94度も開店しておきながら、意外と触れていなかったテーマが「新快速」です。奈良に住んでいると「新快速」とは縁もゆかりもないのです。種別が誕生してから、今年で53年を迎えました。もはや「新」しくはありませんが、固有名詞として存在すべき立派な種別です(ひょっとして、最新版の広辞苑には掲載されている?)。
【赤穂線】
播州赤穂 ばんしゅうあこう
坂越 さこし
西相生 にしあいおい
相生 あいおい
【山陽本線】
上郡 かみごおり:「新快速」が停車する最西端の駅名。特急(スーパーはくと)も停車。
有年 うね
相生 あいおい
竜野 たつの
網干 あぼし
はりま勝原 はりまかつはら
英賀保 あがほ
姫路 ひめじ:特急(サンライズ瀬戸・出雲、スーパーはくと、はまかぜ、らくラクはりま)も停車。
加古川 かこがわ:特急(スーパーはくと(一部)、はまかぜ(一部)、らくラクはりま)も停車。
西明石 にしあかし:特急(はまかぜ(一部)、スーパーはくと(一部)、らくラクはりま)も停車。
明石 あかし:特急(スーパーはくと、はまかぜ、らくラクはりま)も停車。
神戸 こうべ:特急(スーパーはくと(一部)、はまかぜ、らくラクはりま)も停車。
【東海道本線(神戸~山科間】
神戸 こうべ:特急(スーパーはくと(一部)、はまかぜ、らくラクはりま)も停車。
三ノ宮 さんのみや:特急(上りサンライズ瀬戸・出雲、スーパーはくと、はまかぜ、らくラクはりま)も停車。
芦屋 あしや
尼崎 あまがさき:特急(こうのとり(JR宝塚線))も停車。
大阪 おおさか:特急(上りサンライズ瀬戸・出雲、スーパーはくと、はまかぜ、らくラクはりま、こうのとり(JR宝塚線)、びわこエクスプレス、サンダーバード、ひだ)も停車。「はるか」、「くろしお」は地下ホームにて発着する。
新大阪 しんおおさか:特急(スーパーはくと、らくラクはりま、こうのとり、はるか、びわこエクスプレス、くろしお、サンダーバード、ひだ)も停車。
高槻 たかつき:特急(はるか(一部))も停車。
京都 きょうと:特急(スーパーはくと、はるか、びわこエクスプレス、くろしお、サンダーバード、ひだ)も停車。
山科 やましな:特急(はるか、びわこエクスプレス)も停車。
【湖西線】
山科 やましな
大津京 おおつきょう
比叡山坂本 ひえいざんさかもと
堅田 かたた:特急(サンダーバード(一部))も停車。
近江舞子 おうみまいこ
北小松 きたこまつ
近江高島 おうみたかしま
安曇川 あどがわ
新旭 しんあさひ
近江今津 おうみいまづ:特急(サンダーバード(一部))も停車。
近江中庄 おうみなかしょう
マキノ まきの
永原 ながはら
近江塩津 おうみしおつ
【北陸本線】
敦賀 つるが:特急(サンダーバード、しらさぎ)も停車。
新疋田 しんひきだ
近江塩津 おうみしおつ
余呉 よご
木ノ本 きのもと
高月 たかつき
河毛 かわけ
虎姫 とらひめ
長浜 ながはま
田村 たむら
坂田 さかた
米原 まいばら:特急(しらさぎ)も停車。
【東海道本線(山科~米原間)】
山科 やましな:特急(はるか、びわこエクスプレス)も停車。
大津 おおつ:特急(はるか、びわこエクスプレス)も停車。
石山 いしやま:特急(はるか、びわこエクスプレス)も停車。
南草津 みなみくさつ:特急(はるか、びわこエクスプレス)も停車。
草津 くさつ:特急(はるか、びわこエクスプレス、ひだ)も停車。
守山 もりやま:特急(はるか、びわこエクスプレス)も停車。
野洲 やす:特急(はるか、びわこエクスプレス)も停車。
近江八幡 おうみはちまん:特急(びわこエクスプレス)
能登川 のとがわ
彦根 ひこね:特急(びわこエクスプレス)
米原 まいばら:特急(びわこエクスプレス、ひだ)も停車。
【東海道本線(米原~浜松間)】
米原 まいばら:特急(ひだ、しらさぎ)も停車。
醒ケ井 さめがい
近江長岡 おうみながおか
柏原 かしわばら
関ケ原 せきがはら
垂井 たるい
大垣 おおがき:特急(ひだ、しらさぎ)も停車。
穂積 ほづみ
西岐阜 にしぎふ
岐阜 ぎふ:特急(ひだ、しらさぎ)も停車。
尾張一宮 おわりいちのみや:特急(しらさぎ)も停車。
名古屋 なごや:特急(しらさぎ)も停車。
金山 かなやま
大府 おおぶ:「特別快速」は通過。
刈谷 かりや
安城 あんじょう
岡崎 おかざき
幸田 こうだ:一部の「新快速」が停車。
蒲郡 がまごおり
三河三谷 みかわみや:一部の「新快速」が停車。
豊橋 とよはし
二川 ふたがわ
新所原 しんじょはら
鷲津 わしづ
新居町 あらいまち
弁天島 べんてんじま
舞阪 まいさか
高塚 たかつか
浜松 はままつ:特急(下り?サンライズ瀬戸・出雲)も停車。新快速が停車する最東端の駅名
*特急(しなの、南紀)等は掲載しませんでした。
奈良の駅名研究家様
「新快速」と聞いて1970年10月の大阪万博終了直後、「京都-西明石」間を「大阪」、「三ノ宮」、「明石」のみの停車の「新快速」が初めて登場した時を思い出しました。車両も万博輸送用に関東から応援に駆けつけた横須賀色の113系がそのまま使用されていました。横須賀線・総武快速線の地下区間延伸用として1969年から先行して製造が開始された113系1000番台車の導入により余剰となった車両でした。
関東で「新快速」に対応するのが京王帝都電鉄(現・京王電鉄)京王線の特急に対抗するため1967年7月より中央線で運転を開始した「特別快速」(現在の中央特快・青梅特快)が最初でした。その後、各線に登場し消えていきましたが、現在ではJR北海道の石北本線「きたみ」と千歳線「エアポート」の一部、JR東日本では中央線関連の他、常磐線・上野東京ライン、湘南新宿ライン、仙石東北ラインで運行されています。JR東海では「新快速」と同じ東海道本線の「浜松-米原」間で運転されていますが、この区間に東の「特別快速」と西の「新快速」が同時に運転されていることが面白いですが、違いはよく分かりません。
写真は、停車駅の中でも今一番注目されている2023.8.29の「敦賀」です。現在は「近江今津-敦賀」間、「米原-敦賀」間が4両で運行されていますが、北陸新幹線敦賀延伸後は8両に増強されるのでしょうか。延伸後、「新快速」が新幹線ホーム下の2面4線の特急用のホーム乗り入れできることができるのかも注視していきたいと思っています。
快速つくばね様
いつも大変勉強になっております。
JR東海の「特別快速」は名前負けしていますね。「新快速」との差は、大府に停まらないか停まるかの違いのみです。「特別快速」の存在意義をどなかたご教示いただければと思います。
似たような例として、近鉄の大阪難波~近鉄奈良間の特急、快速急行があります。快速急行は特急の停車駅に加えて、近鉄日本橋、新大宮に停車します。ただし、近鉄特急は座席指定のため、着席保証があります。
敦賀方面の新快速はどうでしょうか。私は4両のままな気がします。やはり乗客をサンダーバードに誘導するためにも4両かと。