開催直前のお知らせとなりましたが、“山科の人間国宝”こと佐竹保雄さんと一緒に写真展を開催することになりました。ただいま必死になって、準備を進めています。
佐竹保雄写真展「わが“やましな”の記憶」
福田静二写真展「煙の旅 はるか」
とき/11月11日(木)~15日(月)・17日(水)10:00~16:30
※ご注意! 今日になって最終日の16日(火)が月一回の休館日に当たることが判明、館からのお詫びとして、翌17日(水)を代わりの開催日としました。ご注意ください。
ところ/ひと・まち・交流館京都 1階
毎年11月に東京方面からの趣味関係のお客さまが来られる恒例行事があり、毎年、何らかの“おもてなし”をしていますが、ことしは、佐竹さんとも相談して、ちょっと規模の大きな写真展を企画しました。 ▲佐竹さんの「東北展」でもお馴染み、河原町正面バス停前、ひとまち交流館京都
テーマは百出しましたが、ここはやはり“原点”に回帰することで、佐竹さんが昭和25年から数えて181回も撮影に行かれた山科をテーマとすることにしました。山科、と言えば即C62つばめとなりますが、佐竹さんからの注文は「特急より、目立っていたのは貨物です。電化後も含めて、さまざまな列車を紹介してください」でした。確かに、華やかな優等列車の影で、黙々と日常の乗客を運び続けた普通列車や、戦後日本の物流の大動脈として、日夜に渡って運転された貨物列車こそ、当時の東海道本線の正しい姿だと思います。さらに、山科に限らず、佐竹さんが精力的に撮影された京都周辺、滋賀、大阪、兵庫の列車や、意外な私鉄まで、昭和30年前後の鉄道の克明な記録です。もちろん佐竹さんの膨大な記録のなか、ほんのわずかな出展に過ぎませんが、昭和30年前後の貴重な記録を、じっくりご覧ください。
その一角をお借りして、不肖、私も写真展をさせていただきます。もちろん、佐竹さんには及ぶべくもありませんが、私なりの写真としました。百人いたら百通りの“撮り方がある。なら私は101人目の撮り方をしようと、うぬぼれ観満載の写真展としました。
「デジ青」投稿もままならず、読者の皆さまにはご心配をお掛けしています(誰もいないか?)が、佐竹さん、私も、全日会場に詰めています。ご都合のいい時に覗いてください。
▲投稿2時間前の準備作業状態、明日は朝から設営作業、有志の方にご協力をお願いしていますが、少しでもスムーズに作業できるよう、いまもガンバッテいます。そもそも“費用は掛けずに手間掛ける”が身上なので、直前の準備はいつもたいへんです。
なお、ネットではすでに告知されています。
11月11日〜16日 佐竹保雄写真展「わが“やましな”の記憶」開催|鉄道イベント|2021年11月2日掲載|鉄道ファン・railf.jp
総本家青信号特派員さん
お待ちしていました!
楽しみしていました
いつ行こうかな~
出来れば、在廊される日にしたいと思っています。
決まりましたら、教えて下さい。
廣瀬さま
投稿10分後の速攻コメントありがとうございます。はい、お待ちしております。私も佐竹さんも、全日おります。
こちらこそ、速攻での回答を有り難うございます。空いていそうな日に行こうかと思います。
初日は、忙しそうだし・・・金曜日あたりでしょうか?
さらに速攻のお返事、ありがとうございます。初日は、案外少ないかと思います。お知り合いのKoさんが、初日に来られるかも知れません。昨日、電話をいただきました。
それでは、明日にでもお邪魔させて頂こうかと思います。
折角ですから、午前中を目標に!
廣瀬さま
そのKoさん、今日の設営日に来ていただき、著書を預かりました。またご丁寧に設営作業も手伝っていただき、助かりました。
昨日は、多数の御客様で忙しい中、丁寧に説明頂きありがとうございました。佐竹様の「新作」も拝見出来て、大収穫でした。
総本家青信号特派員様の”京都市電以外”の素晴らしい作品群には、目を奪われました! ”ずっと見てたい”作品の数々で、おなかいっぱいで帰りました。
弊ブログ(サイト内にリンクあり)で、紹介させて頂きましたので、問題などありましたら、ご指示下さい。
お二方の作品は何度も拝見してますが、ほんの一部にしかすぎません。私自身も時期によって目の付け所も異なります。今回はどんな作品に出会えるのか、楽しみにしております。
お手伝いできれば良いのですが、それもままならず、ご無理なさらぬように頑張ってください。
紫の1863様
いつもありがとうございます。今回の特徴は、佐竹さんのネガから(と言っても該当テーマだけですが)見返して、あらたなプリントを起こしています。今まで発表されたものもありますが、“こんなものまで”と思うような、自分としては新発見のものもプリントしています。お会いできること、楽しみにしています。
総本家青信号特派員様
いよいよ開催ですネ。
毎回の事ながら写真展は「準備が大変」だったでしょうネ。
特に今回の写真展は、高名な長老、佐竹保雄様との共同写真展との事ですので、究極の緊張でしょうか。
思い起こせば、佐竹保雄様は小生に取って過去約70年、目標として後を追い続けて決して追い付けなかった「憧れの」師です。
にも拘らず小生自身の「個人的な事情」ではありますが、必見の「写真展」に出向く事が出来ず「切歯扼腕」の心境です。
祈るまでも無く、写真展の大盛況が目に浮かびますが、遠く横浜の地から成功を祈っております。
河さま
いつも、いつも心のこもったコメントを頂戴し、ありがとうございます。はい、写真展慣れ(?)した私ですが、今回はボリュームが違います。かなり疲れました。でも充実感いっぱいです。では、これから設営に向かいます。また横浜の地へご報告いたします。