2014年 遥かなる東欧の旅 Part6 戦火の癒えた町、サラエボへ その6 朝のサラエボのトラム 

第4日目 2月18日 その1

6:40 同室のHGさんと朝のサラエボのトラムも撮ってみたいと、夜明けにホテルを出ました。
撮影ポイントは、旧市内の古い街並みが続く一方通行のループ線。撮影するにも車と重なる日中よりは早朝の方が撮りやすいだろう、また朝の街を行くトラムが撮れればとの希望でした。
0102▲ 6:42 ホテル前のパシュチャルシア電停では、朝のラッシュが始まろうとしていました。チェコのブルノ(Brno)からの中古車、真っ白なSatra-Ⅲ(K2)型601号は最後部の大きな曲面ガラスが素敵で上品に見えるトラムです。


03▲ 6:43 続行してきたタトラ(K2YU)238号。大きなパンタは、サラエボトラムを代表します。

04▲ 6:48 ループ線の突端は、走行方向を大きく変える急カーブです。同型のタトラ277号は、車体をはみ出しながらスピードを落としてゆっくりと曲がってきました。

この後、6:50に304号、6:52に286号が通過していきました。ほぼ2分ヘッドでの頻繁な運行です。
05▲ 6:59 カーブ前の売店も店開きしました。少し間をおいてタトラ268号がカーブを回って行きます。

06▲ 7:03 昨日も見たスロバキアのコシツェ(Košice)からの中古車300号も回ってきました。3日間も撮っていますと同じ編成を見る事もあるようになってきました。

07▲ 7:08 パシチャルシアの广場への坂道を上がってくるのは、オーストリアのウイーンで走っていたLohner社E1型715号です。昨日に見た時は綺麗に整備されていましたので、撮影のためだけの臨時運行で通常運行にはついていないと勝手に思い込み、書いてしまいましたが間違いでした。訂正します。
赤白の派手な塗装ですが、全体の姿にノスタルジックを感じました。このトラムも古い町並みには似合っていると思います。
全長20,200㎜、全幅2,200㎜、出力150w×2、最高速度70km/h、1959年から338編成が製造されました。

08▲ 続行してきたのは、オランダのアムステルダムからの中古車、811号です。塗装が変わっていると本当に別の車両に見えます。昨日見た801号の方が断然いいですね。

パシチャルシア電停がサミットになっています。ここからは下りの坂道が続きます。一服してから撮影続行です。10▲ 7:19 坂を下り始めたのは、昨日も撮ったチェコのブルノ(Brno)からの中古車、508号。撮影しているトラムも一巡してきたようです。車庫を見たわけではありませんが、調べた以上に運行しているトラムは少ないよう思えてきました。
11▲ 7:29 通勤ラッシュが始まったのか車と同じスピードで坂を降りるタトラ286号。電磁吸着ブレーキで制動距離が短いせいもあるのか高速走行が得意です。

12▲ 7:47 さっき見た715号が戻ってきました。1系統ですので、サラエボ駅往復です。約40分で一周の運用になるようです。

朝の体操代わりのトラム撮り鉄が出来ました。そろそろホテルでは朝食準備が出来ていますので、戻っての朝食です。  Part7へ続く

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