客車廃車体訪問記北海道編から暫く中断しましたが、再開して内地編をお届けします。北海道のようにできるだけ調べて訪問したわけではなく、まだ見に行けていない所も多数ありますが、それはそのうちに行くことにして都府県順不同でご紹介することにします。
まず、昔は北海道から本州に渡るのは青函連絡船がメインルートでしたので、その本州側の青森港からスタートしたいと思います。
【青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸】40.831683, 140.736488
◆スユニ50 509 スユニ50 510 2018年5月30日撮影 最寄り駅:靑森
青森駅の旧青函連絡船桟橋に係留されている八甲田丸の車両甲板3番線に、航送時を再現した状態で保存されている。他にキハ82 101やDD16 31等も展示されていた。船内はなんとなく油臭い。
◆スハ43 383(1954年川車製)→(1956年改称)オハ46 383→(1980年名古屋工改造)スユニ50 509→1986年廃車
◆スハ43 353(1954年汽車製)→(1959年大宮工電暖取付)スハ43 2353→(1980年名古屋工改造)スユニ50 510→1986年廃車
駅の近辺を少し歩いた。靑森市内を歩くのはDRFC夏期大狂化合宿の際、五条通のSさんに世話になった時以来なので、49年振りであった。今は見違えるような大都会の街に変貌していて、半世紀前に入った映画館は見当たらなかった。
今さらながら、固定方法を始めて見ました。
誤・始めて→正・初めて
連絡船現役時には、いくら京都では泣く子も黙る米手さんでも「車両甲板へ見に行かせてくれ」と言っても駄目でしたか。
誤・「泣く子も黙る」→「黙ってる子も泣き出す」
49年前の青森の思い出も聞かせてもらいました。私は最近ですと、クローバー会の写真展が青森で行なわれた時には、設営、受付で3日間、青森に滞在しました。コンパクトシティを目指しているだけに、駅から徒歩圏内に店も揃っていて生活には不自由しませんでした。メモリアルシップへは行きませんでしたが、その手前に「津軽海峡冬景色」の歌碑があり、その前を通ると、例の“ジャジャジャジャーン”の石川さゆりの歌が流れます。夜の寝静まった頃、散歩で通った時も大音量が突然流れて、ビックリしました。
津軽海峡冬景色歌謡碑は、メモリアルシップ八甲田丸の入口階段よりほんの少し遠い所(舳先付近)にあるようですので、気が付きませんでした。ここに真冬の吹雪の時に行くと堪らないでしょうね。