第3日目 11月20日
昨夜も朝方に寒さで目覚めました。これ以上の耐寒装備はできませんのでやむを得ずエンジンをかけて暖気で車内暖房です。少し2度寝してから夜明けに吉和SAを出発しました。
7時過ぎに三次I.Cを出て三次市内を走ります。この町は亡き愛妻の生まれ故郷でよく来ましたので市内の道は精通しています。
7:30.、朝マックで朝食をとってから今は住む人もなくなった旧宅に寄ってみました。近くに焼却場ができるために道路拡幅で旧宅は解体撤去され、残った地も整地されて売られて次の住人が新しい家を建てています。立ち寄って在りし日の思い出に浸りました。
8:48 最初の訪問駅は尾関山駅です。撮影地①
▲ 駅前通りにふさわしい広い尾関山通りの先に尾関山駅があります。
▲ 三江南線が三次~式敷で開業した1955年(昭和30年)3月31日に同時開業。 昭和60年に無人駅となりました。尾関山公園は桜の名所で、開花時期には三次~尾関山に臨時列車が運行されたとか、家内も幼き頃に家族で行ったと申していました。その頃がこの駅が最も華やかな時代だったのでしょうね。
▲ 後方は桜の木です。桜の頃に撮りたかった撮影地ですが、今年は来れず悔いが残りました。
▲ 駅本屋との間には1線レールが引かれる余裕があり、島式ホームのようです。かつて、貨物扱いのために用地が確保されていたのですがレールが引かれる事はありませんでした。
▲ 10:10 撮影地② 家に隠れていますが、粟屋駅です。江の川対岸の道路上から撮っています。春には菜の花が咲いていましたが、秋は期待した赤い紅葉はありませんでした。
▲ 10:24 船佐~所木 撮影地③ 列車が走る対岸にイチョウの木が見えましたので渡って列車を待ちました。上の方がもう散っていましたね。
▲ 10:42 香淀~作木口 撮影地⑤ 江の川カヌー公園さくぎの駐車場横の2本のイチョウの木と江の川のコンクリート橋を走る三江線列車とのコラボは秋の三江線では最高のショットです。もう少しイチョウの葉が黄色ければ良かったのですが、川のそばにあるので他の地より暖かく、毎年遅いそうです。
▲ 10:51 作木口~江平 撮影地⑥ 赤色の凍害に強い石州瓦の屋根はこの地の特徴です。過疎地で新しい住居は少ないですが
▲ 10:59 口羽に到着直前です。4月の桜咲く頃は三江線では5本指に入る撮影地ですが晩秋では撮りようがありません。
▲ こちらは桜満開の2016年4月5日の様子です。
▲ 11:14 宇津井~石見都賀 撮影地⑧ 三江線屈指の撮影地ですが、あいにくと霧が出てきて霞んでしまいました。
▲ 12:16 撮影地⑨ 晩秋らしい雰囲気を感じさせる場所を探しました。1本のイチョウの木ですが線路に黄色い落ち葉が積もってきてそれらしい感じになっていました。
▲ 13:03 撮影地⑩ 川戸駅 こちらも桜時期には素晴らしい撮影地なのですが、難しいカットになりました。
▲ 13:34 撮影地⑪ 因原~鹿賀 江の川支流の鉄橋を425Dが行きます。
▲ 13:53 同じく反対側の山腹から俯瞰です。先ほどと同じ編成で車両番号は426Dと替わりました。
▲ 14:52 撮影地⑫ 神津本町駅に入線する列車と発車していく列車です。
▲ 17:17 撮影地⑭ 追いかけて今日の宿泊先の潮温泉大和荘から撮った429Dです。すっかり夕闇が来ていました。
今日の宿泊先にはDRFC-OB会のクローバー会の旅行でも利用した潮温泉にしました。2日間車中泊、それも途中で目覚めるような寒さに参ったのと、温泉に浸かって身体を癒さなければと思ったからです。もう70歳に近くなった老体です。無理は禁物と厄介になる事にしました。 Part4へ続く