JR吉備線のLRT化一歩前進 他

富山ライトレールに続いて全国で2番目となるLRTとして吉備線が具体化へ向けて動き出しました。

平成30年4月5日 中国新聞朝刊

同紙

岡山市市街地は線路際まで住宅が密集していますが、現在の気動車を運行しながら電化工事、新駅設置、既存駅低床化改造などの工事を進めるのは大変でしょうね。とは言えすでに電化されていたとは言え富山もそれを行ってきたはずなので、先訓は活かせるでしょう。できることなら1067mmの岡山電軌とつないで市内直通としたいところですが、地勢的にJR山陽線をはさんで西側が吉備線、東側が岡電であり、JRを横切ることが難しいのでこれは夢で終わるでしょう。富山が富岩鉄道→富山地鉄、吉備線が中国鉄道と共に買収私鉄であることも共通しています。吉備線沿線には中国鉄道時代のレンガ積み橋台などの遺構が数多く残っていますが、電化工事などで壊される前に沿線探訪して記録しておかねばと思っています。一方現在岡山気動車区があって、吉備線と津山線のキハの基地となっていますが、吉備線がLRT化されると電車基地がどこかに作られるのでしょう。現在の岡山気動車区の敷地内に気動車と電車が共存するのは手狭で無理のようですし、車両基地のことも興味が湧きます。開業時期はまだ明らかにされていませんが、ひとつ楽しみが増えました。

早いものでクローバー会の木次線ツアーからもう1年が過ぎようとしています。まだ三江線廃止の余韻が残っておりますが、芸備線、木次線沿線では危機感が高まっているようです。とは言え遅きに失した感は否めませんが・・・。

平成30年4月4日 中国新聞朝刊

最後におまけを。

平成30年4月5日 中国新聞朝刊

 

 

6 thoughts on “JR吉備線のLRT化一歩前進 他

  1. 西村雅幸さま
    いよいよ木次と芸備の一部も射程に入ってきましたね。ダイヤからみても現状ではそう遠からずと思っていましたが。各地で盛んな観光列車も人が集まりそうなところばかりで、景色の良い沿線に人を集めるためという積極的な発想がみられないのは残念です。もっとも地元にもそれだけの力がないのでしょう。このままではやはり座して死を待つことになってしまうのですかね。
    吉備線のLRT化はいいアイデアですね。しかしその効果を十二分に発揮させるためにも、岡山電軌の市内線との直通を是非検討すべきでしょう。乗り入れを想定しないLRT化に意味があるとは思えませんね。単なる経営肩代わりなら3セクで十分でしょう(3セクも種々問題がありますが、取り敢えず置いておいて)。確かにJRの山陽線をどう横切るのかは大きな問題です。富山のようにJRの高架化計画があればいいのですが、なければ潜るか越えるかになってしまい、岡山市の都市計画上の難題になりそうです。よって今回の決定はまだ明らかにされてはいませんが、JRの高架化も視野に入れてのことではないかと推察します。
    車両基地の推測も楽しいですね。沿線の詳しい状況を知りませんが、どこか途中駅または総社駅にまとまった用地はありませんか。現在の岡山区は仮にDCの減少で余裕が出たにしても、あんな一等地をJRが渡すことはまず考えられません。路線の旅客流動の点から考えても、総社あるいは途中に基地を設けるのが輸送効率上も有利です。現地探訪される機会がありましたら探してみられてはいかがでしょう。

    • 1900生様
      すばやいコメントありがとうございます。芸備、木次、福塩各線は地元で活動されている方々には恐縮ながら、JR自身が発想転換しない限り時間の問題でしょう。
       岡電との接続は山陽線高架化が実現しなければ難しいでしょうね。姫路は高架化されたので岡山も計画があるのでしょうか?山陽線から津山線への乗入れ列車は無いので津山線は高架にするメリットはないので、地上ホームのまま残す手もありますね。それでも吉備線と岡電の連絡線は作れます。ところでLRTと市内電車の相互乗り入れをやろうとすると軌道法や鉄道法などの法的な制約は何かあるのですか?
      車両基地については備中高松あたりまで行けば土地は確保できそうに思えます。ついでに稲荷山支線も復活させてくれれば観光路線として集客力も増すのではと更に夢を膨らませております。

      • 西村雅幸さま
        備中高松辺りなら丁度いいのではないでしょうか。なお、岡山市に高架化の都市計画が存在するのかどうかは存じませんが、単なる肩代わりではJRの思うツボにはまっただけになりますから、当然その先まで見通しての判断だと思料したものです。
        鉄道法と軌道法ですが、過去には厳密に適用されていたようですが、2006年に改正されてからかなり柔軟な適用が可能になったようです。
        現在では軌道を道路外に、また鉄道を道路上に敷設することも場合によっては可能になっています(但し関係法令や道路管理者等との調整等は必須ですが)から、本件の直通に関しては余程型破りの直通方式にならない限り、恐らく法令上の制約は生じないと思われます。時代が変わり旅客の利便のためであれば、条文を盾にするのではなく柔軟に対処しましょう、ということです。
        たとえ新設でなくリニューアルであっても、新しく生まれかわるのは楽しく興味が尽かないものです。期待したいですね。

        • 1900生様
          法律の解説ありがとうございました。広島の中国新聞ではこれぐらいの扱いでしたが、地元岡山の山陽新聞ではもっと詳しい情報があったのかもしれません。いずれにせよ芸備、木次、福塩各線と併せて吉備線も気に懸けておくことにします。

  2. 吉備線が本格的にLRT化されるということですが、富山港線のLRT化と同じ時期(2003年)から検討がされたのですが、富山港線が先になってしまいました。2004年には富山ライトレール株式会社が設立されています。富山市がコンパクトシティーをめざしていたので話がとんとん拍子で進んだようです。富山港線の時は本数も少なく、気動車1両の時や475系3両の時もありで乗る人も少なかったものです。ライトレールになってから列車本数も増え、駅というか停留所も増えて沿線住民も利用しやすくなったようです。沿線には住宅、商店、ショッピングセンター、工場、競輪場があります。吉備線とは沿線の性格が異なります。岩瀬浜と蓮町からフィーダーバスが接続していて、蓮町からは四方(今出川浄福寺さんではありません。“よかた”です。)方面へ、岩瀬浜からは水橋(みずはしと読む。)方面にそれぞれ行くことが出来ます。土、日曜日には岩瀬浜から射水にある海王丸パークへのバスがあります。吉備線がLRT化されると枝線のようなバス路線が計画されるのでしょうか。LRT化吉備線が基幹線として公共交通網が構築されるといいのですが、どのようになるのでしょうか。恵那市と中津川市が明智鉄道を基幹線として明智鉄道沿線の地域公共交通網を構築されているようです。乗り入れるのであれば伯備線に乗り入れて倉敷まで行けば吉備路と倉敷の観光地へのルートとして、また倉敷駅北側には地図で見ると三井アウトレットもあるようなので地域発展に貢献できるのではないでしょうか。富山ライトレールとは違った性格のLRTとなるかもしれません。最後に岩瀬浜駅の富山港線時代とライトレールになった時の写真をご覧ください。

  3. どですかでん様
    総社から倉敷までの伯備線乗り入れも興味深いですが、絶対といっていいほど実現しないでしょうね。ドイツではもう20年も前からトラムのDBへの乗り入れや、本欄でぶんしゅうさんがご紹介されたハルツSL狭軌鉄道の一部区間を電化しての乗り入れなどが実現しています。要はヤル気があるかどうかですが、わが国では仮に法規上は可能でも、まずJRがウンと言わないでしょうから無理でしょうね。ドイツと違いまだまだ合理性が判断基準になり得ていないのですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください