2022年3月12日のダイヤ改正で、おおさか東線の201系、奈良線の103系が引退するなど国鉄時代の車両の勢力図が縮小した。JR東海に至っては、211系0番台の引退をもって国鉄時代から引き継いだ車両がついに消滅したという。JRが発足してもう35年経つので、国鉄時代に登場した車両が走っていることはもはや当たり前ではなくなりつつある。そんな中、伯備線の381系の一編成6両が、国鉄時代の特急色に塗り戻され3月19日から走り出したとあって翌20日、早速伯備線へ向かった。
やくも8号、木野山-備中川面。
当初、備中川面-方谷の高梁川第3橋梁のたもとで撮る予定だったが、撮影者がたくさん居て定員オーバー状態だったので急遽場所を変更した。ぴかぴかの車体が眩い。絵入りヘッドマークが登場して高揚感を覚えた中学生時代を思い出した。
先のやくも8号と同じ場所で、3082レを撮る。
備中川面-方谷でラッピング電車せとうちトレインを。
やくも9号 備中川面-方谷
やくも7号 備中川面-方谷 ゆったりやくもになってからの塗装もなかなかよいと思う。
吉備線に遠征?しキハ40系を撮影。 服部ー足守
3084レ 備中川面-方谷、高梁川第3橋梁
856M 新見発岡山行 213系も瀬戸大橋線時代の長大編成から2連に。
やくも24号が出雲市から岡山をめざす。ほぼ満員に近い状態だった。井倉ー方谷の第7高梁川橋梁。ここも名撮影地というが他には3人しか居なかった。
3081レが米子をめざす。井倉ー方谷の第7高梁川橋梁。
3081レが井倉で特急退避をしていたので石蟹で待ち受けて撮影。
特急やくもに381系が就役して約40年。2024年には新型車両273系が登場し、引退が報じられている。このような中、一編成を国鉄時代の塗色に戻したJR西日本の英断には感謝しかない。今回は、伯備線を中心に取り上げたが、岡山周辺は、スーパーいなば187系やJR四国からの乗り入れ車を除くと津山線、宇野線、山陽ローカルも国鉄時代からの車両で、伯備線のやくも、EF64けん引貨物共々ここ暫くは、趣味者の注目を受ける地域になってくると思われる。激パ状態にならないうちに、日が高くなる初夏の時期にでも再訪したいと考えている。
1979年8月の岡山駅
ブギウギ様
クモハ73106東ウラさんの名運転で伯備線に来た時の記録です。私は先月免許証を返納しました。
2011.12.3新郷-足立間 やくも15号先頭クロ381‐130です。国鉄色ではありません。
ブギウギ様
もう一つ。国鉄岡山ということで岡山色103系です。2002年8月20日山陽本線の大門-笠岡間を行く朝の上り4連です。同じ頃呉線等広島地区の103系は肌色でした。何れにしましても今から20年前でJR化後15年ですが車両が改造されたり塗装が変化しておりますが国鉄時代に製造されたものがほとんどでした。
準特急様
連続のコメントを頂戴し有難うございます。以前、岡山や広島でも103系が投入されていましたが、活躍の期間は短かかったように記憶しています。あやふやな書き方をしましたが、いつの間にか消えていたのが正直な感想です。まだ国鉄型がもてはやされる前のことです。ちょっと前までは、そもそも国鉄型なる言葉もありませんでした。JRになってからも長らく多数派だったからです。JR発足後に生まれた世代が、国鉄型!を一生懸命追いかけてますが、それに混ざってええ年のオッサンも撮ってた訳です。
ブギウギ様
台湾や私鉄電車の投稿やコメントに嬉しく思っております。国鉄時代につくられた車両のみならずなくなる車両には異常にファンが集まりますね。最近の恐ろしいニュースに趣味活動も気が乗りませんが、そのような中でデジ青は清涼剤と思っております。関連写真がありましたらまたお邪魔させていただきます。
私も先日岡山へ行ってきました。倉敷駅で貴重な湘南色の115系と遭遇、型式は違いますが通学、通勤でお世話になった電車が懐かしく思い出されました。岡山近辺はいろいろ撮るところが多いですね。岡山なら往復青春18切符でも許容範囲で、期間中にもう一度行きたいと思っています。
大津の86様
コメントありがとうございます。現時点でやくも国鉄色は8、9、24、25号が国鉄色とアナウンスされています。いやこれは休日の措置かもしれません。湘南色いいですね。もはや全国で岡山だけとなりましたが、運用は広域で捕捉するのは難しいので撮れれば僥倖です。平日限定ですが、水島臨海鉄道にも千葉から来た国鉄時代からのDCが動いていますので機会を見てまた行って見たいと思っています。こちらはダイヤが公開されているので捕捉は簡単です。