保存されている名鉄510形

先日用事で愛知県に行った帰りに岐阜で途中下車し、北口駅前広場に静態保存されている名鉄510形を見てきました。1926年に旧美濃電気軌道セミボ510形として造られ、21世紀初頭まで現役を務めていました。1987年には鉄道友の会エバーグリーン賞を受賞した名車ですが、意外にも作られたのは5両だけ、その内3両が静態保存されています。いずれも510形が走っていたところで、美濃町線美濃駅跡に512号が、谷汲線旧谷汲駅跡に514号、そして今回訪れた岐阜北口駅前広場に513号が保存されています。
これらの保存には各自治体が関わっているのでしょうか?やはり個人の力ではなかなか難しいものがあります。ボランティアの有志が自治体と協力して維持していくのが一番良い形ではないかと思います。京阪大津線の名車80形も何らかの形でゆかりのある自治体が関わって保存ができないものでしょうか?

↑ 岐阜駅北口駅前広場の開業10周年を記念して徹明町近くの金公園で保存されていたものが移設されました。

↑ 1996年9月23日千手堂電停で撮影したものです。この時期は現在保存されている512,513,514形が運行していましたが、1997年になると定期運用からは外れたので、最晩年のころとなります。

↑ 岐阜駅北口駅前広場の513号は車内には入れませんが、内部はそのまま保存されており、内部見学台から見ることができます。

↑ 514号はモ750形、755号と並んで谷汲駅跡で保存されています。谷汲駅自体が当時のままの状態で保存されているので、いまにも動き出しそうな感じがします。

↑ 隣接して昆虫館があり、有料ですが、旧谷汲駅は自由に入れます

↑ 美濃駅跡に保存されている512号です。美濃町線にゆかりのあるモ601号、モ593号と共に展示されています。こちらも駅舎、ホームが保存されており自由に見学できます。512号の内部も見られますが、残念ながら座席は撤去されています。

↑ 美濃駅の内部、駅本屋は1923年/大正12年に造られたもので、プラットホーム、線路と共に国の登録有形文化財として登録されています。

保存されている名鉄510形」への15件のフィードバック

  1. おお、偶然です。今日たまたま、古いポジをスキャンしていましたら、揖斐線時代の510形に当たりました。数点スキャンしたなかから、私のお気に入りです。杉木立のなかから、スッと現れた、スカーレットに白の半流電車は、ホントに感動ものでしたよ。

    • 緑の木立の中のこの色は映えますね。私は市内線でしか撮ったことがなかったので、こんな風景が見られなかったのは残念です。

  2. 昭和52ねん12月4日、新岐阜、モ514
    スカーレット1色は、全然似合いませんでした。

  3. 昭和39年9月21日、新岐阜、美濃町線時代のモ515
    当時から連結運転を行っていました。

  4. いろんな時代の510形の写真ありがとうございます。ツートンからスカーレット一色、またツートンに戻りましたが、最初のツートンと後の物は塗分けが違ったのですね。スカーレット一色時代は見たことがありませんでした。おっしゃるように一色は映えませんね。最近単色を採用する車両が増えていますがどれももう一歩です。但し阪急のマルーンは単色でも別格です。

  5. 谷汲駅を出発した510形です。お目当ては連接車だったのですが、いい配色だと思います。フリーの未塗装の小型電気機関車はこの配色をと思っているのですが塗装はいつになることやら!

  6. 塗分けから見て行かれたのは在学中のことですね。私が行ったのは4年前、あたりの様子はあまり変わっていないようです。終着駅の雰囲気がなんともいい感じで、保存も良く、線路もそのままですので、本文にも書きましたがすぐにも動き出しそうな気がしました。

  7. 円い前面も然りですが、その昔はよくあった?円い窓(車内では鏡になったのもあったと記憶しますが)が、良い雰囲気を醸し出していますね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください