2014年 遥かなる東欧の旅 Part4 戦火の癒えた町、サラエボへ その4 サラエボからの国鉄初乗車

第3日目 2月17日
① パシュチャルシア 10:46(国鉄396次)→11:41 Kakanji
② Kakanji BT13:30→14:25 サラエボBusBT

当初今日は、サラエボ市内を観光する予定でした。しかし来て見たサラエボは思っていたほど広くはなく、昨日にだいたい歩きました。団長のO氏から今日は、国鉄線に乗ってみようかとの提案が出されました。
ザグレブに向かう私以外は、国鉄線の乗車予定は皆さんありません。駅を見たのだから乗っても見たいなあと、賛同されました。
01宿泊していますMotel Bejturanの朝食時間は観光地とあって遅く、8時からです。こじんまりとまとめられた食堂で朝食後、徒歩5分もかからないパシュチャルシア電停からトラムに乗ってサラエボ駅へと向かうことにしました。

029:30 電停で待っていますと、昨日見なかった真っ白な3連接車の601号が来ました。
シュコダŠkoda Transportation製のTramway-Satra-III (K2)です。


04サラエボ駅直行の3系統を待ちますが、待つと中々来ないものです。
分岐線電停から歩くことにして3系統の301号に乗って向かいます。

301号は、タトラKT8D5型の3連接車です。全長30,300㎜、全幅2,480㎜、出力45W×8、製造は1997年のようです。

9:56 サラエボ駅に到着しました。早速乗車する列車を時刻表から確認します。復路も列車にしようとしました。丁度、約1時間の乗車後には、Kakanjiで対向列車との交換があります。

0305

▲ 上が乗車する396次の停車駅時刻、下が復路乗車予定の2155次です。

12

1413窓口での切符購入は、英語堪能なHGさん達にお任せしました。

昨日とは違ってプリンターで印字された6人分が1枚になった発券です。
右の細長いのが切符の領収書。幅28㎜のテープに印刷して渡されます。
運賃は、一人3.8MK(約266円)です。Kakanjiまでは約50キロですので日本JRなら820円。約1/3と、かなり安い運賃ですね。

06買う際に窓口係員は、不思議そうな顔をされたそうです。余りに近いので滅多に買う人がいないのだろうとHGさんは言っておられました。

切符売場にはノスタルジックな時計が掛けてありました。しかしなぜに”NEW YORK”となっているのでしょうか?何かいきさつがありそうですね。
発車まで少し時間がありますので昨日俯瞰した留置線まで行ってみました。

0807留置線には金網が設置されていて入ることが出来ません。開いています線路側向こうには保線工事が行われているようで職員がたくさんおられます。
ホームでの撮影は禁じられていましたので、ここはもっと厳しいだろうと入場は控えました。
右側の白い編成は短い客車をつなげた連接車編成です。新しい客車のように見えました。留置車両は、昨日と状況は変わらずですので、今までは運行されていたのか、それともこれから運行されるのかどちらでしょうか。

09▲ こちらは、ホームに停車している列車です。上の左側は、3両編成の電車ですね。右は保線作業車のようです。下は、我々が乗る列車と思われます。もう乗車できるようですので急いで戻りました。
1011▲ 10:35 ホームに上がっての乗車です。
この路線は、交流25kv/50Hzで電化されています。
3両客車編成を牽引するのは、アセア(スウェーデン)のライセンス?でクロアチアのKoncer社で2007年製造されたJZクラス441型電気機関車です。軸配置Bo+Bo、最大出力3,400Kw、歯車比を変更しての貨客用と高速用があります。

17▲ 10:46 定刻に発車。進行方向左手に機関区・車両区がありましたが、殆どは廃車状態のようです。タルゴ型の連接客車はここにもありました。
列車は50~80km/hほどで走行していきますが、途中でブレーキがよくかかります。見ますと踏切ごとに減速しています。車もよく通る道路との平面交差ですが、遮断機も警報機も設置がありません。安全面での対策がなされていませんので、減速せざるを得ないですね。

16▲ 客車は6名1部屋のコンパーメント仕様、結構綺麗で快適です。喫煙部屋もあって分かれて乗車しました。何といっても窓が開けられるのは鉄ちゃん向きです。
市街地を抜けるとボスナ川に沿って走行し、途中駅ではきちんと停車しました。乗降客はいないだろうと思っていましたが、以外と途中での乗降客がありました。
駅には改札口はなく、車内で頻繁に車掌がやってきて検札と切符販売をしていました。この列車は、私がザグレブに向かう国際列車ですので、予行演習には大助かりです。

23▲ 3両の客車の車体色はとてもカラフルです。乗車したのは最後部の客車でした。

15▲ 乗車した区間地図です。赤が鉄道、青が道路です。

1811:57 定刻より約17分遅れてKakanjiに到着しました。
対向交換するはずだった列車は、前の駅で交換しましたのでここではありません。

Kakanji駅
19

既に復路はバスしかないのですが、困ったことに駅前にバス停はありません。

団長さん達は、身振り手振りで駅前の雑貨店のお嬢さんにバス停を聞いておられます。
この町のバスターミナルの方向と徒歩10分ぐらいにあると分かりましたので、ヤードを横断して向かいました。
202112:11 街中央のロータリー横にバスターミナルはありました。

バスは、30~1時間半間隔であることを確認した後は、昼食タイムです。
途中で美味しそうな鶏のグルグル炭火焼のお店がありましたので、直行しました。

22▲ ご覧のとおり、炭火でじっくりと1羽丸焼きをされておられます。ベジタリアンさんが一人おられましたので、5人で1羽を試しに頼みましたが、皮はパリパリで塩加減が抜群です。ビールと合う事、この上なしの久しぶりの絶品でした。

上右は、バスのチケットと領収書です。所要時間は変わらずで、一人10.3MKと列車の2.7倍は高いと思いますが、どうして地元の皆さんは空いていて安い列車に乗らないのでしょうかね。

24▲ バスはKakanjiを発車するとすぐに高速道路に入ります。このままサラエボまで向かうと思いましたが、途中で降りて街のBTに停車してから一般道を走り、国鉄サラエボ駅横のBTに到着しました。   Part5へ続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください