delyatyn駅に到着 Google座標; 48.508004, 24.617050
ウクライナ語では 「станция Делятин」、がっちりした立派な駅舎です。かつては乗降客も多く、盛況だったようで広い待合室がありました。
▲ 撮影地 Delyatyn駅 未だ完全翻訳できていませんが、Delyatin駅の時刻表です。
上は待合室に掲示されていたもの、下はウクライナ国鉄のHPから求めたものですが違っています。なぜか分からず研究中です。
HPは、http://transport.marshruty.ru/Places/PlaceTransport.aspx?PlaceId=95700
▲ Delyatyn駅からはチャーターバスで戻る予定でしたが、ツアーメンバーに急病人発生で病院に搬送したりで随分と待たされました。待っている数時間は、村の中の雑貨屋を皆で探してビールパーティでした。
17:50 ようやくボロフタ駅(Vorokhta)にチャーターバスに乗って戻ってきました。上の4カットは宿泊しているホテルの1階にある店で売っている肉やソーセージ、チーズ等の乳製品です。日本と比べると格安です。買って帰りたかったですね。
▲ 19:52 いつもの駅前レストランで夕食です。今日も美味しくいただきました。
明日はウクライナ最後の撮影最終日です。どんなシーンが用意されているのか楽しみの就寝でした。 Part29へ続く