70408「三江線余話」で4月21日に期成同盟会の中間報告が予定されているとの新聞記事を紹介しましたが、21日に開催された会議での報告内容が今朝の中国新聞に載りました。
手を引きたがっているJRと高額な負担には耐えられない地元自治体とのあいだでいくら議論を重ねても 前向きな結論が出てくるとは残念ながら思えません。特段の観光スポットもなく、通学生からも見限られた現状では、鉄道存続にこだわらず 沿線の高齢者の生活をどのように支えてゆくかという視点で現実的な手段を議論するしかないように思えます。
さてこの記事に並んでもう一つ鉄道関連記事がありました。伯備線のフリーゲージ化の話です。
鳥取県の思いは判らなくはないし、乗り換えなしで直行できる便利さは否定しないものの、巨額な投資をしてまで利便性を追求する時代とはそろそろさよならすべきだと思うのですが・・・。
なお以上とは全く関係ありませんが、福塩北線の昼間の臨時列車は沿線の高校が午前中で授業を終える日に走ることが判ったのですが、20日発売の時刻表5月号をチェックしたところ、5月は予想以上に多くの日に運転されることが判りました。8726D,8727Dの5月の運転日は5/7、8、14、15、17~20、24~28です。また同様に芸備線の8354D,8357Dは5/7、14、21、22、24~27に運転されます。福塩北線、芸備線三次・備後落合間はまだ通学列車のニーズがあることの証左でしょうか。先般の福塩線訪問でわかったのですが 高校生だけではなく中学生も通学に利用しているから こうなるのでしょう。福塩線に乗ってみようと計画されている方は 昼間に通り抜けられる日がありますのでご参考まで。
KAWANAKAです。
昨日は久し振りに慣れない仕事で(何せ8時間も働くなんて久し振りなものですから)見るのが遅れたらようけ投稿がありますね。その中で前から技術屋の端くれとして関心があったFGTが出ていましたので、コメントとはいえませんが、言いたくなりました。
なるほど伯備線ね。あり得ますね。結果も面白いです。8分しか遅くならないとは健闘ものですね。この差はほぼイーブンとすれば、最高速度は130km/h変わらずとして、カーブ解消でどれだけの効果を計算したか知りませんがすれば、今でもそこそこ腰を振って走っていることから考えると多少効果があったくらいではないか、そうするとこだまの速度が遅い?これは評定速度のことかな。何れにしても発表丸呑みのど素人(どは吉谷大先輩の解説に良く出てくる、悪いことを強調する接頭語)記者が書いた記事であろうから、信用は半分くらいとして、結果はそんなものでしょうと思います。在来線が高速で走っておれば時短の効果はありません。
それで智頭急行経由の試算ではものすごく短縮になっています。この理由が不思議です。報告書を読みたいものですね。
ところで、鉦がね思っていますが北陸新幹線の先はどうなるのでしょうか。フル企画の新幹線がやがて大阪まで?それはないね。名古屋の人はどうするのでしょうね。敦賀乗換え?あほな。それとも米原につなぐ?JR東海の東海道新幹線を短い北陸新幹線が走るのかねえ。こここそFGTで大阪や名古屋から乗り入れるのが一番と思うけど(乗換え手間だけ)。ここらで意味のない「目に見えている閑古鳥が鳴く北海道新幹線みたいな」新幹線の建設を止めてその分を在来線の強化や整備に当てるべきと思いますけどね。北陸新幹線でFGTならこだま並みの速度とレポートした記者も言いようがなくなりますね。
長い、コメントになりましたけど。