熊本市電171号(現長崎電気軌道601号)の活躍

長崎電軌600形601号は元熊本市電170形171号で昭和28年3月製、昭和44年8月に熊本から長崎に譲渡された電車です。熊本ではほかの車両より小さめでしたが長崎では200形300形と同サイズです。172号と2両が譲渡されましたが172号は昭和62年に廃車となっています。最近では保存車的な存在で秋の「路面電車の日」に走るか「貸切」で走るか程度でほとんど車庫にいます。しかし常に整備され車内にICカード対応の設備も設置されいつでも営業運転できる状態になっています。今回の熊本地震に際し募金箱を乗せて《がんばれ!!熊本号》として一般運用されています。
5月中とのことでしたので その活躍を見ようと行ってきました。(2016年5月25日)

↓ 朝 浦上車庫から出庫し 赤迫折り返し 1系統「正覚寺下」行きで長崎駅前にやってきました。JR長崎駅からの歩道橋が左に見えます。
朝のラッシュ時なので車内は満員です。長崎は坂の街 自転車の少ない街で路面電車の乗客は多いですね。
171号の色は熊本から譲渡された時の色に復元されていてきれいです。
「熊本地震」義援金 募金箱 設置のご案内 と側面に表記されています。
長崎601-1

↓ 後続の電車で追いかけ 西浜町で追いつきました。右は長崎電軌オリジナルの300形305号です。昭和28年12月製で601号とは同世代です。冷房化、方向幕大型化されていますが。同じ顔つきをしています。
長崎601-2

↓ 西浜町 で待っていると折り返して 601号がやってきましたので乗車することにしました。
長崎601-3

↓ 車内の様子です。
吊り広告も募金箱設置のご案内です。
冷房が無く 窓が開いています。椅子のビニール、床の木、チューブランプと古風ですがよく整備されています。長崎601-4

↓ 運転台の後ろ右側に募金箱があります。運転手さんも車内放送で募金の案内をされていました。
長崎601-5

↓ 浦上車庫前で下車しました。601号は 赤迫へ。
長崎601-6

↓ 車庫を案内していただき写真を写していると1系統「正覚寺下」行きで折り返してきました
入庫してきた301号と右は最新車5000形5002号です。長崎601-7

↓ しばらくして車庫を出る時 601号の位置を確認して頂き「今から行けば長崎駅前で出会えるかな」とのことでしたので2つ手前の「宝町」の歩道橋で待つことにしました。交通量が多いので歩道で待つと車に邪魔されることが多いので歩道橋が安全です。折り返しの1系統「赤迫」行きがやってきました。山の斜面に建物が建っている長崎の様子が見えます。
長崎601-8

↓ その後の出会いは蛍茶屋終点です。3系統 赤の系統板が似合います。
長崎601-10
熊本地震という出来事で走る機会を与えられた601号 通常運用に入り一日中走り 乗客を運びさらに募金活動に頑張っていました。4月26日からの約一か月間 昔過ごした熊本の復興を願って走っていたのではないかと思います。
犬伏

 

 

1 thought on “熊本市電171号(現長崎電気軌道601号)の活躍

  1. inubuse さん、タイムリーな投稿有難う。あの時翌日は長崎に行きました折に171号を車庫の片隅で見つけました。車庫の方の話では「日常的には動かしていない。理由は中扉車が増え予備車扱いとなっている。これは都電も同じ、仙台はラッシュに出場していると、このような話を聴きました。この日は雨で、吹き降りがきつくなり、午後は久留米に出て西鉄大牟田線の乗り回しをしました。この時の裏話ですが、西鉄8000系は本来、京阪8000系で設計したところ、正面に非常用扉の設定なしために西鉄が引き受けたとか。車庫での話ではなく帰宅後、耳にした聞いた話です。かぶりつきで久留米から天神まで乗ったのですが、前方の展望の素晴らしさに感激でした。
    次回は補正プリントができたところで鹿児島に戻りたいと思っています。

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