2020年冬 上越鉄路見聞録 Part6 復活のD51 827号機を撮る

第3日目 12月13日 その2

13:16 糸魚川駅ホームに戻りますと丁度、えちごトキめきリゾート雪月花が入線してきました。10:16に上越妙高を出発した午前便の列車は妙高高原で折り返し、終着の糸魚川まで走ってきました。午後便はここ糸魚川を13:59に発車、妙高高原で折り返して上越妙高へと向かいます。ツアー仲間の中から一人T島さんだけが乗られました。

▲ 13:16 こちらのホームにも我々が乗りこむ直江津行きが入線してきました。両運転台のET122系です。

③ 糸魚川 13:22⇒14:03 直江津

約40分の乗車で直江津に到着です。S川さんから先ほどはお酒ばかりで昼食とはならなかった。そばでも食べましょうとのお誘いです。聞けば出掛ける前に直江津でノミネートしていた「かけそば つかだ」、行きたいと思っていたそば屋です。車庫の裏手にあって近くです。

▲ 14:15 「直江津で愛される変わったラーメン」とありますがメニューには、”うどん、そば、そして中か” と表示されています。この中かが曲者です。「かけ中か」240円を注文しました。リーズナブルな料金設定です。
▲ 麺は細めのちじれ中華麺、お出汁は和風、お味は違ってはいますがこれは姫路駅の名物「まねきの駅そば」とそっくりです。美味しくいただきました。直江津に行かれたら是非に食べに行ってください。定休日は火曜日、営業時間は 8:00~19:00 ので夜はダメです。
▲ 14:35 車庫に入ると既に皆さん撮影を始められていました。

 

【 D51827 号機の経歴 】

1943年(昭和18年)6月21日、浜松工機部にて新製で名古屋局配属、当初の配置は米原区でした。1946年(昭和21年)12月19日に中津川区に転属、水害のため1957年(昭和32年)8月15日~10月9日稲沢一区に貸出、1968年(昭和43年)8月31日~10月24日長野運転所に貸出、1972年(昭和47年)3月25日に第一種休車指定解除・特別休車指定、10月14日に神領電車区にて国鉄100周年記念に貸出、1973年7月9日にはD51549号機と重連で中央西線電化記念SLお別れ列車を牽引した後廃車となりました。現役時代約30年間の殆どを中津川区で過ごしました。
廃車後の1974年(昭和49年)1月28日、稲沢近くに住まわれる鉄道愛好家に売却されて個人宅に陸送されて保存されていますが部品の盗難が発生したために公開保存は中止となってしまいました。
2017年(平成29年)1月、大阪に本社があり建築工事業を営み重量物取扱いの一環として鉄道車両の輸送を手掛けるアチハ(株)に売却されてコンプレッサーによる圧縮空気駆動に改造される。4月18日には有田川鉄道公園に搬入され、6月25日から試験走行を開始されました。
えちごトキ
めき鉄道から5年間の貸出要請を受けて2020年(令和2年)11月1日に貸出到着。11月28日にお披露目式開催。
▲ D51827のナンバープレートの地色は中津川区を示す青色、名古屋地区の当時の配置区別の色分けは、名古屋区=赤、稲沢区=黒、大垣区=青、多治見区=緑、中津川区=青、美濃太田区=赤、高山区=黒だったそうです。あまりにピカピカで綺麗ですので聞いてみましたら当初の物ではなく後から付け替えたものだそうです。

▲ 15:55 自走して車庫の外に出ましたがドレーンが出せるのは電気コードの長さの関係でここまでです。仕方ありません。

▲ 16:10 転車台の上に乗せて一回りです。雨があがり夕焼け空から夕日がさしてきました。ギラリと光る位置を探してシャッターをきります。


▲ 18:00 再び車庫に入ってこれで夜撮は終了、ツアーもこれで解散です。関東方面の方々はマイカーや新幹線で本日中に帰宅されます。関西方面から来られているW田さん達一行はマイカーで多分明日未明に帰宅でしょう。一方私は上越妙高駅近くにホテルをとりましたので宿泊、明日は青春18きっぷで乗り鉄旅を楽しみながら帰宅です。

ホテルは勤務時代にクライアントだったスーパーホテルが新たに開業したのでここにしました。OPEN記念プランで宿泊料 4,100円、GoToトラベルキャンペーン割引金額が 1,435円で差引支払い額は 2,665円、これに地域共通クーポンが1,000円付きますので実質は 1,665円の支払い額と激安です。こんなに安ければ毎日でも出かけたくなりますね。

④ 直江津 18:45⇒19:01 上越妙高

上越妙高まではえちごトキめき鉄道の一日フリー乗車券がツアーに付いていましたので別途の支払いは不要です。19:05、無事にチェックイン、地域共通クーポンは紙クーポンで助かりました。天然温泉もついていますホテルなのですがすぐ近くに口コミ評判の高い、2018年11月にオーブンした銭湯「天然温泉 釜ぶたの湯」がありますので行って見ました。露天風呂がないのが不満ですがお湯はヌルヌル、トロトロで肌に心地よく久しぶりに温泉を堪能しました。入浴料もリーズナブルな 440円でした。また来ましょう。

▲ 20:03 風呂上りは生ビール 500円です。入浴後、ホテルに隣接する「居酒屋 大戸屋」に入ってほうれん草のおひたし 100円、手作り豆腐のねばねば小鉢 400円、せいろ蕎麦 500円と、とろろ 100円を注文して 2,590円、クーポンを使って 1,590円で済みました。明日はゆっくりと乗り鉄旅ですが、天気予想は大雪です。雪見酒で列車旅は最高と期待しながらの就寝でした。  Par t7 へ続く

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