マン鉄(マンホールと鉄道)の勧め(1)プロローグ

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初めての投稿となります。工(電気)ー1979年度 山下敬司です。
新しい投稿者が増えないとの話もあり、自分も投稿しないといけないなあと思い、先に投稿されております「お城と鉄道」シリーズに倣って「マンホールと鉄道」ということにしてみた次第です。

最近は鉄道ファンの中でも、いろいろと新しい分野の方々がその切り口を変えて鉄道の魅力を紹介してくれているので、底辺も広がって来ているように思う。
昔から聞くのは乗り鉄、撮り鉄だが、某N局で放映されている「飲み鉄」とか、「模型鉄」、「音鉄」などなど、次第に増えて来ている。
そもそも「鉄道ファン」という一括りではその趣味活動の範囲が広すぎて、自分が好む趣味範囲を互いに認識するために必然的に細分化してきたもののように思う。大抵の人は複数の分野に趣味を持っていることになるだろうが・・・

そして、今回小生が勝手に名付けてご紹介しようとしている「マン鉄」とは、「マンホール蓋」の図柄に登場する鉄道車両や鉄道関連の施設などを収集しようという趣味のことである。
例えばこのようなマンホール蓋があるのだ。
山口県山口市(旧小郡市)の下水マンホールの蓋のデザイン。

これは、旧小郡市の汚水用マンホールの蓋で、SLやまぐち号をモチーフに山口市指定の天然記念物「オゴオリザクラ」の花をあしらい、小郡に暮らした俳人、種田山頭火の句が添えられたものだ。現在は小郡市は山口市と合併したのだが、小郡区としてその地名は残存しているので、デザインの更新は行われていないようだ。

マンホールはある程度整備された町であれば、必ずあると言ってもいいくらい、どこにも見かけるものだ。

そもそも小生がマンホールに興味を持ち始めたのは2006年頃で、行ったところでマンホールの写真を撮るというだけの事だったのだが、その後2019年にTVで「マンホールカード」というものを紹介する番組があり、調べてみると全国に700種類以上のカードが発行されていることがわかり、しかもいくつかの自治体では鉄道車両が図柄に取り込まれたものがあるということで、鉄道趣味とマンホール蓋撮影の趣味が合体した。
ちなみに上述のマンホールカードとは、下記写真のような自治体などが発行しているトレーディングカードの一種で、発行している自治体の使用しているマンホール蓋の図柄とその図柄の関連や由来などの説明が書かれたものである。
例えば、先ほどの山口市の場合はこのようなカードが配布されている。

そして同年には会社を定年退職することになり、時間的な余裕ができたこともあり、出かける際に、そのついでというか、お城(日本百名城)を見て歩く趣味と、鉄道の乗りつぶしとマンホールカードとマンホール蓋の写真収集という3つの趣味を掛け持ちで行っている状態となっている。だから、どこかに出かけるのは事前調査と計画が大変である。(笑)

とは言え、コロナ禍で外出に制限が加えられていたり、カードの配布も中止されていたりということもあり、まだ進捗はこれからという所で、何度かに分けてこのテーマで書き進めていきたいと思う。

今回は初投稿ということもあり、とりあえずここまでとさせていただき、次回は近畿地方でのマン鉄活動の成果をお届けしたい