こぱんだの保護者でございます。
遠くに出かけることもできませんので、京阪電車で「朝練」をしてきました。
何の変哲もなさそうな6000系ですが…。撮影したのは、御殿山-牧野間の三栗(めぐり)踏切。
カーブが多い京阪電車の中では直線が続きスッキリと編成写真が撮れます。
さて…。なぜ6000系が出てきたのかと言えば…。
通常ダイヤでは昼間ここに6000系がやってくることはありません。
そして、早朝深夜しか走らない「急行」というところがポイントなのです。
速度も100km/h近いので、シャッター速度は1/2000秒で撮っています。編成としてはしっかりと止まっているのですが、肝心の「種別・行先」がわかりません。
オレンジ色なので急行、京都方面行きは出町柳行きであろう…ということは推測できようかと思いますが…。
というわけで、今度は流してみました。
LEDの文字が映るように、シャッター速度は1/60秒で露光間ズームをしています。
こういうとき、連写機能を使い、列車に合わせてズームをしていくだけでいいのはフィルム時代とは比べものにならないほど楽です。
ところが…露光間ズームの精度が非常に低いこと(技術の問題ですが)、また、前頭部はともかく、後ろ側がぶれてしまっています。京阪のLEDは1/125では少し文字が切れることもありますので、1/60ならば確実なようです。
さあ、6000系のような多数派はいいのですが、13000系の代走8連はどうすればよいのか。はたまた、8000系の快速特急あたりはどうなのか。
どう表現するのか。宿題ができてしまいました。
LEDの表示がきれいに撮れない件、駅撮りなどで停まっているときは意識してシャッタ速度を下げていますが、走行写真はもうあきらめています。ところで露光間ズームというのが何かわからなかったので調べてみましたが、静止物体でありながら飛び出すように見えるような写真の撮り方だということを初めて知りました。ちょっと試しにやってみました。撮ったのは手持ちで、1/5のシャッタースピードだったのできれいには撮れませんが、確かに飛び出すように見えます。これを応用してスローシャッターで撮れるようにしているのですね。タイミングとズームにする速さなど、テクニックが必要ですね。
露光間ズームを応用して、動物園のパンダで遊んだことがあります。パンダがブラックホールに吸い込まれそうなものとか…。
そういえば、相鉄の12000系が登場した際、「写真を撮られたときに、相鉄のブランドイメージを高めるために切れないようにした」というくだりがありました。
1/1000secでも切れないといわれています。
京阪電車はそのあたりのこだわりは残念ながらなさそうです。