タクアンも賞味期限が・・・

227系の増備が進む広島地区ですが、いよいよ115系が姿を消すことになりそうです。

平成30年12月26日 中国新聞朝刊

言われてみるとその通りではありますが、あまり「国鉄型」とは意識していませんでしたので、「アッ、そうなんや!」という感じです。115が当たり前で、227が新参者というぐらい115を見慣れてきたことを改めて感じます。「湘南色」がいつの間にか「かぼちゃ色」になっていたのかも驚きです。

山陽本線だけではなく、福塩線、呉線、可部線にも進出している115系ですが、山陽本線での日常風景を少し選んでみました。

4年前 平成26年12月27日 糸崎駅にて  右端の下関車以外はタクアン

 

平成28年4月9日 入野駅にて

平成28年10月29日 広島駅にて 中には赤いのもおります

平成26年10月9日 本郷・河内間

平成26年7月26日 本郷・河内間

石積みの橋脚と青いトラス橋が見えますが、沼田川に架かる、軽トラがギリギリ渡れる幅の下畑橋です。今年7月の豪雨災害でこの橋脚や橋桁は流されてしまいました。山陽本線のこの区間も長らく不通でしたが、復旧しています。しかし手前に写っている道路は今も不通で、下畑橋は廃橋になる見込みです。

平成30年10月3日 下畑橋の無残な姿

今回は山陽本線でのスナップですが、改めて福塩線、呉線の115系、105系を思い出してみたいと思います。

タクアンも賞味期限が・・・」への6件のフィードバック

  1. そうですか。広島から国鉄電車が撤退するのですね。先日、やまぐち号撮りに行きましたが、タクアン色ツードアの115系3000番、3500番が集結していました。これも今のうちに記録しておきたいと思いました。

    • ブギウギ様
      コメントありがとうございます。まだ山陽線も西にゆくと115系がいますが、これも時間の問題でしょう。静かできれいな227系も悪くはないのですが、モーター音を響かせ、窓サッシをビリビリ言わせてセノハチを登る115は電車らしくてガンバレと言いたくなります。さて、227系には付随車(Tc、T)はなく全車がMcかMです。Mc+Mcの2連、Mc+M+Mcの3連、Mc+M+M+Mcの4連、そして2+3の5連というように柔軟な編成が可能な一方で、基本4連の115系が3連の227系に置換えられたため、以前は座れたのに座れなくなったと不評を買っている面もあります。増備が進んで余裕が出れば、サービス向上が図られることを期待します。

    • 米手作市様
      丸も出て、菊池も出て行きそうなカープはこの先不安が募ります。カープ電車も残ってほしいですが、あのラッピングというものは窓にもベッタリとフィルムが貼られて外の景色が見えず、車内も暗くなりがちで乗りたくありません。見るための電車かもしれませんが、乗客のことも考えたデザインにならないのでしょうかね。

  2. 西村雅幸様
    たくあん電車というニックネームは始めて聞きました。103、113、115系は以前追いかけた吊り掛け旧型国電と同じような感覚でホームで停まっているのを見かけると撮っています。これは今年の9月8日に撮影した姫路駅での20時36分発福山行き1339Mクハ111-2070です。恐らく山陽路たくあんの最後となるでしょう。以前鉄鈍爺さんが姫路の先岡山との県境あたりでいい写真撮られており行きたいなと思っていましたがそうはいかなかったようです。

  3. 西村雅幸さま
    そうですか、ついに広島地区の115系等が終焉を迎えますか。227系の新造投入は長いあいだ旧型車をほったらかしにしていた汚名を挽回するかのように、数年で一気呵成に進みましたね。少なくとも7~8年はかかると思っていましたが、えらいヤル気を出したものですね。儲け頭の関西地区の新造が一巡してきたからでしょう。和歌山線や桜井線にも投入されるとか。それでも岡山と下関地区はまだ暫く残るのでしょうね。しかし福塩線の115と105は岡山持ちでしたから岡山にも入るのかな。それとも運用持ち替えでしょうか。227もオールM車ですか。新造費が高くつかないのでしょうか。技術の進歩で機器費が抑えられるのでしょうか。M車とはいえモーターは2個しか付かないのでしょう。最近の設計思想はよくわかりません。
    それにしても「かぼちゃ電車」はいただけませんね。最近の若いファンが言いそうな名称ですが、タクアンはタクアンでもいいものの、ちゃんと「湘南色」という由緒と品格のある名称があるのですから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください