今日は総本家青信号特派員さんの写真展に行ってきました。今までいろんな写真展に出品されていましたが今回は個展で、これまでの写真展のいわば集大成として構成されていてます。過去にDRFCクローバー会の写真展も開催した祇園西利のギャラリー、会場の3階に上がり、エレベーターの扉が開くとまず目にするのがその圧倒的なボリュームです。100枚以上の作品が待ち構えていて、60年代の蒸機から始まり、四条通の京都市電、江若鉄道、叡電、などいくつかのテーマごとに展示されています。車両だけでなく人も一緒に写し込まれていて思わずにっこりとする写真もあります。一昨日から始まり、もうすでに歴代の会長はじめ、クローバー会のメンバーも続々来られています。会期は25日まで、皆様もぜひお越しください。
私は初日の、19日午後にお邪魔しました。会場に入ると膨大な作品が目に飛び込んできて、圧倒される思いでした。広い視野をお持ちで、分野に偏らずに長く撮影を続けてこられた、集大成ともいえる写真展です。
私などは過去にのみとらわれ、今の鉄道に興味はないと放言しておりますが、総本家様の爪の垢でも頂戴したいものです。
個人的には最近疑問に感じていた「チャイナタウン」の場所が特定でき、望外の喜びもありました。
紫の1863さま
さっそくのご来場、ありがとうございました。“広く浅く”が信条の撮影ですが、それに“長く”が付くと、結構なボリュームになると、改めて思いました。最近の撮影、とくにコロナ禍の最中の撮影は、新しい撮影の視点を見つける、いい機会になったと思っています。
やはり市電は人気がありますね。人だかりができるのは、市電のコーナーです。「チャイナタウン」研究の一助になったようで、良かったです。
事務局さま
昨日は、大雪のなか、坂道を滑りそうになりながら、来ていただき、ありがとうございました。はい、皆さん、点数の多さに驚かれています。ちょっと“盛り過ぎ”の感はありますが、われわれ素人のやる写真展は、まずボリューム感が必要と痛感していました。多くのクローバー会の皆さんにも来ていただき、感謝しています。昨日は、わざわざ埼玉から、実家へ帰省途中のクローバー会のA会員にも寄っていただきました。
初日の19日に顔を出させてもらいました。
名作旧作話題は着きませんが、半世紀以上の昔に、日本の鉄道と風景はどうだったのか、関心と興味が尽きません。
この西鹿児島駅から伊集院方面に夕方、オフィスから退出したミニスカートのOL群が、C61の牽く上り通勤列車の入線を待つ写真が、ひと際印象に残りました。
私が小学校時代を九州で過ごした時代です。
今の鹿児島中央駅は新幹線が到達して近代的な巨大駅になりましたが、九州の人口減やローカル線の衰退など、寂しい話題が止まりません。現に2021年1月に18切符で回った時に近くの隼人駅前が駅前書店も潰れて、ここまで衰退したのだと半世紀前近くを思い出し胸がいたみました。
日本円の通用する力も1970年代レベルに下がったという今年の年明けですが、祇園のギャラリーの写真展を見ながら、美しい各地の懐かしい風景に日はまた昇ることを祈って、感慨深い時期のイベントに顔を出させてもらいました。
K.H.生さんや他のどなたも書かれていませんので、代わりに私がお知らせします。
総本家さんのこの写真は、『鉄道ピクトリアル』996号(2022年3月号)の特集記事に掲載されています。常連さんですから、勿論他のページにも総本家さんの写真が掲載されています。発売されたばかりですから、お近くの書店でご覧ください。
井原さま
ご紹介、ありがとうございます。この前の「ひとまち」の写真展に、P誌の編集長と若手バリバリ社員が、別々に来場されて、今回の特集号の依頼を受けていました。結果的に、同じタイミングでの展示・掲載になりましたが、二重投稿ではありませんよ。
テーマが面白くて久しぶりにピクトリアル誌を買ったばかりでした。
本当ですね。「周遊券のいろいろと鉄道旅の文化」という記事の68頁に使われていますね。
今号は「ディスカバージャパンの時代」特集のテーマが気に入って、私も買いましたがヒット企画になりそうな予感がします。
ほぼ50年前の国鉄が輝いていた最後の方の時代に思えます。
もちろん、私も買いました!
写真展の翌日に買って、特派員さんの写真を見て、ひとり「あれ~」と叫んでいました。
この時期は、ちょうど私が鉄道趣味を始めたタイミングなので、この波に乗って(呑まれて)楽しんできました。 乗り鉄がてら、旧型客車を追いかけていたので、全く観光抜きでしたから、ちょっと趣旨違いですが・・・ しかし、このおかげで企画切符や臨時列車が沢山出てきて、旅行しやすかったです。
20日午後から鑑賞させて頂きました。
質と量に圧倒されました・・・
もう、最初の1枚目から、釘付けです。
客車好きには堪らないです。しかも、オハフ60が「主役」の様に輝く・・・
1歩進む度に、足が止まって、中々進めません。
蒸機、江若、路面と素晴らしい作品が続き・・・
新幹線の作品は、息をのむ光景です。
この作品だけでも、見に来る価値が有ると思います。
また、近場の佳さを再認識する作品も多かったです。
嵐電でこれだけの作品作りが出来るとは・・・と感服。
弊ブログで紹介させて頂きました。
http://hirose13mm.cocolog-nifty.com/bbs001/2022/01/post-81add1.html
すっかり、予定していた時間を、オーバーしてしまいました~
幸い、空いているバスに乗れたのでラッキー。
廣瀬さま
コメント、ありがとうございます。またブログも拝見しました。たくさんの写真を貼っていただき、ありがとうございます。嵐電、と言うのは、失礼ながら優れた沿線風景は一つもありませんね。電車も不細工で、色は最悪と来ては、撮影のハードルは高いです。それこそ“視点を変える”ことが大事かなと思います。
それとオハフ60のこと、私の気づいていないところまで鋭く観察をいただきました。改めて撮影した昭和44年の配置表を見ますと、なんとオハ60は北海道に配置ゼロでした。すべて「フ」付きだったのですね。
特派員様
早速、調べられましたか!
確か、北海道の綱体化は。
最初「広窓」で耐寒にする自信が無かったようで、狭窓のオハフ60を投入しましたが。すぐ後に、オハ62は広窓で投入できるようになりましたので、もう狭窓の時代は終わっていたのですね。
本州向けオハ60の製造初年は、オハフ60より前なのですが、本州が優先されたのでしょうね。
ホンマ「嵐電は面白くない」と思っていましたが、見直しました~ 今更ですが。
名寄で昭和55年に目撃したオハフ60です。
木造客車の3連窓をそのまま移設したみたいな配置ですが、ちょっとサイズ、ピッチが違っていたと記憶します。
私が驚いたのは妻面のプレスリブと、当時はかなり珍しかったプレスドアがそのまま残されていたことでした。
九州では殆どが交換済みでした。
K.H.生さん
早速有り難うございます。
しかも、カラーですね!
車掌室がアルミサッシ化されていますね。
私は22日の午前中に鑑賞させていただきました。
構図のしっかりした、素晴らしい作品が、
圧倒的なボリュームで迫ってきます。
夕暮れ時や季節感あふれるカットの前に立つと
あたかも自分がそこにいる様な錯覚を感じます。
私の好きな路面電車も数多くあり、
撮影のヒントになる作品に触れられて良かったです。
総本家様とは3月に京都市電の写真展を
予定していますので、準備を進めています。
勘秀峰さま
コメント、ありがとうございます。熱心に見ていただきました。また3月度の企画案も早々にありがとうございます。今日は、ギャラリーのオーナーにも来ていただきました。ちょっと大風呂敷を広げておきましたょ。私も明後日に、この写真展が終わったら、3月展の準備に入ります。
総本家青信号特派員様の写真の世界を堪能させていただきました。昔の蒸気や京都市電の写真には圧倒されますが、京都から関西近傍で撮られた視点の豊かさには啓かれた思いがいたしました。話題の車両を有名撮影地で撮るのもいいのですが、鉄道の日常の中に四季や人を活写することは素晴らしいと感じました。
ブギウギさま
鉄博の最新情報も聞かせていただき、ありがとうございます。私も有名撮影地のA地点も好きですが、近場で、気に入った季節、時間帯に、一人で気ままに撮るのも大好きです。写真の巧拙に、距離は関係ありません。とくに、この時期、近場で自分だけの撮影地を持つことの大事さを教えてくれました。
「デジ青」読者の皆さま
1月19日より開催していました写真展「Rail-その先の世界へ」は、去る25日(火)に滞りなく終了することができました。途中、雪が降るなど、たいへん寒いなか、また感染状況がきびしいなか、たくさんの皆さまにご来場いただきました。デジ青のコメンテーターの皆さまにもご来場いただき、親しく話を楽しむことができました。また初対面ですが、「いつもデジ青、拝見しています」と声を掛けていただき、改めてデジ青の認知度を感じるとともに、今後の意気込みと責任を感じています。これからは、投稿に専念します。よろしくお願いいたします。
総本家青信号特派員様
自力での大写真展、さぞご苦労があったかと思いますが、お疲れ様でした。写真展をほとんどやったことがない人間がコメントするのは大変失礼かと思いますが、各作品に気持ちを込めたキャプションを入れるのは大切なことだと思います。年賀状の手書きの部分のようなものだと思います。地元を知り尽くしての撮影はほんの1回限りの訪問客にはない素晴らしいものがあるのではないでしょうか。来訪者との対話が写真展の楽しさ、面白さと言われたことが想像ですがわかるような気がします。ますますのご活躍を期待しております。
準特急さま
コメント、ありがとうございます。キャプションは、写真以上に大変でした。なかなか、当日までに揃わず、全部貼れたのは、会期の3日目の朝でした。ちょうど、その時、“準特急さんがNHK「ニュース9」に出演してる!”の一報がもたらされて、みんなで、スマホの「NHKプラス」で拝見していました。
今回の写真展では、「一時間見てもらえる写真展」を目指しました。私も写真展へ行くとよく経験するのですが、写真そのものは、クォリティが高そうにに見えるのですが、パッと見て終わり、取り付く島もないと言う経験をします。「一時間」のために、まず写真の点数を多くしました。点数が少ないのは、われわれ素人がすると、貧弱な印象になります。可能な限り点数を多くして、賑やかさを演出すると、当然、鑑賞の時間も掛かります。もう一点、すべてにキャプションを付けました。最近の写真展では、キャプションなしで、どう思うかは、鑑賞する側が勝手に思えばいいとする考えもあるのですが、私は逆に徹底的にキャプションを付けて、作者の思いを知っていただくことが肝要だと思いました。“写真を多く、キャプションは全部に”で、一時間は無理でも、30分は在廊していただいたかなと思っています。
一時間ではとてもとても・・・
時間が足りませんでした~
特派員様に説明を伺うばかりか、ご来場の方と話し込んだりして、3時間ほど、おじゃましましたが、見足りないコーナーを思い出して、再度最終日にもお邪魔しました。
鉄道の写真展では、キャプションが充実している方が嬉しい派です。 作品を鑑賞して噛みしめて、さらにキャプションで、2度3度噛みしめられる、おいしさと思います。
しかし、キャプションを充実するのは、大変なご苦労だったのでは、と思います。有り難うございました。
次も楽しみにしています!
廣瀬さま
コメント、ありがとうございます。まさに「一粒で二度おいしい」ですね。写真を見て楽しみ、キャプションを読んで納得、と言う感じでしょうか。廣瀬さんには、いつも熱心に見ていただき、今回は、最後の片付けまでやつていただいて感謝しています。廣瀬さんも、SNSを通じたお仲間や、先輩の方にお会いできて、この場が役立ったようでしたら、何よりでした。
再会や出会いなど、社交場としても写真展は素晴らしいですね。
写真を鑑賞、キャプションを楽しむ、作者の解説、来場された方との交流・・・3度どころか、4倍楽しませて頂きました。
片付けは・・・ピンを抜こうとしたら、手が痛くなりそうな違和感を感じたので、ほとんどお役に立てませんでした。腱鞘炎が小康状態なので、リハビリがてら、やってみたのですが、寒いときはヤバそうです(汗;) これでは、レイアウト設営が危ういです(大汗;)
リハビリしなきゃ・・・ (模型作りの事です)